コーヒーがおいしい。
ほっこり。
どーもこんばんは
ほっこり。
さてさて、今日は日本代表についてです。
この3月のAマッチウィークでマリ、ウクライナと戦った日本代表。
今回の2試合はただの親善試合ではなく、いわゆる仮想セネガル、仮想ポーランドという意味合い、また最終メンバー発表前最後の代表戦でもあります。
1試合1試合の総括というよりは2試合を通じての総括という形で書いていこうと思うので、まずは2試合のスタメンから並べていきます。
マリ戦
まずマリ戦は、特に前半は停滞という言葉がぴったりの内容ですらありました。
序盤は大島を起点に久保や宇佐美が何度かチャンスを作り出せていましたが大島の負傷退場によりパスの供給源がなくなり、森岡は供給源とも少しタイプが違うので攻撃が完全にどん詰まりになってしまった印象です。
後半は中島翔哉というフレッシュかつ個の力で局面を打開できる選手の投入などもあり攻撃は僅かに活性化して同点弾にこぎ着けましたが、試合全体として高評価する事は難しかった試合だと思います。試合を通じて観ても、マリがそんなに強かったとは思えなかったですし。
一方のウクライナ戦については、ウクライナ自体が欧州予選もギリギリまで突破を争っていた事もあり、普段から欧州で揉まれている事もあってマリより遥かに強いと思える相手でした。
その中で日本の内容もマリ戦よりは遥かに良かったのではないでしょうか。
マリ戦と比較してもウクライナ戦ではピッチを幅広く有効に使えており、何度かサイドからいい形での攻撃パターンが作れていましたので、良い試合だった!と両手を広げる事は出来ずともマリ戦と比較すれば見るべきものも多く多少は光明も差すような試合だったんじゃないかなと感じています。
ただそれもあくまでマリ戦との比較しての話であり、基本的に厳しい内容であった事は2試合共通でした。
さて、やはりこの2試合が終わった上で考えるのは、この2試合が最終メンバーの選考にどんな影響を与えたか、という事です。
まず前提として考えて置きたいのは、いわゆる当確と呼べるメンバー。現段階でワールドカップの23人のメンバー入りが怪我などのアクシデントがない限り当確といえるのは
川島永嗣、東口順昭、中村航輔、吉田麻也、長友佑都、酒井宏樹、槙野智章、昌子源、長谷部誠、山口蛍、大迫勇也、原口元気、久保裕也の13人くらいでしょうか。
今回のメンバー発表時点でブログで書いた当確メンバーの中に中村を追加した形になります。
また1月に書いたメンバーからは乾が外れた形になりますね。
まず言うまでもないでしょうが、今回の2試合でハリルホジッチ監督の評価を確実に高めたと言えるのはまずは中島翔哉でしょう。
初招集ながらも2試合を通じて攻撃にいいアクセントをもたらしましたし、ハリルの求める「点を取る事」という条件もひとまずは達成しました。
また三竿健斗に関してもここから逆転する事は厳しいかもしれませんがハリルの評価は上げたのではないでしょうか。
逆にこれまで当確だと思っていた酒井高徳は少し評価を落としたかもしれません。ただ海外での経験と左右のサイドバックをこなせる万能性は捨てがたいし、何より競合相手がパッとしないので危機的になったわけではないとは思いますが、最初のメンバー発表時点ではメンバーに入っていなかった事もあるので(酒井宏樹が負傷離脱したため追加招集)当確ではなくなったのかな、という印象です。
また代表復帰組である宇佐美貴史、そして最も注目されていたであろう本田圭佑を始め、植田直通、森岡亮太、柴崎岳、小林悠、杉本健勇といった当落線上に位置する面々も、この2試合を通じてのチームの悪い流れの影響もあるにしてもグッと23人入りを手繰り寄せる事は出来なかったと言えると思います。
1つはっきりと言えるのは、この2試合でメンバー選考はますますわからなくなってきたというところです。スタメンも殆ど固まっていない状況ですし。
サバイバルレースと言えば競争があるような感じで聞こえはいいですが、大体強いチームというのはある程度のスタメンは固定出来る状態になっているし、メンバー選考についても誰が選ばれるかというよりも誰が落ちるか、という考え方になってきます。
今回呼ばれていない代表常連組にとってはチャンスとも言えますが、ここまで23人をスパッと予想できない代表はこれまで殆どなかったのではないでしょうか。
そんなこんなで、今日のところはこの辺で...
もっと踏み込んだメンバー選考の記事は、また後日書きたいと思います!
ではでは(´∀`)