G・BLUE〜ブログとは名ばかりのものではありますが...ブログ。〜

気ままに白熱、気ままな憂鬱。執筆等のご依頼はTwitter(@blueblack_gblue)のDM、もしくは[gamba_kyoto@yahoo.co.jp]のメールアドレスまでご連絡お願いします。

強国たるもの強かに〜ロシアW杯ベスト8 ウルグアイ代表vsフランス代表 レビュー〜

避難指示は出てるけど

 

私の家の場合避難場所に行く=川に向かって歩くという理不尽

 

どーもこんばんは

 

さてさて、2日間のお休みを経て今日は遂にロシアW杯もベスト8!

日本代表は激闘の末惜しくもベルギーに敗れてしまいましたが、W杯はまだまだ続きます!

ベスト8の最初の試合はウルグアイvsフランスです!!

 

   

グループステージを盤石の闘いぶりで危なげなく突破した両チーム。

ベスト16ではウルグアイポルトガルを、フランスはアルゼンチンとの大激闘を制し、お互い優勝に向かって邁進する中訪れる大きな試練。ベスト8屈指の注目カードです。

両チームスタメンです。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20180706225039j:image

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20180706225047j:image

   

両チームのスタメンを見た時にこの試合の一つの鍵となるのは、やはりウルグアイの最強ツートップの一角、ベスト16ポルトガル戦でも2ゴールを挙げたエディンソン・カバーニの負傷による欠場でしょう。

ウルグアイにとってはスアレスと並ぶWエースの一角を欠く苦しい台所事情ながらも、カバーニと共に準決勝を戦うべく負けられない一戦です。

一方のフランスは盤石の布陣というところでしょうか。

 

 

 

本日のスタジアムはニジニ・ノヴゴロドニジニ・ノヴゴロドスタジアムです。

今大会ではアルゼンチンまさかの惨敗となったアルゼンチンvsクロアチアや、白熱のPK戦となったクロアチアvsデンマークなどが行われています。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20180706225408j:image

   

前半は傾向として、両者ともにサイドを起点にした攻撃が目立つ展開に

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181103151552j:image

 

 

その中両者ともに、思わず「おぉっ」と声が出るシーンを何度か作り上げましたが、フランスはウルグアイの組織的なディフェンスの前にムバッペらが効果的なスペースを与えられずに手詰まり感が否めず、一方のウルグアイカバーニ欠場の影響でマークがスアレスに集中し、連動性には乏しい攻撃に終始します。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20180706235645j:image

   

そんな中前半40分、フランスはFKからグリーズマンの上げたボールをヴァランが見事なヘディングシュート。これがゴール左に吸い込まれてフランスが先制。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20180707010107j:image

   

ウルグアイも前半終了間際に同じくセットプレーからチャンスを掴むも、これはフランスGKウーゴ・ロリスのファインセーブに阻まれて前半はフランスリードで折り返します。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20180706235655j:image

   

後半、立ち上がりは両者ともにあまり前半とは変わらない構図。お互いに攻めつ守りつつの中、じりじりと時間が過ぎていきます。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181103151620j:image

 

 

そんな中61分、フランスのグリーズマンが放った無回転ミドルシュートウルグアイのGK、ムスレラの目の前で僅かに軌道が変わりムスレラの手を弾き飛ばしたボールはそのままゴールネットへ……

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20180707010056j:image

   

フランスにとって大きな2点目が入ります。

 

2-0になってからのフランスは何段階か攻撃のギアを下げたように感じました。

2-0となった余裕、セーフティーファーストの概念から無理には攻め込まず、器用にパスを回しながら時間を使っていくスタイルにシフト。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181103151645j:image

 

 

一方のウルグアイは、何とか攻めの形を作ろうとはするものの、カバーニ不在の影響はスアレスのパフォーマンスにも影響を与え、スアレスにマークが集中する、スアレスが前線で孤立するという良くない状況に嵌っていきます。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20180707010130j:image

   

アディショナルタイムにはゴディンを最前列に挙げてパワープレイを試みるものの、最後の最後までフランスの隙のない守備陣を崩す事は出来ず、そのまま0-2でフランスがベスト4進出一番乗りとなりました。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20180707010123j:image

   

グリーズマンミドルシュートが決まって2点差となってからは、フランスは完全に試合を終わらせにかかっていました。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181103151712j:image

 

 

今回のフランスは平均年齢の若いチームではありますが、経験という意味では多くのメンバーが前回のブラジルW杯を経験しており、前回大会のベスト8のドイツ戦、ドイツに強かな試合運びを見せつけられて0-1で敗れていた事を糧にし、またサッカー強国に生まれて根付くDNAの働きもあってか、全員がどう振る舞えば2-0で試合を終わらせられるかというのを理解しているように感じました。

これはこれからの日本代表も学ぶべきポイントでしょう。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20180707010225j:image

   

今となってはブラジルと並ぶ優勝候補本命に躍り出たフランス。

あと2試合、レ・ブルーの全てをロシアで誇示する事に期待が掛かります。

 

ではでは(´∀`)