今日は吹田行ってくるね。
どーもこんばんは
さてさて、今回のマッチレビューは当ブログでは初めて取り上げるコンペティション、インターナショナル・チャンピオンズカップ、通称ICCです。
ざっくりとこのICCについて説明致しますと、この大会は2013年から開催されているプレシーズンの大会で、主にチームの調整、新戦力の融合、現有戦力の見極めなどに使われる大会で、アメリカやシンガポールなど複数国で開催されます。
今回は特にW杯のメンバーは少し遅いオフに入っている事もありますから、各チームベストメンバーではなくとも出場チームは超豪華。
様々な若手選手や、ビッグクラブの新しい戦術のテストを視察気分になれるなど、なかなか通な楽しみ方ができる大会です。
さて、そこで今回の対戦カードはバイエルン・ミュンヘンvsパリ・サンジェルマン!
豪華な顔ぶれです。
国内リーグではもはや敵なし。絶対的な強さを誇る両チームは18-19シーズンに向けて新監督を迎えました。
バイエルンは昨シーズン、アイントラハト・フランクフルトを躍進に導いたクロアチア人のニコ・コヴァチ監督。パリはマインツやドルトムントなど、ブンデスリーガでバイエルンを脅かしてきたトーマス・トゥヘル監督を招聘し、今年こそ悲願のチャンピオンズリーグ制覇を目論みます。
両タームスタメンです。
双方ともに多くの主力がW杯の影響で今日の試合には出場していませんが、GKのブッフォンにとっては、これがPSG移籍後最初の試合となります。
またPSGのFW、ティモシー・ウェアはかつてリベリアの怪人と言われACミランなどで活躍したジョージ・ウェアの息子という事もあり、注目が集まっています。
前半はプレシーズンという事もあり、お互い静かな立ち上がり。
どちらかといえばバイエルンの方が主力と言えるメンバーが多めに出ており、ポゼッションでもバイエルンの方がやや優勢ではありますが、ここぞという時のスピードや躍動感では若手主体のPSGが上回っており、先制点も素早い展開からティモシー・ウェアがシュートをゴールに流し込んで1点を先制。
1-0でPSGが1点リードで前半を終えます。
後半に入るとバイエルンが攻勢を強めて試合の主導権を握り始めます。
前線での攻撃の流動性が生まれ始め、セットプレーからハビ・マルティネスが決めて同点に追いつき、1-1になったこの辺りのタイミングから試合は一気にオープンな展開になり、静かに進んだ前半とは打って変わって見応えのある攻防戦が見受けられるようになってきます。
そして67分には有望株と言われ続けながらも、昨シーズンはスウォンジーにレンタルで出されていたレナト・サンチェスがFKを直接叩き込んで逆転に成功。このようなチームで地位を築いていきたい選手達のアピールの場となるのもらICCの見どころの一つです。
その後、プレシーズンならではの怒涛の選手交代ラッシュを行いながら試合は進み、78分には17歳のジョシュア・ザクティーのゴールで3-1。両チーム次世代を担う若い選手を次々に投入しながら、試合はそのまま3-1で終了。新体制の初戦を制したのはバイエルンでした。
アルイェン・ロッベンやフランク・リベリー、ハビ・マルティネスやキングスレイ・コマンなど、主力と言える選手を多く起用していたバイエルンがやはり一枚上手という感じでしたが、PSGの方にも前半の動きを見れば、プレシーズンという事も考慮すれば十分な出来だったのではないでしょうか。
この試合も選手の大量交代や若手選手の続々登場などもあったりして、プレシーズンならではの楽しみが存分に味わえる大会がこのICCです。
この大会はDAZNで中継して、他にも数々のビッグクラブが登場してくるので、DAZNに加入している方には是非オススメしたい大会です!
夏の蒸し暑い夜、まだ少し起きていたい方は是非こちらのブログでお暇をお潰しください…
ではでは(´∀`)