西野ジャパンの3ヶ月間~これまでの4年間と、これからの4年間~第1回 アギーレジャパン再考【2014.8〜2015.2】

海外でマクドを食した瞬間のあの安心感に名前を付けたい

 

どーもこんばんは

 

さてさて、Jリーグも再開し各地で熱戦が繰り広げられ、欧州の移籍市場も活発化してきている頃ではございますが

 

   

先週此方のマクドで書き上げたロシアW杯全体のテクニカルレポートなるものをイキって更新致しましたので、今回からは連載で日本代表のロシアW杯の戦いぶり、そしてロシアへの4年間の道のりを振り返っていこうと思います。

 

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総括系の記事ではありませんが、此方のブログも読んでもらえると嬉しいナー

 

   

さて、というわけで初回の今回はブラジルW杯を終え、2018年に向けて新たな旅が始まったばかりの2014年8月まで話は遡ります。

 

   

史上最強とも謳われたザックジャパンがグループリーグ最終戦でコロンビアに1-4の惨敗を喫し敗退に追い込まれた後、日本サッカー協会「W杯決勝トーナメント進出経験のある監督」という条件を絞って監督選定の作業に当たりました。

 

その結果、2014年8月に就任したのがメキシコ人のハビエル・アギーレ監督。

 

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母国のメキシコ代表監督として2度W杯ベスト16に駒を進めており、実は協会も2010年の南アフリカ大会の後、当時の岡田武史監督の後任にザッケローニによりも先にアギーレに監督就任を打診していたとされているくらいですから、まさしく満を持しての監督就任と言えるでしょう。

 

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アギーレジャパン最初の4試合では、これまで代表に全く縁の無かった選手を含めて大胆な選手の入れ替えを施行。特に初陣となったウルグアイ戦、そして10月のブラジル戦では「おいおいマジでこのメンバーでブラジルとやんの!?」と言ってしまうようなメンバーで0-4で惨敗してしまいました。(余談かつ私事ですがこのブラジル戦の試合後に当時の彼女から別れを切り出されました。)

 

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(日本vsウルグアイ戦 スタメン)

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(日本vsブラジル戦 スタメン)

 

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しかしこの試合を機に、すぐそこに迫っていたアジアカップに向けて11月の試合ではアギーレはそれまで招集していなかった遠藤保仁今野泰幸内田篤人長谷部誠(8月は招集されていたが怪我で試合前に離脱)ザックジャパンの主力を復帰させ、ホンジュラス戦、オーストラリア戦を結果と内容の両面で満足のいく試合を行い、この2試合のメンバーを軸にアジアカップに挑みます。

 

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アギーレはかなり柔軟な監督で、9月10月の試合でチームが上手くいっていないことを察するや否や、前述のように遠藤を代表に戻してチームを安定させるなどいざ本番となれば選手、チームに1番あった戦い方に導くことができるという意味ではかなり優秀な監督でした。

 

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実際、この2015アジアカップの日本代表は歴代でもかなりの強さを誇っていたと思いますし、今思えばザックの良さとハリルの良さを上手く中和させたようなチームで、さらに言えば西野ジャパンのロシアでの戦いぶりはこのアギーレジャパンにも近いような気がしました。

 

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(アジアカップ2015、主力メンバー)

 

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しかし連覇を期待された日本代表は、グループリーグこそ3戦全勝と圧倒的な戦績で突破を決めたものの、ベスト8のUAE戦で圧倒的に試合を支配するもののゴールがどうしても遠く、結局PK戦の末敗れてベスト8で敗退。

 

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さらに追い討ちをかけるように、アギーレがスペインで監督をしていた際の八百長疑惑が持ち上がった事もあり、日本サッカー協会アジアカップ終了後にアギーレの解任を決断します。

 

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これまでアギーレを含む6人の代表監督の下でプレーして来た遠藤を始めアギーレに好意的なコメントを発していた選手も多くアジアカップの結果は失敗だったとはいえ、ロシアに向けて希望の見えるサッカーにはなりつつあった中ではありましたが、アギーレジャパンはわずか半年足らずで幕を閉じる事になりました。

 

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私個人の見解としては、アギーレ就任時と9月10月の代表戦を見る限りでは否定的な意見を持っていました。

ただその4試合でアギーレ本人の抱く理想が日本代表と合わないと見るやいなや、アジアカップ前最後のAマッチである11月の2試合とアジアカップ本戦では「今の日本に一番合う方法」にチームを軌道修正させたのを見て、アギーレはいざ本番になれば一番ベターな選択肢に導く事が出来るという意味でW杯向きの監督なんじゃないかと思っていました。

実際、ベスト8と明らかな期待外れに終わったとはいえアジアカップでのチーム作りと采配は(突破の決まっていた第3戦でもフルメンで挑んだ事を除いて)悪かったとは全く思いませんし、ベスト8のUAE戦については監督の力ではどうしようもなかった試合だったと思っています。

解任そのものについては、監督本人の八百長疑惑がシロの可能性もあったとはいえ、本当にクロだった時にシャレにならない事になるので致し方ないとは思いましたが…。

 

   

その後、サッカー協会は再び後任人事に追われます。

ミカエル・ラウドルップワルテル・マッツァーリらの名前が挙がったものの、最終的にはアギーレ招聘時のポイントにもなった「W杯で決勝トーナメントに進出した事のある監督」であるヴァイッド・ハリルホジッチ監督を招聘したのでした。

 

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…第2回に続く!