大阪まで行くと大した用事じゃなくてもとりあえずラーメンだけ食ってくかってなりがち
たとえその日ぼっちでも…。
どーもこんばんは
さてさて、昨日の大阪ダービーの興奮と余韻の冷めやらぬ中ではありますが、Jリーグは本日も開催中です。
本日のマッチレビューは鹿島アントラーズvs川崎フロンターレの試合になります。
前節にて広島がG大阪に敗北した為、遂に広島を首位から引き摺り下ろした川崎。
川崎がやるべき事は追う立場ではなくなり、優勝を果たした昨シーズンともまた違う逃げ切る事が求められるようになった川崎としては、土曜日の試合で広島が柏に敗れたこの追い風に乗って一気に差をつけたいところです。
一方の鹿島は現在公式戦7連勝中。ACLでは今週水曜日に水原三星に劇的勝利を収め、リーグ戦でも一気に3位まで浮上するなどここに来て上昇気流に乗りつつあります。
数字上では一応優勝の可能性も残ってはいますが、とりあえずは来年のACL出場圏内確保の為に負けられない試合です。
昨シーズンは最終節まで優勝を争い、最後は得失点差で優勝が決まるほどの激しいデッドヒートを演じた両チーム。
勝点差に開きは多少ありますが、お互いに負けられない理由を抱えながらの2位と3位の直接対決です。
両チームスタメンです。
10月ではありますが、気温は39度にまで登るという季節外れの猛暑日となった気候も試合に影響を及ぼすかもしれません。
「鹿嶋の日」に制定されてる10月7日に行われる試合は鹿島のホーム、カシマサッカースタジアムにてキックオフです。
最強攻撃陣の一角、家長昭博を出場停止で欠く事を不安視されていた川崎ではありますが、試合は序盤から川崎が圧倒的にボールを支配して鹿島ゴールを脅かします。
8分にはエウシーニョのグラウンダーのクロスに小林悠が合わせますがこれはポストに阻まれゴールとはならず。しかし川崎がペースを握ったまま試合を優位進めていく展開で鹿島に思うような攻撃をさせる時間を与えません。
猛暑の為に設定された給水タイムを挟んだ後、少し鹿島も攻める時間は訪れましたが再び決定機を掴んだのは川崎。36分、小林がエリア内で倒されたPK獲得。しかし小林自ら放ったシュートは鹿島GKクォン・スンテに阻まれてゴールならず。
終始川崎ペースで進んだとは言えども、鹿島もさすがと言うべき守備力と粘り強さを見せて失点は許さず、0-0で得点は動かないまま前半終了。
後半は鹿島も攻撃の流れを掴む時間も増え始めて一進一退の展開に。時間と共に激しくなっていく試合は審判もろともヒートアップの一途を辿ります。
とはいえ、鹿島はACLや天皇杯、ルヴァンと並行しながらの過密日程。さすがにじわじわと疲労の色が見え始めます。一方の川崎にも小林の負傷退場というアクシデント発生。猛暑の試合は益々消耗戦と化す事に。
しかし小林の負傷退場でプランが狂った川崎は、ここから試合の主導権を鹿島に譲る事となります。アディショナルタイムには阿部浩之がこの日2枚目のイエローカードで退場。1人少ない中で終盤の鹿島の猛攻を受けますが、何とか耐え抜いて試合はスコアレスドロー。両者勝点1を分け合う形になりました。
痛み分けという言葉がありますが、両チーム共に今の順位などの状況を考えれば悪くはないと言える結果だったのではないでしょうか。鹿島のACL争いを見てもライバルとなりうるC大阪や札幌は敗れましたし、川崎も広島が敗れた為これで単独首位です。
とはいえ、川崎にとっては小林悠の負傷具合がはっきりしない事と次節神戸戦は阿部浩之と守田英正が揃って出場停止になってしまった事は少し影響があるのかもしれません。ともかく、広島の独走で決まりかなと思われていた今年のJ1優勝戦線もここに来て混戦と化してきましたね。益々楽しみが増えてきましたね。
ではでは(´∀`)