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J1リーグ残り5節!いよいよわからなくなってきたJ1クライマックス大展望〜残留争い・前編〜

もしマジで柿谷がガンバ来てたら色々どうなったんだろうってたまに思う

 

どーもこんばんは

 

さてさて、現在は国際Aマッチウィークの為に1週間のお休みをしているJ1リーグ

 

 

 

この中断期間が開けたらいよいよ残り5試合。J1は怒涛の終盤戦に突入します。

 

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そこで前回、クライマックス大展望として優勝争いをフォーカスさせて頂きましたが、今回は残留争い編でございます。

ではまず、改めて第29節終了時点での順位表をご覧下さい。

 

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1位 川崎フロンターレ (57)

2位 サンフレッチェ広島 (56)

3位 鹿島アントラーズ (46)

4位 FC東京 (46)

5位 北海道コンサドーレ札幌 (44)

6位 浦和レッズ (42)

7位 ベガルタ仙台 (42)

8位 セレッソ大阪 (41)

9位 清水エスパルス (40)

10位 横浜F・マリノス (38)

11位 ヴィッセル神戸 (37)

12位 ガンバ大阪 (36)

13位 湘南ベルマーレ (35)

14位 柏レイソル (33)

15位 ジュビロ磐田 (33)

16位 名古屋グランパス (31)

17位 サガン鳥栖 (30)

18位 V・ファーレン長崎 (28)

 

(札幌、C大阪、湘南、磐田は1試合、名古屋は2試合の未消化試合がある為暫定順位です。)

 

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上にリンクを貼った第25節終了時点での残留争い展望から状況は一気に変動しました。その時点では残留争い対象チームを湘南、横浜鳥栖G大阪長崎の6チームに絞っていたのですが、そこからの4試合でG大阪が4連勝(25節を含めると5連勝)。

 

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横浜も3連勝を飾り、最下位長崎も2勝1分1敗と上昇気流に乗り始めた一方、7連勝で一度は残留争いを脱したように思われた名古屋がここに来て3連敗と再びブレーキがかかり、そこに5連敗を喫した神戸と5試合勝ちのない磐田が本格的に残留争いに参戦して残留争いはますますカオス化の一途を辿ります。

 

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ラスト5試合を残したこの段階で降格の可能性が現実的に残されているのは10位横浜以下の9チーム、即ち半分のチームだと考えています。

ではポイントとなる項目毎に見ていきましょう。

 

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①残り試合

 

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ではまずはここで、対象の9チームの残り試合を確認していきましょう。

 

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横浜

30節 vsG大阪(A)31節 vsFC東京(H)32節 vs長崎(A)33節 vs鳥栖(A)、34節 vsC大阪(H)

 

神戸

30節 vs川崎(A)31節 vs名古屋(A)32節 vs鳥栖(H)、33節 vs清水(A)、34節 vs仙台(H)

 

G大阪

30節 vs横浜(H)、31節 vs浦和(A)、32節 vs湘南(H)33節 vs長崎(H)34節 vs柏(A)

 

湘南

30節 vs札幌(H)※28節 vs磐田(A)、31節 vs清水(H)、32節 vsG大阪(A)、33節 vs浦和(H)、34節 vs名古屋(A)

 

30節 vs名古屋(H)31節 vs川崎(A)32節 vs鹿島(H)、33節 vsC大阪(A)、34節 vsG大阪(H)

 

磐田

30節 vs長崎(A)※28節 vs湘南(H)31節 vs広島(H)、32節 vsFC東京(A)、33節 vs札幌(H)34節 vs川崎(A)

 

名古屋

30節 vs柏(A)※18節 vs札幌(H)31節 vs神戸(H)、※28節 vsC大阪(A)、32節 vs清水(A)、33節 vs広島(A)34節 vs湘南(H)

 

鳥栖

30節 vs仙台(A)、31節 vs長崎(H)32節 vs神戸(A)33節 vs横浜(H)34節 vs鹿島(A)

 

長崎

30節 vs磐田(H)31節 vs鳥栖(A)32節 vs横浜(H)33節 vsG大阪(A)、34節 vs清水(H)

 

※は延期された未消化分の試合です。

オレンジに着色しているのが残留争いの直接対決ピンクに着色しているのが第29節終了時点で5位以上の上位チームとの対戦です。

 

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ざっと見た時に、鍵を握るのはG大阪と長崎になるでしょう。別に私がガンバファンだからという訳ではなく、この2チームは残り5試合の内に残留争いの直接対決と言える試合が4試合ある為、この2チームの結果は勝つにしても負けるにしても残留争いに直接影響を与える事になると言えます。

 

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残留争いをしているという事は今シーズンのチームとしての出来がよろしくない事も同時に意味する為、今年はぶっちぎり最下位のチームも居ないので2012年のアルビレックス新潟の最終節のように「容易な残り試合」を計算する事は出来ないんじゃないかなと思われます。

 

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ですが上位チームとの対戦を多く残す事は間違いなく不利に働くでしょうし、特に川崎、鹿島との直接対決を残す柏と、広島、川崎との直接対決を残す磐田は厳しい残り試合となっています。

 

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特に磐田は川崎戦が最終節に予定されており、加えて鳥栖は上位陣との試合こそ少なくとも最終節に鹿島戦が組み込まれている為、この2チームは何としてでも33節までに安定圏内まで進む必要があります。

 

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また、最終節には柏vsG大阪、名古屋vs湘南が予定されているので、状況次第では更にとんでもない争いになってしまうかもしれません。

個人的に注目なのが中断明けの次節、第30節のG大阪vs横浜のカードです。

 

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ここに来てG大阪は現在5連勝中で、横浜も好調を維持して3連勝中。この試合は残留争いの大きな分岐点となる可能性が高く、この直接対決に勝利した方は「残留争いから抜け出した」と思ってもいいかもしれません。

逆に敗れれば連勝の勢いも削がれる事に繋がりますから、一気に降格戦線に再び転げ落ちる可能性も否めません。

今後の鍵を握る、重要な意味を持つ試合となる事は間違いないでしょう。

 

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②未消化試合の扱い

 

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平成最終年となった2018年は自然災害の多い年でもありました。地震や豪雨、相次ぐ台風…。

そしてJリーグの日程もその影響を受けており第18節と第28節の一部試合が延期となっていて、残留を争うチームでは湘南、磐田が1試合、名古屋が2試合の未消化試合を抱えている状況です。

 

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その為、未消化分の結果次第では最大で湘南は10位、名古屋は11位、磐田は12位まで浮上出来る可能性を持っており、これはこの3チームにとって希望の拠り所ともなれるポイントであると同時に横浜、神戸、G大阪辺りがまだまだ降格の可能性も十分にあると言える根拠の一つにもなり得ます。

 

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そう考えると一見、湘南、磐田、名古屋が有利にも見えますが疲労も溜まるこの終盤戦に於いて1試合追加で挿入される影響というのは決して小さくありません。しかも湘南はルヴァン杯、磐田は天皇杯で勝ち残っていて、名古屋に至っては消化試合が2試合もある事を顧みれば過密日程は避けられず、厳しいスケジュールを過ごす事になるでしょう。

 

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そもそも、試合数が少ないから有利と言う声はよく聞きますが「残留を争っているチームがその未消化試合で勝てる保証って何?」というのが私の意見ですし、特に湘南と磐田は消化試合での直接対決となりますから、この未消化分が当事者に、そして残留を争う他のチームにどう影響するかは読みかねる部分があります。

 

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勿論、一時期の名古屋の7連勝のように上昇気流に乗れればこの過密日程も良い方向に向く可能性だってあるとは思いますが、例えば今の磐田はチームとして悪循環に陥ってるとも言える状況です。プラスに作用するか、マイナスに作用するかはこの中断期間でのチーム調整にもかかってくる事でしょう。

 

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残留争い考察編も2部構成でやらせて頂きます!続きは次回!次も見てねよろしくね。

ではでは(´∀`)