今日は多分マッチレビュー二本立て。
どーもこんばんは
さてさて、本日は遂にAFCチャンピオンズリーグ決勝!鹿島アントラーズvsペルセポリスです!
Jリーグ屈指の強豪と誰もが認めるチームである鹿島は先日の準決勝で水原三星との激しいシーソーゲームを制し、遂に決勝戦まで駒を進めました。
ここまでくれば、もう求めるものは優勝のみ。その事は他でもない鹿島が一番良く理解しているでしょう。イランの首都、テヘランでの10万人規模の大アウェイが予想される第2戦を少しでも楽に戦うべく、何としても勝利が欲しいホームでの第1戦になります。
鹿島のスタメンです。
鹿島はU-19日本代表から安部裕葵が復帰。3位決定戦を残す代表チームを離れてまでこの決勝を戦うので、気迫も人一倍と言えるでしょう。
対戦相手のペルセポリスはロシアW杯に出場したイラン代表選手を多数揃えており、アジア屈指の実力を持つチームの一つです。
会場は茨城県、カシマサッカースタジアム。25周年を迎えるJリーグの歴史を見続けてきたスタジアムで、今新たな歴史を刻もうとしています。
立ち上がりから鹿島はペルセポリスのスピード感溢れる攻撃に苦しみ、開始10分までの間にCKを3本献上するなど劣勢を強いられます。
14分には左サイドからのチャンスをペルセポリスサポーターの乱入によって阻まれるなどの不運もあった鹿島ですが、ペルセポリスの攻撃を耐えながら上手くカウンターを繰り出していく展開。31分にはセルジーニョが惜しいシーンを作り出したもののゴールならず。前半はスコアレスで終了します。
後半は今度は鹿島ペース。48分には流れるような攻撃から最後はレオ・シルバがシュートを放つものの僅かに枠を逸れてゴールならず。しかし前半同様、両チームともにオープンな展開が続きます。
その後もサイド攻撃を中心にチャンスを創り出す鹿島。そして遂にその時が訪れます。58分、右サイドからレオ・シルバが土居聖真どのワンツーで抜け出すと、レオ・シルバが今度はゴール左隅にグラウンダーのシュートを決め切って鹿島が先制!
その直後にも、抜け出した鈴木優磨の折り返しをセルジーニョが流し込んで2点目…かと思いきやこれは鈴木のオフサイドでノーゴール。ですが確実に試合は鹿島ペースに。
70分、相手のクリアからのルーズボールを三竿健斗が再び中に入れると、今度こそセルジーニョが文句無しのゴールを叩き込んで鹿島が追加点。夏から加入したセルジーニョはこれでACL5試合連続ゴール!
2-0になってからの鹿島はアウェイゴールを許さないさすがの試合運び。2-0を維持するどころか相手にレッドカードまで出させるこれ以上ない試合の終わらせ方で試合終了。鹿島がACL制覇に向けて、大きな勝利を挙げました!
ペルセポリスのスピードにやや押され気味で劣勢展開だった前半から後半は見事に流れを奪いましたね。前半のペルセポリスの猛攻を耐えた守備陣も、レオ・シルバのゴールのような流動性ある攻撃を見せた攻撃陣も見事でした。
何よりも先制点を取った後の鹿島の試合展開の巧さはJリーグファンの皆様が知るところ。これぞ鹿島…そうとも言えるような試合運びで、何よりアウェイゴールを許さずに試合を締めた辺り鹿島感を感じました。
あと一つ、あと一つです。
浦和レッズ、ガンバ大阪に続く日本勢のアジアチャンピオン誕生はもう目の前。鹿島のタイトルコンプリートが迫っています。
カシマスタジアムも行ってみたいなー。
ではでは(´∀`)