一度も使った事ないけど何故か覚えてるフレーズ、邪神降臨。
どーもこんばんは
あっ、遊戯王の話です。
さてさて、長かったJ1リーグもいよいよ今日で最終節となります!
今回のマッチレビューは残留争い真っ只中の一戦、名古屋グランパスvs湘南ベルマーレの直接対決です!
現在15位のサガン鳥栖と勝点で並ぶ14位湘南と16位名古屋。柏レイソルとV・ファーレン長崎の17位以下は確定している為、両チーム共自動降格はありませんがJ1参入プレーオフの可能性があるので白熱のサバイバルマッチが予想されます。
各チームの残留確定条件は此方をご覧下さい↓
名古屋はあれだけの大型補強をしたのに、湘南はせっかくルヴァン杯を制したのに降格の憂き目を見る訳にはいきません。
両チームスタメンです。
思い返せば2016年、同じくJ1最終節にて当時既に降格が決まっていた湘南が名古屋を3-1で下して名古屋のJ2降格が決まるという試合がありました。
会場はあの時と同じパロマ瑞穂スタジアム。今回はどんな結末を迎えるのでしょうか。
前半はお互い積極的に人にアプローチをかけ、特に湘南は持ち前の激しいプレッシングを掛けていく展開が続き、ポゼッション志向の名古屋にとっては中々ボールが落ち着かない好ましくない流れが続きます。
膠着状態で迎えた19分、試合は動きます。梅崎司からのパスを受けた金子大毅がマイナスのクロスを入れると、中央でフリーになっていた菊地俊介がハーフボレーで合わせて湘南が先制。
名古屋は失点直後にガブリエル・シャビエルが決定的なチャンスを掴むもののゴールを決め切れず。逆に37分、山根視来がランゲラックに倒されて獲得したPKを梅崎がきっちり決めて湘南が追加点。湘南が2点リードと狙い通り以上の形で前半を終えます。
攻めるしかなくなった名古屋は後半開始から相馬勇紀を下げて前田直輝を投入。前がかりになっていくものの時折湘南の鋭いカウンターを浴びて大ピンチを迎え、58分には玉田圭司が迎えた決定的なチャンスもGK秋元陽太の正面に力無いシュートを放ってしまいます。
しかしその前がかりな姿勢が遂に功を奏したのは67分、ジョーが自ら倒されて得たPKを決めて1点を返して1-2。これでジョーは今シーズン23得点目となり、2003年のウェズレイを上回って名古屋のシーズン記録を更新。
残留争いはここから、一気に激動の展開を見せます。75分、ゴール前の混戦からハンドで湘南が名古屋にPK献上。
まさかのPKおかわり。これをジョーが1点目と全く同じコースに決めて2-2。遂に2-2。試合を振り出しに戻し、白熱の残留争いは更にカオスレースへ。
残留を争う磐田と鳥栖は共に引き分けているという一報。
瑞穂では84分、ゴール前の混戦からのこぼれ球をガブリエル・シャビエルが強烈なシュート。しかしこれは湘南DF岡本拓也が体を張った渾身のブロックを見せるなど、まさしくお互いの全てを懸けた残留争い特有の必死感を感じる手に汗握る熱い試合が展開されます。
磐田と鳥栖が引き分けている為、このまま終われば16位が決まってしまう名古屋は最後まで猛攻を仕掛けますが湘南の決死の守備がゴールを許さず。試合は2-2の引き分けで終了し、これでまず湘南の残留が決定。
続いて鳥栖が鹿島と引き分けた事で鳥栖の残留も決まり、残すは1-1でアディショナルタイム目安の4分になろうとした磐田の結果に委ねられます。
そして…
後半49分、川崎2-1磐田。
その一方がパロマ瑞穂スタジアムにもたらされると、つい数秒前までお通夜のような空気だったスタジアムに歓喜の輪が!
これで名古屋の残留も決定し、残留争いは5チームが勝点41で並んだ結果、得失点差で横浜F・マリノス、湘南ベルマーレ、サガン鳥栖、名古屋グランパスが残留決定。そしてジュビロ磐田がJ1参入プレーオフへの参入が決まりました。
名古屋は今シーズン12勝していますが、その内の半分以上が夏場の7連勝で稼いだものとなっています。
そしてその7連勝期間中にに磐田のホーム、ヤマハスタジアム行われた磐田vs名古屋は名古屋が1-6で圧勝。奇しくもこの試合の結果が最終順位にそのまま反映された形になりました。
何にせよ、今年の残留争いは本当にハイレベルでした。16位のチームが勝点を40台に乗せたのは史上初めての事ですし、また最下位のV・ファーレン長崎が清水エスパルスと引き分けて勝点を30とした事で、J1が18チーム34試合となって以来初めて全チームが勝点を30以上にした事になりました。
今年からJ1・J2の昇降格制度が変更された為、磐田にはまだプレーオフが残っています。ますます目が離せなくなりましたね。
名古屋の試合終了後ほんと面白かった。
ジョーさん泣いてた…。
ではでは(´∀`)