白い巨塔〜FIFAクラブW杯準決勝 鹿島アントラーズvsレアル・マドリード レビュー〜

結局モンスターハウスはどう決着するのかしら

 

どーもこんばんは

 

スイヨッォウビヌォダウントゥァゥン…

 

さてさて、本日のマッチレビューはお待ちかね、FIFAクラブワールドカップ準決勝、鹿島アントラーズvsレアル・マドリードです!

 

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準々決勝ではメキシコの強豪、グアダラハラを3-2で下して準決勝に駒を進めたアジア王者の鹿島。

昨日、開催国枠として出場しているUAEアル・アインFCが南米王者のリーベル・プレートを破った事は一つの追い風となるかもしれません。

 

 

 

そんな鹿島の相手は世界屈指の名門、欧州王者のレアル・マドリードです。

2016年、クラブW杯決勝で実現した鹿島vsレアルの激闘は未だに記憶に新しいところで、鹿島としてはそのリベンジを果たしに行く格好となります。この時点で非常に熱い展開ですね。

 

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クリスティアーノ・ロナウドの退団、そして勇退したジネディーヌ・ジダン監督の後を継いだフレン・ロペテギ監督が解任されるなど今シーズンは混迷の中にいるレアル。それだけにこのクラブW杯を制して一つの勢いと流れを創り出したい思いは強いでしょう。

C・ロナウドが退団しても、今シーズンバロンドールを獲得したルカ・モドリッチを筆頭に、セルヒオ・ラモスギャレス・ベイルなどやっぱりスーパースター集団である事は変わりません。

 

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UAEの地で行われる運命の一戦。果たしたどのような結末を迎えるのでしょうか。

両チームスタメンです。

 

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鹿島はグアダラハラ戦からスタメンを2人変更してきました。

レアルのスタメンは11人中8人が2016年の鹿島戦と同じメンバーで、サンティアゴ・ソラーリ監督就任後初のタイトルを目指します。

 

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本日の会場はUAEアブダビに位置するシェイク・ザイード・スタジアムです。

 

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来年1月のアジアカップ2019では7試合が開催予定。その中には開幕戦や決勝戦また日本代表の第2戦となるオマーン戦も含まれています。

 

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試合序盤、やや動きが重いように見えたレアルに対して少し鹿島が優勢に進める時間が続きます。開始早々の3分にはコーナーキックからあわやゴールにもなりそうなシーンを作るなど、ポイントともされていた開始15分の鹿島は上々の滑り出しをキープ。

 

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立ち上がりは日本テレビ解説の岡田武史氏に「ウォーミングアップしてない」ような状態とも言われたレアルですが、しかして時間と共に段々ギャレス・ベイルら個の力を駆使して牙を剥き始めます。岡田氏曰く「ウォーミングアップ終わった」状態。

 

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ですが鹿島は鹿島で、レアルの攻撃にも昌子源、チョン・スンヒョンを中心としたディフェンス陣が慌てる事なく落ち着いて対処。決定的なピンチにまでは至らず、拮抗した展開を保ちながら試合を進めます。

 

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しかしこのまま前半も終わるかと思った44分、ルカ・モドリッチのパスを受けたベイルがマルセロとワンツーでは鹿島DFを突破。そのまま独力で抜け出して最後はゴール右隅にきっちりとシュートを流し込んでレアルが1点先制。

 

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悪くない展開から失点を喫するという嫌な流れと嫌な時間帯の失点、1点ビハインドで折り返す事は予想していても、流れとしてはマズイ形で前半を終えてしまいます。

 

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後半から鹿島は永木亮太を下げ、サイドバック西大伍ボランチに上げた上で内田篤人を投入。

しかしそもそもの実力差のあるチーム同士の対戦で、一度格上のチームに傾いた流れを取り戻すほど難しい事はありません。49分にカリム・ベンゼマが迎えた決定機は山本脩斗のスーパークリアで防ぎましたが、53分にはその山本脩斗の安易なGKへのバックパスにベイルが反応。更にベイルに詰めたチョン・スンヒョンも対応を誤ってしまい、そのままベイルが無人のゴールにシュートを流し込んで2点目。

 

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こうなれば試合の流れは完全にレアル。55分、モドリッチが競ったボールをゴール前中央でマルセロが拾うと、溜めて溜めてDFラインをズレさせてから通したパスをベイルがもう「ズドーン!!」って感じで叩き込んでベイルさんハットトリック達成。60分にはベイルはお役御免という事でベンチに下がり、C・ロナウドの居ないレアルの新たな攻撃の核は先制点から11分間でハットトリックを残してピッチを去りました。

 

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その後のレアルはいくら不調でもやっぱりレアルはレアル…とも言えるように、うまく自分達でボールをキープし続けながら試合を進めていきます。逆に言えばペースを落としたとも言えるので、鹿島も少し前に出られるようにはなりましたがレアルも中々隙を見せてはくれません。

 

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鹿島の反撃が実ったのは78分、バイタルエリア付近でボールを受けたレオ・シルバのボールを遠藤康が頭で落とし、そのボールをエリア内に持ち出した土居聖真がゴール。一度はオフサイドと判定されたものの、VARによってゴールが認められて鹿島が1点を返します。

 

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何とかあと一点、一点差に迫ってアディショナルタイムに行ければ…という思いで攻め込もうとする鹿島ですが、カゼミーロを投入して守備を整えたレアルの白く厚い壁を最後まで崩す事が出来ず、試合はそのまま終了。1-3でレアルが勝利して2大会連続の決勝進出を決めて3連覇に王手、一方の鹿島は3位決定戦への進出が決定しました。

 

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レアルが緩い立ち上がりだった事もあって、前半は鹿島ペースとも言える展開を作る事までは出来ていました。しかし結果的には前半終了間際の失点により、それまでの鹿島の良い流れというものも全てが反動してしまった形になってしまいましたね。

あのベイルの一発が試合の流れを全て変えてしまったと共に、後半開始早々のミスからの失点の時点で今日の試合の結果は大体決まってしまったのではないでしょうか。

 

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正直なところ、今のレアルの状態を見ても勝つとしたら今のレアル…なんて淡い期待は少しだけ抱いていました。ただやっぱりレアルはレアルで、ベイルとマルセロのシンプルなワンツーでゴールをもぎ取ったシーンが物語るように、組織力では簡単に抗えない世界トップの個を見せつけられたような気がします。

 

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一つタラレバを言うとすれば、もし鈴木優磨が居れば鈴木をスタメンで使い、先制点を取られて流れが悪くなったところでスーパーサブとして安部裕葵を投入出来ていたら…と思ってしまいます。

結局のところ、今日の鹿島の敗因は前半の鹿島ペースが少し中途半端なペースに留まった事と言えるでしょうか。

 

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それでも、レアルから1点を奪えたというのは試合の大方が決していたとしても大きな意義のあるものです。

結果的に3位決定戦ではアルゼンチンの強豪、リーベル・プレートと戦える事にもなりましたから、レアル戦の悔しさを南米王者にぶつけて欲しいところですね。

 

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VARって必要だわ、って改めて思った夜。

最近上にリンク貼ったインスタにロシアW杯観戦記に載せてない写真も載せ始めたので宜しければ是非見てみてください♪

ではでは(´∀`)