換気ってことで開けた窓から入ってきた虫による気付いた時に湧く殺意に名前を付けたい。
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューは欧州サッカー、スペインのラ・リーガ・サンタンデール第23節、アトレティコ・マドリードvsレアル・マドリードのマドリードダービーです!
UEFAチャンピオンズリーグベスト16の1stレグを直前に控え、メンバー構成など両者難しくなってはきますが、首位FCバルセロナを追撃する2位と3位の直接対決という意味でも、そして何と言ってもマドリードの覇権を争う戦いという意味でも負けられない一戦。
両者プレミアリーグ(2人ともチェルシー)を挟んだものの、アルバロ・モラタ、ティボー・クルトワにとっては古巣との対戦ともなりました。
両チームスタメンです。
レアルはコパ・デルレイでのバルセロナとのエル・クラシコ→マドリードダービー→チャンピオンズリーグと強度の高い試合が続く疲労具合が懸念されます。
また、今日はアトレティコのディエゴ・シメオネ監督、レアルのサンティアゴ・ソラーリ監督のアルゼンチン人監督対決ともなりました。
本日の会場はマドリードに位置する、ワンダ・メトロポリターノです。
昨シーズンから稼働を始めたアトレティコの新しい本拠地は、今年のチャンピオンズリーグ決勝の会場となる事も予定されています。
試合は早い段階で動きます。前半16分、トニ・クロースのコーナーキックにセルヒオ・ラモスが合わせに行きますが、アトレティコDFは実に4人もラモスの下に。その結果、そのこぼれ球をドフリーになったカゼミーロが叩き込んでレアルが幸先よく先制点を挙げます。
その後もサイドを中心に攻撃を仕掛けるレアル。試合はややレアル優勢かと思われましたが25分、自陣でボールを奪ったアンヘル・コレアが絶妙なスルーパスを供給し、抜け出したアントワーヌ・グリーズマンが冷静にシュート。これが決まって1-1。
しかし今日のダービーは予想よりも激しく動き続けます。42分、ヴィニシウス・ジュニオールが倒されて得たPKをラモスが落ち着いて決めてレアルが勝ち越し。
前半からスコアの動いた試合は2-1とレアルリードで前半を終えます。
後半開始から両チーム共、ダービーらしく更に試合はヒートアップ。イエローカードも増え、激しいフィジカルコンタクトが多く見られるようになります。そんな中でもアトレティコの落ちない運動量やレアルの落ち着いたボールポゼッションなど、ダービーであると同時に欧州屈指のチーム同士の対戦である事を改めて感じさせる試合展開。
レアルがギャレス・ベイルを投入して試合を決めに行った一方で、アトレティコはビトーロ、ロドリ、ニコラ・カリニッチを立て続けに投入します。しかしその交代が先に実ったのはレアルでした。74分、ルカ・モドリッチの見事なパスに抜け出したベイルが冷静にゴール右隅に流し込んで追加点。残り20分ほどの段階でレアルのリードは2点に。
更にアトレティコには追い討ちがかけられるかのように、トニ・クロースを倒したトーマス・パーティがこの日2枚目のイエローカードで退場。その後は完全にレアルペースというか、レアルが上手く試合を進めて3-1とマドリードダービーを制しました。
終わってみれば前半から、試合を通してレアルが上手く試合を運んだ印象です。特に今日はサイドを起点とした攻撃が良い意味で目立っていましたね。連戦続きの中、良くチームを仕上げられていると思います。
フラン・ロペテギ監督の解任など、色々あった今年のレアルですが、なんやかんやで帳尻合わせのように復活してくる辺り、さすがレアルとでも言ったところでしょうか。
大寒波…。
ではでは(´∀`)