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平成最後にランデブー〜キリンチャレンジカップ2019 日本代表vsボリビア代表 マッチレビュー〜

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なんかいた。

 

どーもこんばんは

 

さてさて、今回のマッチレビューは勿論日本代表戦。日本vsボリビアの一戦です。

 

 

 

金曜日に行われたコロンビアとの一戦は、南米の強豪相手に良い試合を見せてチャンスも多く作ったものの決定力に泣き、逆にPKによる失点を喫して0-1と悔しい敗北となってしまった森保ジャパン。

しかしコパ・アメリカも迫ってきてる今は一喜一憂を繰り返す訳にもいきません。コロンビア戦の良かった部分、悪かった部分を活かしながら、今日のボリビアとの試合に臨みます。

 

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次の親善試合の時にはコパ・アメリカに挑むメンバーも大方固まってきているでしょうし、色々試せる機会としてはある意味で今日がコパ・アメリカ前最後。有意義な試合にする為にも勝利を掴みたいところです。

両チームスタメンです。

 

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事前に報道されていた通り、先日のコロンビア戦から今日はスタメンを全員変更してきました。

今日のスタメン組で森保ジャパン常連と言えるのはGKシュミット・ダニエルとDF三浦弦太の2人のみ。代表デビューとなる畠中槙之輔安西幸輝といった初招集組や、香川真司宇佐美貴史など本格的に代表復帰を目論む選手の熱いサバイバルレースにも注目です。

平成最後の日本代表戦、何としても勝利で終えたいところ。

 

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本日の会場はノエビアスタジアム神戸。関西会場ですね。ヴィッセル神戸のホームスタジアムで、最近はアンドレス・イニエスタダビド・ビジャルーカス・ポドルスキの影響でかなり潤ってるスタジアムです。

 

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2002年日韓W杯では日本側のスタジアムとしては3会場のみだったサッカー専用スタジアムとして3試合を開催。特にベスト16では、ロナウドリバウドロナウジーニョの3Rがベルギーを相手に圧巻のパフォーマンスを見せました。

今は開閉式の屋根を設置していますが、当時はゴール裏は仮設スタンドでしたね。

 

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前回のコロンビア戦ではポゼッションを握られる形になった日本でしたが、今日はボリビアがラインを低めに設定し、リトリート気味の戦法で戦ってきた事もあってボールは常に保持する事が出来ており、今日はボランチゲームメイカーの役割を担う小林祐希のボールタッチ数も自然と増えていました。

 

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一方、ボリビアが後ろに重点に置いた戦い方をしてきた為、鎌田大地や宇佐美、乾貴士らに与えられたスペースは限られており、ゴール前はボリビアの選手が固まっていて事もあって中々ゴール前での決定的なチャンスは作る事が出来ないまま試合は進みます。

 

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結果的に香川も若干低めの位置でチャンスメイクというよりもゲームメイクに加担せざるを得ず、それでも23分には宇佐美の絶妙なパスに乾貴士が切り返してシュートを放ったシーンのように、パスの長短を使い分けて揺さぶりを掛かる事でチャンスを作り出したシーンもありましたが、比較的ゴール前まで迫れたコロンビア戦よりもややフラストレーションが募る形で前半終了。スコアレスで試合を折り返します。

 

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後半も展開としては前半とあまり変わらない展開が続き、70%を超えるポゼッションで何とかボリビアの守備の綻びを炙り出そうとする日本と、ジリジリとした展開に持ち込もうとするボリビアの駆け引きは続きます。

 

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58分には乾のパスが相手DFに当たってイレギュラーしたところを鎌田が抜け出して…というシーンもありましたが、これは相手GKに阻まれてゴールならず。何とか点を取るべく、中島翔哉、堂安律、南野拓実柴崎岳といった森保ジャパン常連組を立て続けに投入して攻撃を仕掛けようと試みます。

 

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そして連携が完成されているとも言える中島、南野、堂安のNMDトリオが躍動し、少しずつ試合にスピードが生まれていきます。迎えた75分、ボールを奪った堂安から南野と繋ぎ、その南野のパスを受けた中島がDFを巧みにかわして一撃。ようやく日本が欲しかった先制点をNMDトリオの連携から奪います。

 

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先制点を得た日本は一つのフラストレーション的なものもある程度解消されたのか、チャンスの数は先制点以前より先制点以後の方がかなり増えていきます。追加点…という訳にはいきませんでしたが、それでも日本ペースは維持したまま試合を締めて日本が平成最後の国際Aマッチを見事制しました!

 

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ボリビアがラインを低く設定した事から、前半は攻撃陣がやや渋滞気味となった流動的な攻撃を中々繰り出せていませんでした。その点、後半…特に選手交代以降はうまく相手DFを釣り出す事で、ボリビア守備陣の綻びを誘い、スペースを創出する事が出来たように感じます。

 

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中島、南野、堂安…このNMDのラインが確立されている事を改めて証明出来た事は一つのポジティブな要素でした。しかし逆に懸念とも言える材料としては、ここの3人が確立されているが故に大迫勇也がいない状況では前半のようなフラストレーションが溜まりがちな試合展開に陥りやすくなっている事でしょう。この2試合はアジアカップも通じての、森保ジャパンの長所と難所が見えた…平成最後の国際Aマッチウィークは、そんな2試合でした。

 

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花粉症の季節に毎年違う病気患うマン

ではでは(´∀`)