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Hammar To Fall〜UEFAチャンピオンズリーグ ベスト8 1stレグ トッテナム・ホットスパーvsマンチェスター・シティ マッチレビュー〜

阪神の今日の試合なんやあれ…。

 

どーもこんばんは

 

DeNAさん…。

あっ、六甲おろしロック風にアレンジしてみました。よろしければ是非…↓

 

 

 

さてさて、遂に全世界のサッカーファン待望の日がやって参りました。今日からUEFAチャンピオンズリーグはベスト8に突入します!

 

 

 

改めて対戦カードを確認しておくと

リバプールvsFCポルト

トッテナム・ホットスパーvsマンチェスター・シティ

アヤックスvsユベントス

マンチェスター・ユナイテッドvsFCバルセロナ

…という4カードに。

そして本日のマッチレビューイングランド対決、トッテナム・ホットスパーvsマンチェスター・シティです!

 

 

 

プレミアリーグではリバプールと激しい首位争いを繰り広げるマンCと、既に優勝争いからは脱落してCL圏内争いを舞台に戦うトッテナムリーグでの立ち位置は異なっている2チームですが、昨季は他でもないマンCがリバプールにこの準々決勝の舞台で敗れ去ったように、リーグとCLはまた別物です。

イングランド勢同士、熱い対決に期待です。

 

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10月にプレミアリーグで対戦した際はマンCが1-0で勝利。果たしてどんな結末の待つ2しあいとなるのでしょうか。

両チームスタメンです。

 

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本日の会場はイングランド、ロンドンのトッテナム・ホットスパースタジアムです。

 

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出来立てホヤホヤの新スタジアム!本来なら今季スタートからの稼働予定でしたが、安全面など紆余曲折の末に3月24日からサッカーの試合で使用され始め、公式戦で最初の使用は4月3日のプレミアリーグクリスタル・パレス戦に。

前述の10月の試合はスタジアム完成まで代替ホームとして使用していたウェンブリー・スタジアムでの試合だったので、それとはまた別の姿が見られるでしょう。新スタジアムで2試合目の公式戦で、当然CLでの試合は初。サポーターのボルテージはまさしく最高潮です。

 

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序盤から両チームテンション高く、トッテナムもマンCに大して積極的に前に出るなど激しい攻防が続きましたが、試合はいきなり大きなハイライトシーンが訪れます。ラヒム・スターリングのシュートをブロックしたダニー・ローズのプレーがVARの末にPKの判定。しかしセルヒオ・アグエロのキックはウーゴ・ロリスのスーパーセーブに阻まれ、まずはこのスタジアムの圧というものを一つ、トッテナムがマンCに対して見せつけます。

 

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やはり新スタジアムというモチベーションには計り知れないものがあるのか、今日のトッテナムのプレッシングは相当効果的で、激しいだけでなく組織的でした。マンCはボール保持は出来ているものの、PKのシーン以外中々決定的なシーンを作りきれず、逆に手数をかけずに攻めていくトッテナムに苦しめられていきます。

 

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それでも、試合が進むに連れて徐々に攻め入る形を作り始めていった辺りはさすがマンC。ただトッテナムも、マンCに主導権を握らせるには至らない程に攻撃を仕掛け続けました。

とにかく時間の経過が早く感じられた前半はスコアは動かず、0-0で後半戦へと向かいます。

 

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後半、トッテナムにアクシデントが発生。大エースのハリー・ケインが負傷退場を余儀なくされ、ルーカス・モウラが投入されます。一方のマンCもGKエデルソンがハイボールをキャッチした着地の際に腰を強打。プレーこそ続行しますが、不安を抱えた状態となった事は否めません。

そしてケインが負傷し、同じタイプのフェルナンド・ジョレンテではなくルーカスを投入して機動力を優先した事、エデルソンのこの打撲が一つの伏線となる事に…。

 

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両チーム激しさを増していく試合展開ですが、マンCはいつものように思うように攻め切れず、トッテナムの機動力を活かしたスピードのある攻撃に苦しめられ続けていきます。マンCもアグエロを下げてガブリエル・ジェズスを投入しますが、明確な活路は見出し切れないまま。

 

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そして試合は遂に78分、バイタルエリア付近でボールを持ったクリスティアン・エリクセンが上手くボールキープをしてマンCのDFラインを釣り上げてから絶妙な浮き玉のスルーパスこれを狙っていたのはソン・フンミンでした。一度ボールは流れたものの、ゴールラインギリギリでボールを残したソン・フンミンがそのまま中央へ切れ込むとそのまま左足を一閃。4月3日、新スタジアムでの初戦でオープニングゴールを決めたソン・フンミンが、この試合でも重要なゴールを決めてみせてトッテナムが1点先制。

 

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アウェイゴールというルールを考えれば、最悪1-1でも引き分けならOK…だけどアウェイゴールというルールがあるからこそ、0-1の敗北だけは絶対に避けたいマンCはレロイ・サネ、ケヴィン・デ・ブライネを同時に投入。しかし最後までトッテナムを崩す事が出来ずに自由な時間を持てないまま試合は終了。試合は新スタジアムで初のチャンピオンズリーグとなったトッテナムが勝利を飾りました。

 

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DAZN解説の水沼貴史氏が試合後に仰っていましたが、トッテナムに関しては「うまくやった」という一言に詰まっていると思います。

ようやく稼働した新スタジアム…そこで発生するモチベーションや高揚感というものは、かえって空回りに繋がる事もありまして(2016年のガンバ参照)。その「非日常感」なるものを、トッテナムのチームとしての出来に上手く直結させる事が出来たのではないでしょうか。

 

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何よりも、マンCの攻撃を凌いで凌いで勝ったのではなく、マンC相手に試合ごと制して勝った点が実に見事で、マンCのポゼッション相手に機動力を武器に戦い抜いた事は評価出来るでしょう。ソン・フンミンやルーカスらの機動力が活きている事を前提に、エリクセンといった違いを作れる選手がいた事でその効力を最大までに高められました。決勝点はまさにその典型だったと思います。

 

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キックオフ5:00かと思ったら4:00やったやんけ。

ではでは(´∀`)