G・BLUE〜ブログとは名ばかりのものではありますが...ブログ。〜

気ままに白熱、気ままな憂鬱。執筆等のご依頼はTwitter(@blueblack_gblue)のDM、もしくは[gamba_kyoto@yahoo.co.jp]のメールアドレスまでご連絡お願いします。

踝が痛い〜UEFAヨーロッパリーグ ベスト4 1stレグ アイントラハト・フランクフルトvsチェルシー マッチレビュー〜

ダビド・シルバってマジで仰ってる?

 

どーもこんばんは

 

ヴィッセルさん止まんねぇな…。

 

 

 

さてさて、本日…令和最初のマッチレビューUEFAヨーロッパリーグ準決勝1stレグ、アイントラハト・フランクフルトvsチェルシーの一戦です。

 

 

 

ヨーロッパのサッカーシーズンもいよいよ佳境。各国リーグの終盤戦やUEFAチャンピオンズリーグもラストスパートに入っている中、元日本代表長谷部誠の所属するフランクフルトが躍進しています。

準々決勝でポルトガルベンフィカに逆転勝利を収めたフランクフルトは、いよいよイングランドのビッグ6にも数えられる強豪、チェルシーと激突。39年ぶりのヨーロッパリーグ制覇を目指す重要な一戦を迎えます。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503051608j:image

 

 

このままフランクフルトが優勝出来れば、長谷部は日本人選手のヨーロッパリーグ優勝経験者は小野伸二以来2人目という事に。長谷部以外にも、ヨーロッパビッグクラブの注目を集める選手を多く擁するフランクフルトがチェルシーとどのような戦いを演じるのでしょうか。

両チームスタメンです。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503051054j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503034911j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503050648j:image

 

 

両チーム、自国のリーグ戦では激しいCL圏内争いを演じている影響もあるのか負傷者が多い状態でこの一戦を迎えます。

そんな中、普段は長谷部を3バックの中央で起用する事の多いフランクフルトは長谷部をボランチに上げ、マルティン・ヒンテレッガーを中央に配置しました。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503050705j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503050702j:image

 

 

本日の会場はドイツ、フランクフルトに位置するコメルツバンクアリーナです。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503035005j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503035012j:image

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503051551j:image

 

 

1925年に建設されて以降、1974年西ドイツW杯やEURO1988を開催。2006年のドイツW杯に向けて改修を行い、同大会では準々決勝のブラジルvsフランスといった大一番を開催しました。

また、2011年には女子W杯の決勝戦を開催。なでしこジャパンアメリカ代表を下し、世界女王に輝いた日本とも縁の深いスタジアムです。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503034042j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503034039j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503034044j:image

 

 

前半はチェルシーがボールを保持しながらもスローペースで試合は進んでいきます。そんな中フランクフルトは効果的なプレッシングからボールを奪うと、緩急を上手く使い分けてリズミカルな攻撃を展開していくなど、展開が目まぐるしく変わっていく試合になっていきます。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503051724j:image

 

 

そして前半23分、自陣でボールを奪ったフランクフルトは素早くカウンター攻撃を開始し、ボールは左サイドのフィリップ・コスティッチへ。そのコスティッチが時間をかけずにクロスを上げると、これにルカ・ヨビッチが頭で合わせてゴールイン。ゴールセレブレーションの膝スライディングこそ失敗してしまいましたが、見事な攻撃でフランクフルトが先制します。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503051631j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503051634j:image

 

 

1点ビハインドを背負ったチェルシーですが、この日はいつもと少し配置を変えたフランクフルトの3バックにオリヴィエ・ジルーが完全に捕まり、ゲームから消されてしまう形になった事もあって、ペドロ・ロドリゲスやウィリアンのサイドからの打開に委ねざるを得ない時間が続きました。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503055932j:image

 

 

しかしそれでも、この力の強さに加えて、ジルーがゲームから消されている状況を上手く使い始めたチェルシーは前半ラスト10分頃には試合のペースを完全に掌握。そして前半のラストプレーとなったCKのこぼれ球をルーベン・ロフタスチークが粘ってから出したパスをペドロがゴールに叩き込んでチェルシーが同点弾。終了間際のゴールで、前半は1-1で終えます。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503051754j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503051757j:image

 

 

前半終了間際のチェルシーの猛攻に耐えきれなかった事が後半も尾を引き、猛攻という程ではなくても試合は完全にチェルシーペースに進みます。フランクフルトも粘って、失点は回避しますが、61分にはこの日ベンチスタートのエデン・アザールが投入され、フランクフルトにとっては更に試練の展開を強いられる事に。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503055954j:image

 

 

しかしチェルシーの猛攻を浴びる…というよりも、フランクフルトが殆ど後半は攻めるどころかチェルシー陣内に入る事さえ許されないまま試合は進んでいき、更に少しの隙を縫ってアザール投入により多彩さの増したチェルシーの攻撃を受ける事になると、フランクフルトには疲労の色も色濃く映るように。

とはいえ、チェルシーも決め切れない現状にもどかしさを感じ始め、両者ストレスを抱えながら試合は終盤戦へ。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503060010j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503060013j:image

 

 

ダビド・アブラハム、ダニー・ダ・コスタ辺りがアザールに対応出来るようになってくると、結局押せ押せの時間帯にややもたついたチェルシーに変わって再び試合はフランクフルトの時間に戻ります。85分には長谷部のパスカットを起点に決定機を迎えますが、これはゴールには結び付かずに試合は1-1で終了。決着はチェルシーホームの2ndレグに持ち越されます。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503060031j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503060034j:image

 

 

アウェイゴールを奪ったチェルシーの方が良い結果を得たようには見えますが、今日の90分を見ての感想としては、引き分けというよりはお互いガッツリと痛み分けだったかな…というのが正直な感想ですね。

フランクフルトとしては前半の試合展開が良かっただけに前半終了間際に喫した1点は勿体無かったですし、一方のチェルシーは押し込む時間帯に押し込み切る事が出来ませんでした。

両チーム、このドローを踏まえて決勝進出チームが決定する2ndレグはチェルシーのホーム、スタンフォード・ブリッジでキックオフです。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190503060042j:image

 

 

最終的にはメッシもよぼうぜ!

ではでは(´∀`)