レベルとしてはハステとワステ〜浦和レッズvs湘南ベルマーレ誤審問題に思ふ〜

寝る時はもうマスクが手放せないです。

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のブログは…川崎vs名古屋のマッチレビューを更新した時点で書いて更新する予定はありませんでしたが、仮にもサッカーブログなんて言って運営している以上、ちょっとこれは書いておきたいなあと思いまして、日付も変わろうとしている今サザン聴きながら慌てて書いています。

 

 

 

…で、もう何となくお察しかとは思いますが、タイトルにもある通り今回のテーマは浦和レッズvs湘南ベルマーレというJリーグ史上にも残るかもしれない一戦で起きた大事件についてです。

 

 

 

まず、あまり詳しくこの試合の経過を知らない方に御説明致しますと、浦和のホーム埼玉スタジアム2002で行われた試合は、浦和は今週行われるACLに向けて主力数名を温存、一方湘南はU-20日本代表との兼ね合いや負傷者の影響で主力数名を欠く中19:30にキックオフしました。

まず試合の主導権を握ったのは浦和で、22分に長澤和輝、25分にはアンドリュー・ナバウトが決めて早々と2点リード。そして浦和が2点目を奪った約6分後、もはや事件と呼ぶ方が適切なシーンが起きます。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190518000357j:image

 

 

高い位置でボールを奪った湘南がパスを繋ぎ、そして前線まで上がってきた杉岡大暉がペナルティエリアの手前でボールを受けると、DFを巧く振り切って左脚を一閃。このシュートはポストに跳ね返った後、反対側のサイドネットを揺らしてゴール…かと思われました(思われましたっていう表現もアレですけど)。

浦和GKの西川周作は、間違いなくゴールの自覚があったのでしょう。1点を取られたという事を前提にしたようなスローイングでボールをセンターサークルに戻します。しかし湘南の選手が喜んでいる中、山本雄大主審と川崎秋仁副審はゴールを認めていない為、プレーを止める笛は吹いていませんでした。この為、西川がセンターサークルに戻したスローイングはパスと判定されてそのままプレーは続行され、ここで判定がノーゴールとなった事がハッキリとし、場内は騒然とします。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190518001829j:image

 

 

湘南サイドは当然のごとく猛抗議。そりゃそうでしょう。今日という日に日本の誰よりも「ウソだろうが!!」って言いたかったと思います。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190518000332j:image

 

DAZNの解説と実況の方も困惑しているようなリアクションで、ノーゴールの判定が正式に下された後は「あってはならない判定」という言葉を残しています。

最終的に試合は、浦和は前述のプレーの流れでナバウトが負傷退場を余儀なくされ、ゲームプランが狂った事、そして湘南が結果的に発奮し、実力を上回る何かを発揮した事で劇的な逆転勝利を収めました。

途中からしか試合は観れてませんが、アディショナルタイムの決勝点のシーンはガンバとサンガが関わらないJリーグの試合で久々に鳥肌が立ちました。今日の湘南ベルマーレは素晴らしいという言葉では済まないほどのものを見せつけてくれましたし、湘南に対して惜しみない賞賛が与えられるのは誰かが率先せずとも自然とそうなる事でしょう。

とはいえ、湘南が勝った、劇的な試合だったね、良かった良かった…と、劇的な試合のスパイス程度でこの誤審というレベルですらない事件を済ませる事は出来ないのも事実です。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20190518001845j:image

 

 

際どい判定というものが発生した時、必然的にジャッジというものは、どちらかのチームには有利に、そしてどちらかのチームには不利に働くものです。その点、基本的に審判にはやや同情出来る点があると思う…という事は、以前の清水エスパルスvsヴィッセル神戸の試合の時にもブログで書きました。


 

 

しかし今回のシーンというものは、際どくも何ともないシーンどころか、オフサイドすら一切絡んでいないシーンなので、サッカーのルールを知らなくなって誤審とわかるシーンでした。似たようなシーンとして、第10節鹿島アントラーズvs清水エスパルス戦で清水の中村慶太のフリーキックがゴールと判定されなかったシーンが挙げられますが、これはこれで酷いジャッジだったとはいえ、主審や副審の位置、そして一応一度はGKクォン・スンテがボールを掻き出したようにも見えたという側面もあるので、まだ「誤審」の範疇ではあると思います。


 

ですが、今日のシーンに関してはそれらのエクスキューズも効かなさそうなシーンであって、そもそもネットはしっかりと揺れている訳です。主審は選手の位置が重なって見えにくくなっていた可能性もありますが、少なくとも副審がそれを確認出来ない状況とは考えられないですし。そして主審にしても、GK西川や湘南の選手のリアクションなど「一方的な反応」ではないリアクションがピッチの中で存在していたので、その部分に違和感を感じ、すぐさま副審、ないしは第四審判などに確認する事だって出来たでしょう。主審だけのせいにするのは少し酷にも思いますが、それとは別に主審の責任も重い事は紛れも無い事実です。

事実、Twitter上ではファンやサポーター、OBや解説者のみならず、浦和と湘南以外の明日試合を控えているJリーガーもTwitterで多くの選手が苦言を呈しているほど。分析っぽい感じで書き始めてみた今回のブログですが、正直分析の必要すらないミスジャッジ…というよりも過失とでも言うべきシーンで、湘南の梅崎司の試合後のツイートにあったように、今回のこのシーンに関しては、湘南の劇的な逆転勝利のスパイスとして、美談として消化される事は決してあってはなりません。

特に今シーズンは今日ほどではなくとも、前述の鹿島vs清水戦やサンフレッチェ広島vs横浜F・マリノス戦などで似たような事が起こっているので、VARの導入を始めとした建設的な議論の養分としていく必要はあるでしょう。

 

 

 

ただ、Twitterに溢れる様々な反響、意見を見て個人的に少し言いたいのは浦和サイドの件に関してです。

Twitter上では、要約すると「浦和も誤審と理解しているだろうから、オウンゴールなり守備放棄なりで1点を湘南に返すべき」という意見が多く見られました。ここまでは個人の意見ですし、最近ではイングランド2部のリーズ・ユナイテッドvsアストン・ヴィラの試合でもそういうことががありましたし、実際にそれを実行した場合の浦和のフェアプレー精神への評価の高まりはうなぎ登りだったでしょう。

しかし、結果的にそれをしなかった浦和に対して「フェアプレー精神」を盾に浦和を批判するのはさすがに酷だと同時に思っています。このようなタイプのフェアプレー精神の行使は、実行すれば当然評価されるべきものであると同時に、実行しない事を責められるべき話でもありません。

確かに浦和からすれば棚ぼたのような失点回避でラッキーと言えるシーンでしたが、この件で浦和が1点を返さなかった事にバッシングを浴びているのだとすれば、それは浦和もただの被害者なのではないでしょうか。今回の件で責められるべきは審判団であって、浦和を責め立てるのはさすがに綺麗事でしか物事を見れていないと思いますし、綺麗事だけで物事を見てはいけないからこそ、今回の審判団にはそれ相応のペナルティがあって然るべしだと私は考えています。あっ、浦和擁護みたいに言ったけどその後3点取られた事については知らんぞ。

 

 

 

長くなったのでざっくり私の言いたい事を纏めると

1.湘南は本当に素晴らしかった。

2.湘南の素晴らしさは讃えられて当然だが、奇跡的勝利で誤魔化して今回のジャッジを美談の一部とする事は許されない。

3.今回の判定はミスジャッジとか、誤審という言葉ですら表してほしくないほどの「事件」だった。

4.かといって、浦和が1点を返さなかった事について批判する事は正当とは言えない。

5.湘南には正直感動すら覚えた。

6.ウソだろうがって言いたい。

7.やっぱVARはいる。

…の7点です。

DAZNYouTubeではJリーグジャッジリプレイも毎週更新していますから、そこでの識者の見解にも注目ですね。

 

 

 

山本雄大主審という、今日のトレンドワードで唯一川栄李奈に真っ向勝負を挑んだ男。副審のがやらかしてる感あるのに…。

ではでは(´∀`)