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緩急、左右、上下。〜J1第16節 ベガルタ仙台vsFC東京 マッチレビュー〜

プレイステーションのマークがPSって事に最近になって気付いた。

 

どーもこんばんは

 

プロスピ当たるかなー。

 

 

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J1リーグ第16節、ベガルタ仙台vsFC東京の一戦です。

 

 

 

2連勝中の仙台は序盤戦は大スランプに陥ったものの、第6節サガン鳥栖戦に勝利して以降はホームで4連勝中。一方、首位を独走中のFC東京久保建英退団の影響もあってか、ここ数試合は攻撃の迫力不足もあって伸び悩みの季節を迎えています。仙台がこの勢いを継続させて下位を抜け出すか、FC東京が踏ん張って首位を維持するか、今後の行く末を占う重要な一戦です。

 

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実は仙台もFC東京も今年がメモリアルイヤー。周年を良い形で終えたい者同士とも言えます。

両チームスタメンです。

 

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本日の会場は宮城県仙台市ユアテックスタジアムです。今季、ホームでの勝率が高い仙台にとっては心強い存在ともなっているでしょうし、この連勝を伸ばしていきたいところでしょう。ここ3試合で3得点と好調の、元ガンバ大阪長沢駿にも注目です。今週は日曜日で唯一のJ1ゲームとなります。

 

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まず第一に守備と、そしてハードワークを信条とする両チームの試合とだけあって、中盤からアタッキングサードに入る前に如何に相手を潰せるか、という事に重点が置かれた展開となります。その点、FC東京は中盤での守備意識、仙台はシマオ・マテが積極的に前にプレスをかける事で、攻撃の芽を互いに潰し続ける形に。

 

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両チーム共にコンパクトな陣形を組み、守備陣の集中力も高く隙のない試合展開で運んで進みながらも、前半も最後の方になると仙台がサイドを中心に少し攻めの形を作れるように。膠着状態のまま進んだ試合は、0-0で前半を終えます。

 

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後半、試合は少し膠着状態は崩れ始め、両チームオープンな攻撃が見られるようになります。崩し切る、とまではいかなかったものの、持ち味であるスピードを武器に崩すよりもまずはラインを切り裂くようなアタックを試み、シュートまではいかなくともバックラインを突破する回数は増えていきます。

 

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そんな中で迎えた74分、シマオ・マテのクロスがこぼれたところをペナルティエリア内で左サイドの関口訓充が拾います。DFと対峙すると、巧みなステップでシュートコースを見つけ出して右脚一閃。これが決まって仙台が堅い試合の鍵となる先制点を獲得。

 

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この試合を落とすと2位横浜FMとの勝点差を3まで詰められてしまうFC東京は失点直前に投入した大森晃太郎に加え矢島輝一、太田宏介を投入して同点を狙います。しかし交代策がハマったのは仙台の方で、89分、蜂須賀孝治がボール奪取から素早い攻守の切り替えでボールを前に進めます。そのラストパスを受けたのは途中出場のハモン・ロペスで、ボールを受けるなり強烈な左足でシュートを叩き込んで2-0。試合はそのままタイムアップの時を迎え、仙台が3連勝とホーム5連勝を達成。一方FC東京は今季初の連敗となりました。

 

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試合後に仙台の渡邉晋監督が仰っていたように、締まったゲームを上手く勝ちに繋げる事が出来ていたと思います。今日のように両チームがコンパクトな陣形を保ち、集中した守備を見せ続けていたゲームを崩す為には攻撃に変化をつける事が必須です。それは緩急でも、カットイン的な動きでも。それを象徴したのが関口が決めた1点目のようなシーンで、そして攻撃のキーマンだった久保を欠いたFC東京はもう、縦へ縦へと一辺倒な攻撃しか出来なくなっていた事、それは一つ試合の行く末を左右したポイントになったと思います。

 

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【うれしはずかしじゅんいひょうのこーなー】

 

1位 FC東京

2位 横浜F・マリノス

3位 川崎フロンターレ

4位 鹿島アントラーズ

5位 北海道コンサドーレ札幌

6位 大分トリニータ

7位 名古屋グランパス

8位 サンフレッチェ広島

9位 セレッソ大阪

10位 浦和レッズ

11位 ベガルタ仙台

12位 清水エスパルス

13位 ヴィッセル神戸

14位 ガンバ大阪

15位 湘南ベルマーレ

16位 松本山雅FC

17位 ジュビロ磐田

18位 サガン鳥栖

 

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首位FC東京が敗れ、2位の横浜FMが勝利した為に両者の勝点差は3に。次節はこの2チームが直接対決という事になります。

下位争いでは仙台、清水、神戸、G大阪が勝利し、湘南、松本、磐田、鳥栖が敗れるという結果がダイレクトに順位表に反映されているなど、文字通りの団子状態となっています。

 

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今日の試合で何気に、今季のJ1全チーム1回はマッチレビューで取り上げた事になった。

ではでは(´∀`)