溜息と蜃気楼〜J1第27節 セレッソ大阪vsガンバ大阪 マッチレビュー〜

初めてTwitterのいいねが1000超えてびびってる

 

どーもこんばんは

 

さてさて、いよいよやって参りました!!本日のマッチレビュー明治安田生命J1リーグ第27節、セレッソ大阪vsガンバ大阪の一戦です!!

 

 

 

いよいよ待ちに待った大阪ダービーがやって参りました!!セレッソは現在4連勝中で、逆転でのACL圏内獲得も見えてきているなど好調を維持していますが、ガンバもガンバで前節は鳥栖との大一番を制し、ここから上昇気流に乗りたい…!そんな上り調子(だと信じたい)状況で大阪ダービーを制する事が出来れば、きっとその勢いは昨年程とまでは行かなくとも一つの確信に変わるでしょう。様々な意味で重要過ぎる一戦です。

 

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大阪ダービーはリーグ戦に限ると現在4連勝中。果たしてこの記録は延ばせるのでしょうか?

両チームスタメンです。

 

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ガンバは前節の鳥栖戦から復活した4-4-2を今日も採用。サイドハーフには出場停止の小野瀬康介に代わり、前節デビューを果たした元スペイン代表のマルケル・スサエタが初スタメンです。

ツートップの一角にはパトリック、アデミウソンでは無く、前節決勝ゴールを決めた渡邉千真宇佐美貴史とのツートップで起用してきました。

 

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本日の会場は大阪府大阪市ヤンマースタジアム長居です。

ガンバファンではあるけれど、長居に来たら鶴心の唐揚げは買ってしまう…あっ、本日現地観戦です!!観戦日記は後日更新しますね〜。

 

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最初にチャンスを作ったのはガンバでした。新加入のスサエタが右サイドで持ち味を発揮し、高尾瑠とのコンビからシュートにまでは至れなかったものの、幾つかのチャンスを早い時間から生み出していきます。

 

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しかし、試合の入り方が上手くいったかな…?なんて思ったその直後でした。セレッソがカウンターを仕掛けると、柿谷曜一朗のパスを受けた丸橋祐介が柔らかいクロス。これをブルーノ・メンデスが頭で合わせてセレッソが1点先制。

更にその直後にはソウザの右サイドからのFKをマテイ・ヨニッチに頭で叩き込まれ、ガンバは開始11分の段階で2点のビハインドを負う羽目に。

 

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前半、ガンバの支配率は6割を超え、シュート数でもセレッソを大きく上回るなど、スタッツだけ見れば「点は取れなかったけど攻め込んでいた」ようにも見えました。しかし実際のところ、早い時間で2点リードを得てセーフティーファーストで自陣にブロックを組んだセレッソ相手に効果的な攻撃を殆ど仕掛ける事が出来ず、結局1点も奪えないまま前半を終えます。

 

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後半、早い時間帯に1点を返しておきたいガンバは前半同様右サイドを中心に積極的な攻撃を仕掛けようと試みます。ですが…再び歓喜に沸いたのはセレッソの方で56分、ブルーノ・メンデスが三浦弦太からボールを奪うと、これを拾った柿谷のクロスに水沼宏太が飛び込んで3-0。ガンバは1点を返すどころか、守備力がリーグ随一とも言われるセレッソに決定的な3点目を許す羽目に。

 

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失点直後のガンバは58分に倉田秋渡邉千真を下げてアデミウソン、パトリックを投入。引いてブロックを敷くセレッソ相手に、宇佐美を加えて個やフィジカルで打開できる選手を前線に揃えますが、状況を一変させる事は叶わず、逆にセレッソのカウンターに4点目を奪われる可能性の方が現実味を増すばかり。

 

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76分には藤春廣輝を下げてJ1リーグ戦では初出場となるダビド・コンチャを投入し、3バックに変更してゴールを狙いますが、スタッツだけ見ればシュート数は多いものの、その殆どがセレッソの守備を崩せなかった結果の苦し紛れなミドルシュートで、その殆どがGKキム・ジンヒョンの正面に飛ぶばかり…。更にセレッソのカウンターが生んだ焦りからか、無駄なボールロストも時間と共に回数が増えていきました。

 

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アディショナルタイムペナルティエリア内でドリブルで仕掛けたアデミウソンの高速クロスをGKキム・ジンヒョンが処理を誤り、オウンゴールで何とかガンバが1点を返しましたが時すでに遅し。試合は1-3でセレッソがリーグ5連勝、そしてリーグ戦7年ぶりの大阪ダービー勝利を得る形となりました。


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前半戦、パナソニックスタジアム吹田で行われたダービーでガンバが勝てた大きな要因の一つは「セレッソに先制点を許さなかった事」です。ユン・ジョンファン監督が2017年にセレッソの監督に就任してから、セレッソの守備意識は飛躍的に向上し、今年から就任したミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の下でセレッソの守備組織は完成形に近付いています。実際、セレッソの守備力はJリーグ全体でトップクラスに当たる事に疑いの余地は無く、守備力の高いチームと戦う時には先制点は非常に重要なポイントとなる訳で、そんなセレッソ相手に先制点どころか開始10分くらいで2点も取られたら、まあそりゃこういう結果になるだろう、…というのが正直な感想です。

実際、2点目を取ってからの80分くらいセレッソは完全に自陣に引いていました。無理をする必要はない…という意思統一もチーム内できっちり成されていた為、アデミウソンの強引なドリブルからアディショナルタイムにガンバが何とか取った1点はあの状態のセレッソからセットプレー以外で点を取る唯一の方法でした。そう考えると、必然的に組織的な攻撃の中で持ち味を発揮出来る渡邉と倉田を引っ張るよりは、もう後半の頭くらいから…個で打開出来るタイプのパトリックとアデミウソンを投入した方が可能性はあったのかなと。

 

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スタッツ的には攻撃の指標の多くでガンバが上回っていたので、一見ガンバがどうしても点を取れずにカウンターに沈んだ…という風にも見えるでしょう。しかし実際のところ、前述のようにガンバがボールを握っている時間もセレッソのゲームプランの中でもがいているに過ぎず、かといって押しているには押している訳で、でも攻め込んでいるのではなく攻めさせられていて…何というか、今日のダービーを一言で表現すると「蟻地獄」のようなゲームでしたね。

サッカーには「流れ」「焦り」など、一概に科学で示せない部分がある事は事実ですが、一部で「試合前のフェアプレー宣言の時点で勝負は決まっていた」と言う人がいて、さすがにそんなゴリゴリの精神論はあり得ないし、フェアプレー宣言時の一部ガンバサポーターの反応は批判されて仕方ないものだったとはいえ、あれが試合の行方を決したなんて非科学的な事はまずありません。ですがその一方で、今日の試合についてはそんな精神論的な事ではなく、もっとサッカーの戦術理論的な部分で明らかにセレッソの勝利が早い段階で決まってしまっていたような試合と言えました。逆転を信じ、祈り、応援する気持ちとは当然あるとしても、いち中立的な視点で今のガンバとセレッソを見比べた時、開始11分の時点でどこか諦めたというよりは何かを察した自分も居て。

スタッツでは上回っているようにも見えますが、セレッソ相手にこんな事言いたく無いけど言わざるを得ません…ぐうの音も出ない完敗でした。

 

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サンガは勝ったか…。

ではでは(´∀`)