日本代表カタールW杯アジア2次予選キルギス戦&キリンチャレンジカップ2019ベネズエラ戦&U-22日本代表(東京五輪日本代表)コロンビア戦のトータル3試合分のマッチプレビュー

本来9月中に更新しようと思ってたけどタイミング逃してもういいやオフシーズンでって諦めた企画が1本ある。

 

どーもこんばんは


 

 

さてさて、先日11月5日に、11月17日に行われる東京五輪世代、U-22日本代表vsU-22コロンビア代表のキリンチャレンジカップに臨むメンバーが発表され、翌11月6日には11月14日のカタールW杯アジア2次予選のキルギス戦、及び11月19日のキリンチャレンジカップベネズエラ戦に挑む日本代表メンバーが発表されました。

 

今回のメンバー構成の大きなポイントとしては主に以下の通り。

 

・堂安律、久保建英などをA代表ではなく五輪世代の方で招集し、東京五輪を控えたU-22を最優先とする。

キルギス戦、ベネズエラ戦の2試合は、欧州組のコンディションと国内組のテストを兼ねて招集メンバーが異なっている。

 

以上を踏まえて、まずはこの3試合に招集されたメンバーを確認していきます。

余談ですが、この3試合は「日本晴れ」をテーマにした日本代表新ユニフォームのお披露目試合でもありますね。

 

日本代表

 

2022FIFAワールドカップカタール大会アジア2次予選グループF第5節キルギス代表戦(11月14日20:15、キルギス、ビシュタク@ドレン・オムルザコフ・スタジアム)

日本代表メンバー

 

GK1 川島永嗣(RCストラスブール)

DF2 植田直通(サークル・ブルージュ)

DF3 安西幸輝(ポルティモネンセSC)

DF4 畠中槙之輔(横浜F・マリノス)

DF5 長友佑都(ガラタサライSK)

MF6 遠藤航(VfLシュツットガルト)

MF7 柴崎岳(デポルティボ・ラ・コルーニャ)

MF8 原口元気(ハノーファー96)

MF9 南野拓実(レッドブル・ザルツブルク)

MF10 中島翔哉(FCポルト)

FW11 永井謙佑(FC東京)

GK12 権田修一(ポルティモネンセSC)

MF13 橋本拳人(FC東京)

MF14 伊東純也(KRCヘンク)

MF15 浅野琢磨(パルチザン・ベオグラード)

DF16 室屋成(FC東京)

DF17 佐々木翔(サンフレッチェ広島)

MF18 鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)

DF19 酒井宏樹(オリンピック・マルセイユ)

MF20 山口蛍(ヴィッセル神戸)

FW21 鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)

DF22 吉田麻也(サウサンプトン)

GK23 シュミット・ダニエル(シントトロイデンVV)

 

キリンチャレンジカップ2019ベネズエラ戦(11月19日19:25、大阪府吹田市@Panasonic Stadium Suita)

日本代表メンバー

 

GK1 川島永嗣(RCストラスブール)

DF2 植田直通(サークル・ブルージュ)

DF3 三浦弦太(ガンバ大阪)

DF4 畠中槙之輔(横浜F・マリノス)

DF5 車屋紳太郎(川崎フロンターレ)

MF6 大島僚太(川崎フロンターレ)

MF7 柴崎岳(デポルティボ・ラ・コルーニャ)

MF8 原口元気(ハノーファー96)

MF9 古橋享梧(ヴィッセル神戸)

MF10 中島翔哉(FCポルト)

FW11 永井謙佑(FC東京)

GK12 権田修一(ポルティモネンセSC)

MF13 橋本拳人(FC東京)

MF14 井手口陽介(ガンバ大阪)

MF15 浅野琢磨(FKパルチザンベオグラード)

DF16 室屋成(FC東京)

DF17 佐々木翔(サンフレッチェ広島)

FW18 オナイウ阿道(大分トリニータ)

DF19 進藤亮佑(北海道コンサドーレ札幌)

MF20 山口蛍(ヴィッセル神戸)

FW21 鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)

DF22 荒木隼人(サンフレッチェ広島)

GK23 中村航輔(柏レイソル)

 

監督 森保一

 

太字表記は2試合とも招集されているメンバー、☆印は初招集のメンバーです。

 

キリンチャレンジカップ2019U-22コロンビア戦(11月17日12:50、広島県広島市@エディオンスタジアム広島)

U-22日本代表メンバー

 

GK1 大迫敬介(サンフレッチェ広島)

DF2 立田悠悟(清水エスパルス)

MF3 中山雄太(PECズヴォレ)

DF4 板倉滉(FCフローニンゲン)

MF5 菅大輝(北海道コンサドーレ札幌)

MF6 長沼洋一(愛媛FC)

MF7 堂安律(PSVアイントホーフェン)

MF8 田中駿汰(大阪体育大学)

FW9 小川航基(水戸ホーリーホック)

MF10 三好康児(ロイヤル・アントワープFC)

MF11 食野亮太郎(ハート・オブ・ミドロシアンFC)

GK12 谷晃生(ガンバ大阪)

FW13 前田大然(SCマリティモ)

DF14 原輝綺(サガン鳥栖)

DF15 瀬古歩夢(セレッソ大阪)

DF16 岩田智輝(大分トリニータ)

MF17 久保建英(RCDマジョルカ)

FW18 上田綺世(鹿島アントラーズ)

MF19 鈴木冬一(湘南ベルマーレ)

MF20 高宇洋(レノファ山口FC)

MF21 橋岡大樹(浦和レッズ)

MF22 菅原由勢(AZアルクマール)

 

監督 森保一

 

※当初招集が発表されていた渡辺剛(FC東京)、町田浩樹(鹿島アントラーズ)、遠藤渓太(横浜F・マリノス)、田中碧(川崎フロンターレ)は離脱が発表されている。

 

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という訳で、今回はこの3試合のマッチプレビューをしていこうと思います(急にざっくり)。

 

 

 

 

マッチプレビューその1

vsキルギス

 

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この試合に関しては特にいつも…いつもというか、先月のモンゴル戦タジキスタン戦同様に、格下相手の公式戦という事で特に具体的なテーマ設定をする試合では無いのかなとも思います。10月の代表戦のメンバーの中から、今回はU-22の方に招集するという事で板倉滉、堂安律、久保建英の3人がメンバー外となっていますが、この3人の中で森保ジャパンの中でスタメンを張っているのは現状堂安のみですし、基本的な戦い方としては堂安をベンチスタートにしたモンゴル戦のような形になる事が予想されます。

大迫勇也の代役を考えるのは前回から共通のテーマとして、今回のポイントの一つとして考えられるのは第2センターバックを誰にするか、という点でしょう。森保体制でレギュラーを務める冨安健洋、ロシアW杯でレギュラーを張った昌子源が負傷した中で、前回のタジキスタン戦では植田直通がスタメン出場を果たしました。

キルギス戦のメンバーでセンターバックの選手は吉田麻也植田直通畠中槙之輔の3名。キャプテンも担う吉田は確定として、他のポジションの佐々木翔遠藤航を含めてCBとして誰が爪痕を残せるのか。今挙げたメンバーは遠藤以外はベネズエラ戦にも招集されていますし、昌子、冨安復帰後の招集メンバーに影響を与える可能性は高いかもしれません。

 

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マッチプレビューその2

vsベネズエラ

 

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2019年Jリーグ開幕前には権田修一や伊東純也などが、そして今夏にはシュミット・ダニエル安西幸輝久保建英などといった日本代表メンバーが海外移籍を果たした事もあって、10月の代表メンバーで国内組は僅かに3人でした。前述の通り、今回は板倉、堂安、久保が招集されない事になった時点で国内組で穴埋めする可能性も高まっていましたが(実際に今回はキルギス戦の方にも7人招集されている)、キルギス戦とベネズエラ戦で一部欧州組を解散させる事で、ベネズエラ戦は久し振りに国内組の多いメンバー構成になりましたね。12月に韓国で行われるEAFF E-1選手権が国内組のみのメンバーで戦われる事は既に決まっていますが、今回招集された16名はE-1選手権の出場もある程度当確なのかな、と考えられます。

国内組にとってのアピールチャンスはE-1選手権という事にもなりますが、やはり南米のベネズエラと海外組に混じって戦うチャンスを得られた事はE-1選手権よりも重みのある事と言えるでしょう。初招集組は勿論、ここ最近はメンバーを余り変えていなかった為、代表復帰組も多くが久し振りの試合です。特に大島僚太井手口陽介はロシアW杯以来の復帰ですし(大島は厳密には9月のコスタリカ戦に招集されたが、負傷により離脱している。井手口はロシアW杯直前合宿までの参加)、海外組の勢いに押されて代表から弾かれた感すらある国内の有力選手達がどれだけパーソナリティを提示出来るか、森保ジャパンの今後に於いて、結構キーになりうる試合ではないでしょうか。

 

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個人的に注目しているのは井手口、それから古橋享梧です。

井手口に関しては、単純に私がガンバファンであるという要素もあって、海外移籍から色々な事を経て代表の舞台に戻ってきた…という感慨深さの点もあるのは否めませんが、スポーツ的な側面で見ても21歳の時点で一度は代表のレギュラーポジションを獲得したという事実とポテンシャルは侮れません。8月のガンバ復帰後、最初は1ボランチでの起用や試合勘の問題もあってやや苦しみましたが、井手口をダブルボランチ、もしくはダブルセントラルハーフの一角に配置するようになってからは、やはりJリーグの中では相当レベルが高い事を伺わせる能力を見せています。カタールW杯の時点でも26歳ですからまだまだここからという選手ですし、柴崎岳と組ませて「静の柴崎、動の井手口」みたいな使い方でも、遠藤航と組ませて井手口がある程度自由に動く形でも機能するんじゃないかなと。

古橋に関しては、私の中では前々から「ガンバとサンガ以外のJリーグ組で一人初招集出来るとしたら誰がいい?」という質問なら真っ先に名前を挙げたい選手の一人でした。古橋の所属する神戸と言えば、やはり中心はアンドレス・イニエスタであり、ダビド・ビジャルーカス・ポドルスキといった選手が真っ先に思い浮かびますが、今の神戸の攻撃陣に於ける古橋の果たす役割は相当大きく、今や神戸にとって間違いなくイニエスタ並に欠いてはならない選手です。

イニエスタと同時期に神戸に入団した古橋ですが、イニエスタのようなパサーを獲得したところで、パサーというものは受け取り手が良いか悪いかで機能するかどうかも大きく変わってくるものです。その点、今の古橋はイニエスタの要求に120%で応える事が出来ているだけでなく、自らでビジャを活かす事までしてみせているような選手。長年共にプレーしてきたビジャは別としても、今のイニエスタが神戸の中で最も信頼しているのは古橋ではないか?とすら言われているほど、古橋の神戸でのプレーは群を抜いたものになっています。特に第27節の川崎戦で、ビジャと古橋の2人でカウンターを完結させてしまった得点は圧巻でしたね…。1年前まではJ2のFC岐阜でプレーしていた選手が、今やイニエスタやビジャ、ポドルスキと遜色のない攻撃ユニットを組み、遂に代表まで昇り詰めた…というストーリーにもグッと来るものがありますし、Jリーグファンの中には神戸ファン、岐阜ファンで無くても「むしろ呼ぶの遅いわ!」と思っている人も多いでしょう。

 

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もう一つ注目ポイントを挙げるなれば、キルギス戦の項でも述べたセンターバックの争いです。A代表にも呼ばれている畠中、森保ジャパン初期の常連だった三浦弦太に加えて、今回は進藤亮佑、荒木隼人の2人が初招集となりました。どちらもJリーグで頭角を示している2人ですし、初招集も頷けます。

そこで一つ思ったのが、進藤と荒木には今後の森保監督のプラン的なものも影響しているのではなかろうか?という事。東京五輪世代がそうであるように、広島での監督時代から森保監督は本来3バックを好む監督です。現在はA代表では4バックを採用していますが、東京五輪後に3バックを本格導入してくる可能性もある事でしょう。そのプランを実行するかどうかに於いて、所属チームで3バックで活躍している進藤と荒木の出来というものは大きく関わってくるのかもしれません。三浦も現在ガンバでは3バックの中央を務めている事も踏まえると、ベネズエラ戦では3バックで戦う可能性も高いかなーと。実際、ベネズエラ戦の招集メンバーを見ると2列目の選手がキルギス戦よりも少なく、佐々木翔も含めてCBが多くなっているので、ベネズエラ戦は3バックで戦うというプランでメンバーをセレクトしているようにも感じました。是非はともかく。

 

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マッチプレビューその3

vsU-22コロンビア代表

 

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結果が求められるのはいつの大会でも当然ですが、五輪に関してはこれまで「第一にフル代表の強化」という前提があって、3戦3敗に終わったものの本田圭佑長友佑都岡崎慎司内田篤人吉田麻也香川真司…といった選手を輩出した北京五輪世代のように、大会の結果だけで評価される訳では無かったのがこれまでの五輪代表ですし、それはこれからもそうだと思います。しかし、今回だけはやはり東京五輪という事で事情は異なり、今回ほど結果が求められる事は後にも先にも無いでしょう。そして運良く、今回はそれだけのメンバーも揃っている訳で。その姿勢の表れが、アジア予選があるにも関わらず板倉、堂安、久保を親善試合に引っ張ってきたというところでしょう。

特に堂安は2017年のU-20ワールドカップ以降は五輪代表としてプレーしていないですし、今後の方針次第では最終メンバー発表直前までベストメンバーで構成される機会は無い可能性だってある訳で。少なくとも12月のキリンチャレンジカップや1月のAFC U-23選手権国際Aマッチデーで無い以上、海外で試合に出ている選手を呼ぶ事は難しいでしょうし。

ですので、まずはこれまでの常連メンバー、A代表からの復帰組、そして田中碧や食野亮太郎といった最近代表に参入してきたメンバーとの擦り合わせが大事になってきます。ここが上手くいかないと、ベース戦術から考え直さなくてはいけない可能性も出てきますし、人材豊富な東京五輪世代から「能力は高いけど合わん」みたいな選手が出て来たりするのも勿体無さを感じますからね。組もうと思えば試合を2試合組む事も出来たと思いますが、1試合で留めたのはその擦り合わせに当てるトレーニング期間を増やしたい、という狙いもあるんでしょう。

システムは多分3バックで行くでしょうね。ですが…以前にもブログで書いたように、豊富な2列目を活かす為にも4-2-3-1もテストしてみて欲しいなーとも思ったり。

 

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とにかく、A代表にしてもU-22代表にしても、この11月シリーズは多分結構大きな意味を持ち合わせています。

サバイバルレースという意味でも楽しみな代表戦ですね。

 

 

 

…とか言いながら私、コロンビア戦最後まで観れない可能性高いんすよねぇ…。

ではでは(´∀`)