【初めてサッカー観戦をしようとしている方向け】Jリーグのチケットの買い方とノウハウ。第2回 席種の選び方講座

私はれっきとしたガンバ大阪ファンです。

 

かつ京都サンガファンです。

 

でも…

 

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ごめんなさい、使ってるEdyはコレです…。

 

どーもこんばんは

 

ヴィッセルの試合観に行った時に貰ったんだよね…。


 

 

さてさて、今回は以前更新したものの続きで、初めてのサッカー観戦に挑もうとしている方へのノウハウ的なブログの第2回をお届けします。今回のテーマは前回予告した通り「席種の選び方講座」です。

前回は「基本的なチケットの買い方」「チケットを買うべきタイミング」について書いたので、そちらもご覧頂けると幸いです。


 

 

さて、多分初めてサッカーのチケットを買おうってなった時に一番迷うのが「どこの席を買えばいいの?」というポイントだと思います。

こればっかりは明確な答えがある訳ではありません。十人十色という言葉があるように、その人個人の価値観や趣味などによって「一番自分に合った座席」というのは変わってきますし、サッカー観戦を重ねる中で自分に一番マッチした席を探す事も面白みの一つと言える可能性もあります。貴方の周りにいるサッカー観戦に慣れた人5人にオススメの座席を尋ねても、全員の答えがバラバラになる可能性もある訳です。

ですので今回は、各座席の特徴をお伝えした上で「私の価値観の中でのオススメの席種」を書いていけたら、と思っています。

 

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最近は各スタジアムによって座席の区分はかなり細かく分けられており、その分け方や値段も多岐に渡っています。とはいえ、サッカースタジアムの座席区分は大きく分けると「メインスタンド」「バックスタンド」「ゴール裏」の3区分、もう少し広げるとゴール裏を「ホームゴール裏」「アウェイゴール裏」の4区分で構成されている事になります。スタジアムが変われば当然構造も変わりますし、上段席や下段席、サイドや中央側によって値段が変わる事も多いですが、基本的にはまず「サッカースタジアムの席種はこの4つで構成されている」という事を頭に入れておきましょう。

ではこの4つのエリアについて、まずはざっくりとした特徴を説明していきます。

 

 

 

・メインスタンド

 

「メイン」と言うだけあって、メインスタンドの中央エリア、それもピッチに近い場所はスタジアムの中で最も高価な席である事が多い。ピッチに近い席を取る事が出来ればベンチも近く、選手入場や選手がロッカールームに引き上げる時、またアーティストがハーフタイムショーなどを行う時はかなり近くで見る事が出来る。整列やイベント、集合写真などは基本的にメインスタンドに向けて行われる。

逆に上段や後列辺りで観るとなると、目線としてはテレビ中継と同じような目線になるので見易い。

 

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・バックスタンド

 

ゴール裏はちょっと別枠として考えると、どこのスタジアムでも集客力の高い席種になる。メインスタンドの反対側の座席となる為、試合の観え方はテレビなどで観る視点とは反対の見え方という事になり、選手入場時などは選手の背中を見るような形となる。

メインスタンドと違って、試合終了後の挨拶以外で選手が近くまで来る事はないものの、試合の観やすさという点ではメインスタンドと大差は無い。その上、値段もメインスタンドよりも安価である為、最もオーソドックスで人気のある席種と言える。

 

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・ホームゴール裏 / アウェイゴール

 

野球で言うところのライトスタンド、レフトスタンドのように、サポーターと呼ばれる応援団が声を上げて応援歌を歌う席。値段としては最も安く、多くのスタジアムでこの席は自由席となる。試合を観る環境としては、自分がいる方のゴールへと向かってくる時の迫力は凄まじいものがあるが、逆に反対側のゴールに向かう時は結構見にくい。基本的に前の方、そして中央のエリアは「試合を観るというより応援する席」という定義が暗黙の了解的に為されているスタジアムが多いので、ゆっくり試合を観たい時は他の席種を買うか、もしくはゴール裏の端っこの方に行った方が良い。

また、アウェイゴール裏の横のスペースにホーム自由席が設けられているスタジアムも多い。この席は安価でのんびりと試合を観る事が出来て、端っこの方に寄ればメインスタンド、或いはバックスタンドに近い角度から試合を観る事が出来るので「穴場」とされる事もある。

ゴール裏=熱狂的なサポーターが集まる場所、という認識の方も多いと思うが、これは8割ほどは合っているので間違いではない。ただ、残りの2割の部分が必ずしもそうでない理由としては、スタジアムの中でもアウェイ側のゴール裏に関しては前述の通り席種が別々になっており、ゆるい気持ちで楽しめる席もある。

 

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ここから更にエリアと値段が細分化されていきますが、それはスタジアムによって異なるので、とりあえず大きく分けるとこの3種類に分かれるという事を頭に入れておくと各スタジアム毎の座席表もわかりやすく見れるんじゃないかと思います。

まず、何を動機にサッカー観戦に行きたいと思ったのか、という点は席の選び方に結構影響して来ます。「単にサッカーを生で観たい」「応援席で盛り上がってみたい」「生の臨場感を味わってみたい」「イニエスタ観てみたい」などなど…。勿論、席によって値段は違うので、自分の予算がいくらまでならOKという点も大事ですし。

初めての試合観戦であれば、個人的には少し値が張ってもメインスタンド、或いはバックスタンドのピッチに近い席を買った方がいいのかなと思います。ガンバ大阪のホーム、Panasonic Stadium Suitaならカテゴリー1や2、京都サンガたけびしスタジアム京都ならSバック、セレッソ大阪ヤンマースタジアム長居ならカテゴリー3やカテゴリー4、カテゴリー5など…。近い席で、ピッチに近いところで味わう事で、テレビ中継とは違う迫力や雰囲気を味わう事が出来て、ある意味でテレビ観戦との差別化が出来て良いんじゃないかなと。

そこでサッカー生観戦の面白さを味わえたら、じゃあ次は敢えてピッチから離れたところで観てみよう、違う角度のところから試合を観てみよう、応援しているチームがハッキリしているなら、じゃあ応援席で声を張り上げてみよう…などなど、回数を重ねて自分に合った席を探していく作業もまた一興です。ですから、初めて観に行く時は値段に余裕があるならなるべく良い席、そこまで余裕が無いならバックスタンドを選ぶ事を個人的にはオススメします(あくまで私個人の見解です)。

 

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もう一つ付け加えると、どのスポーツもそうですが、大体「自由席」と「指定席」というものがあります。関西圏であればガンバ大阪のホームであるPanasonic Stadium Suita、ヴィッセル神戸のホームであるノエビアスタジアム神戸は席のほとんどが指定席設定されていますが、セレッソ大阪ヤンマースタジアム長居京都サンガFCたけびしスタジアム京都は半分以上が自由席が設けられています。

平日の夜に観に行く…などであればそこまで心配する必要はありませんが、例えば「大阪ダービー」とか「イニエスタが来る」とか「勝てば優勝が決まる」みたいな重要な試合であれば、自由席は結構すぐに生まれて、一人で行くなら何とかなっても複数人で行くとなると席探しに大半な時間を要する事もある訳です。勿論、キックオフ2時間前とかに辿り着けば席はある程度取れますが、時間を持て余したくないからなるべく30分前くらいに着きたい方も多いでしょう。であれば、自由席よりも指定席のチケットを取っておいた方がストレスなく観戦出来る事は間違いないです(その分値は張るけどね)。

ですので、私のお勧めとしては初めての席選びはSバック、出来れば指定席で、一度観に行って楽しさを感じる事が出来たら色々な席種を試して自分に合った席を探していこう!というところですね。

 

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おまけ項目

ダイナミックプライシングってなんぞ?

 

チケットを買うに当たって「ダイナミックプライシング」「価格変動制」という言葉を聞いた事のある方も多いのでは無いでしょうか。Jリーグではここ1年でよく聞くようになりましたね。

ざっくり説明すると、通常、Jリーグのチケットの料金は「メイン席○○○○円」「バック席△△△△円」というように定められています。ただ前回のブログでも書いたように、当然ながら「売れる試合」と「売れない試合」のチケットの売れ行きの差は大きい訳ですよ。例えば、1〜2万人しかキャパのないスタジアムに「イニエスタが来る!」ってなれば尋常じゃない速さでチケットは完売しますし、7万人も入る日産スタジアムの平日ナイターなんかは空席が必然的に多くなる…要は前者はプラチナチケット、後者は当日券でも普通に買える訳で、「果たしてその2試合のチケットの価値は同じなのか?」という発想がダイナミックプライシングの基本的な考え方になります。ですので、需要に応じてチケット価格の値段を変更する事によって、人気の高い試合なら不当な転売防止に繋がり、人気の低い試合なら値段が安くなる事で、じゃあそれなら買ってみようという方も販売促進効果も出てくる…という訳です。

一番シンプルな例えが飛行機ですよね。同じ関空から沖縄に行くにしても、それが土日なのか平日なのか、特に何のシーズンでもない時か夏休みかで大きく値段が変わりますから。勿論、サッカーのチケットとはシステムは大きく異なりますが、根幹部分ではそれと考え方は同じです。

 

 

 

さて、じゃあJリーグのダイナミックプライシングがどういう制度なのかと言うと、Jリーグの場合は「試合日程」「席種」「市況」「天候」「売れ行き」などのデータ分析を基に、ダイナミックプラス株式会社が独自の基準を用いて価格が設定されます。

Jリーグのダイナミックプライシングで気を付けておきたい事は「1日ごとに値段が変わる可能性がある」という事です。例えば、ある日にチケットを3000円で買ったとしても、チケットの売り上げや天候などを理由に次の日にはチケットの値段が4000円になっているかもしれないし、もしくは2000円になっているかもしれない。前者なら1000円得したという事になりますし、後者なら1000円損した、という結果も起こり得ますので、その辺りは駆け引き的な要素が少し強いかもしれません(もっとも、そこまで頻繁に値段が変わる事はそうありませんが…)。

ざっくり言えば、通常価格のチケットよりも安く買える場合もあれば、逆に通常価格よりも高くなる事もあるというのがダイナミックプライシングの基本原理で、その日その日で値段が変わるので自分が隣の席の人よりチケットを安く変えている場合もあれば、前の人より高い金額でチケットを買っている場合もあるという事です。

 

わかりやすいのが今季の横浜F・マリノスの事例でしょうか。

マリノスというのは元々Jリーグでも有数の人気チームの一つで、1試合に2〜40000人ほどを集める事が出来る集客力の高いチームです。しかし、マリノスが本拠地とする日産スタジアム(横浜国際総合競技場)の収容人数は72327人。仮に40000人の観客が来場してもスタジアムのほぼ半分にあたる45%が空席となる為、高い集客力を誇るにも関わらずほぼ確実に当日券が買える事になります。

そんな中、日産スタジアムラグビーワールドカップの開催会場となる事に伴いJリーグでの使用が出来なくなる為、マリノスはその間のホームゲームを準本拠地であるニッパツ三ツ沢球技場で行う事になりました。そしてこの三ツ沢球技場の収容人数は15454人。この間のホームゲームではガンバ大阪という人気チーム同士の試合、サンフレッチェ広島との上位直接対決という事があった事もありますが、元々2〜3万人はコンスタントに集められるチームがこのキャパのスタジアムで試合をするという事でチケットが一気に高騰。通常価格が4200円の座席が2倍以上の価格になるといった事が話題になりました。

勿論、これはチケットが売れているからこそ起こる現象なのでダイナミックプライシングのマイナス面という事ではないのですが、それだけダイナミックプライシングが大きな影響をもたらす可能性があるというわかりやすい事例だと思います。

 

 

 

2019年シーズンではダイナミックプライシングを導入するチームは結構増えてきました。チケット転売対策などが盛んに叫ばれている時勢的にも、来シーズンもダイナミックプライシングを部分的に導入するチームは増えるんじゃないかと予想されます。

2019年シーズンのJ1リーグに於けるダイナミックプライシング導入状態はこんな感じでした。

 

ホームゲーム全試合で導入しているチーム

横浜F・マリノス名古屋グランパスヴィッセル神戸

ホームゲーム一部試合で導入しているチーム

清水エスパルスガンバ大阪セレッソ大阪

 

(チーム、スタジアム、席種、試合日毎に変わるので、ダイナミックプライシングに関しては必ず各クラブの公式サイトをご覧下さい)

 

 

 

参考がてら、一部スタジアムのみではありますが、当ブログには「スタジアムガイド」というものを運営しておりますので、行こうと思っているスタジアムがありましたら是非ご参考に…。また、私のInstagramではサッカー観戦に行った時の写真なんかもガンガン更新しているので、是非見てみてください!

 

 

 

最寄のコンビニは絶対に混むぞ。

ではでは(´∀`)