京都サンガFC2020年補強ポイントと補強プランを考えてみた。

サビそんなに好きじゃないけどBメロむっちゃ好きって曲たまにあるよね。

 

どーもこんばんは

 

さてさて、2019年の京都サンガFCは今季から就任した中田一三監督の下、夏場には一時首位に立つなどJ3降格が現実味を帯びた昨季とは違って躍進を遂げ、最終節の結果は辛いものになりましたがシーズンをトータルで見れば十分に「成功」と言える1年を過ごしました。来年からはホームスタジアムを西京極陸上競技場から亀岡市にオープンする京都スタジアムへ移転。新スタジアムに恥じぬ健闘が期待されます。

 

 

 

しかし!

 

 

 

終戦が終わってから聞こえるのは中田一三監督とフロントの間の確執あれこれの噂だったり、主力の流出報道だったり…なかなかに前途多難なものが多く…。

で、今回は2020シーズンに向けた京都サンガFCの補強プランなるものを勝手に軽く考えてみたいと思います。

 

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まず、そもそもの段階としてスポーツニッポンが最終戦の翌日に中田一三監督が退任するという記事を出しました。

 

www.sponichi.co.jp

 

この記事の真偽は今のところハッキリしていませんし、中田監督の続投に賛成か反対か…という事を今回のブログで書くつもりはありませんが、後任候補となる可能性が高いのが實好礼忠コーチというところを見る限り、少なくともチーム戦術としての方向性はある程度今シーズンの形を継続してやっていくんじゃないか、と考えられます(急に外部から連れて来た場合は別)

今季のサンガは中田監督と実績豊富なコーチ陣との間での分業体制という形でスタイルを作り上げていったと聞きますし、實好コーチもそこに貢献している事でしょう。そもそも實好コーチは西野朗監督時代のガンバでプレーし、その後もガンバ、西野監督の率いる名古屋でのコーチ業、そしてガンバU-23での監督経験がある人ですから、今季培ったポゼッションスタイルに微修正などを施していくという基本形をメインに大幅な戦術変更は予想しにくいですので、中田監督の進退がどうなれどスタイルの路線としては現状維持路線と考えられます。

 

戦術は今季のスタイルをベースにする事を前提にした上で、大きくこのオフシーズンのポイントを挙げると以下の3点。

 

①DFラインの即戦力補強と選手層の底上げ

②庄司をサポートするセントラルMFの拡張

③仙頭、小屋松、一美の3トップの慰留

 

で、現時点(11月26日時点)で公式リリースが出ている情報は以下の通り。

※ブログ内容は現時点(11月26日)に書いたものを書き換える事はありませんが、移籍情報については随時更新していきます。

 

入団

MF 谷内田哲平←帝京長岡高校

MF 川崎颯太←京都U-18

MF 山田楓喜←京都U-18

退団

DF 下畠翔吾→未定

DF 牟田雄祐→未定

MF 望月嶺臣→未定

 

では、順に書いていきます。

 

 

 

①DFラインの即戦力補強と選手層の底上げ

 

最終節で柏に13失点を喫する歴史的な敗北をしてしまったサンガでしたが、それは何も柏戦が極端に悪かったというよりは、ある種伏線的なものはずっと前からあったような気がします。

 

 

今季のサンガは明らかに守備陣の選手層が手薄でした。ポゼッションサッカーにも貢献出来る安藤淳石櫃洋祐田中マルクス闘莉王、黒木恭平、本多勇喜がしっかりと稼働出来ている時は安定感を誇りましたが、その「次」が一向に計算出来ない…。特に、安藤、石櫃、闘莉王の3人は35歳を超えているのでフル稼働を前提にする事自体に無理がありますし、実際に闘莉王は怪我がちで、終戦では石櫃が怪我、黒木が出場停止のところに追い討ちで本多と闘莉王が負傷退場してしまうという呪われているかのような展開が13失点の大きな要因でした。

本来、夏の補強で一番獲得すべきポジションがDFである事は明白でした。それはオフシーズンになっても同じ事で、まずサンガがマストで動かなければならないところでしょう。特に黒木に完全に依存していた左サイドバック、未だに石櫃に過度な負担をかけている右サイドバックの補強は必至です。大体、開幕時点で本職右サイドバック35歳の石櫃だけって…。

そういう意味では、ただでさえ闘莉王の引退が濃厚とされている状況で牟田雄祐や下畠翔悟辺りを契約満了として放出するのは、ただでさえ層の薄いDFラインなんだから「保険」としてキープしておいた方が良かったとも思っています。クラブとしてはレンタル移籍でザスパクサツ群馬に居る磐瀬剛やカマタマーレ讃岐に居る麻田将吾を復帰させる事を前提に上記2人の放出に踏み切ったのかもしれませんが…。何にせよ、J2という立場上簡単な事では無いのはわかっていますが、昇格を狙うのならDFの即戦力補強はサイドバックセンターバックも絶対必要です。

 

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②庄司をサポートするセントラルMFの拡張

 

今季のサッカーを継続する場合、3トップも勿論ですが最大のキープレイヤーとなるのはやはり庄司悦大です。基本的にサンガのポゼッションサッカーはアンカーに配置した庄司をコントロールタワーとしてパス出しの担い手を委ねる事から始まっています。そうなると、庄司の前に置くセントラルMFの選手に求められる要素の一つに「庄司の負担を極力減らす事」…イコール、庄司をコントロールタワーとしての仕事になるべく専念できるような状態にする事が戦術の鍵でもあります。

しかし、結果的にその役割を担った福岡慎平、重廣卓也にかかる負担も大きく、代わりに入った金久保順宮吉拓実、レナン・モッタ辺りは攻撃には特に問題は感じませんが、後者3人をメインで、となると戦術も若干変える必要が出てくる。そう考えると、①や③ほど優先順位は高くないですが、庄司の負担を減らせるMFの獲得も必要なのではと。

サンガは夏の補強で、セントラルMFの選手として藤本淳吾、中坂勇哉を獲得しましたが、この2選手は良い選手ですし罪も無いとはいえ、サンガが今欲しいタイプの選手ではありませんでした。強化部には選手と戦術のタイプをしっかりと見た上での補強が求められています。

 

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③仙頭、小屋松、一美の3トップの慰留

 

今年のサンガの原動力は間違いなく、仙頭啓矢、小屋松知哉、一美和成の3トップでした。いくらポゼッションを極めたところで、最終的にゴールを取らなければ支配率だけが高くなって終わってしまいますが、そうならなかったのはひとえにこの3人の力が大きいです。しかしその活躍のインパクトが凄まじかった分、彼らはJ1チームからも目を付けられるようになった事で、この3トップをどうにか残留させなくては、という状況が生じました。

まず、一番来季の去就が心配されていたのは今季17得点を叩き出した一美でした。というのも、一美は仙頭や小屋松と違ってガンバ大阪からレンタルで京都に来ている立場であり、要するにガンバが「帰ってきてネ☆」と言ったその瞬間にガンバ復帰=サンガ退団が決まるからです。ですが、それは逆に言えばガンバ側がサンガに残すメリットを優先させればサンガを出る理由も無くなるという事。実際、今のガンバのFWには宇佐美貴史アデミウソンの2人が君臨しており、控えにもパトリック、渡邉千真といった実績と実力を兼ねた選手を揃えているので、多分ガンバは今無理に一美を復帰させてベンチに置くよりも、もう一年サンガに残して試合に出させた方が良いと考えている事も自然です。宇佐美とアデミウソンが絶対的な存在である以上、パトリックか渡邊のどちらかが厳しくなるまで一美はサンガに残そうとするんじゃないかなと。再来年以降どうなるかはわかりませんが、少なくとも来年に関しては一美はサンガに残る流れはあるんじゃないかなと思います。

一方、不安なのが仙頭と小屋松です。実際問題、11月26日の時点で小屋松には神戸がオファーを出したという記事がスポーツ報知で出されました。

 

hochi.news

 

オファーを出したのが事実であれば、自分の立場に置き換えると…少なくとも小屋松に断る理由は無いような気も正直します。今、神戸に行けばJ1でプレーできる、年俸も上がる、加えてイニエスタのパス受けてみたくなぁーい?」という魔法の言葉もかけられてしまう…。…まぁ、イニエスタの部分は工場が特別なだけとしても、クラブ愛がどうのなんて言葉はオフの時期によく聞きますが、たとえサンガ愛を強く持っていても抗えないオファーというものはやっぱりあるんです。それが資金難のチームだったりJ2のチームになると特に。

この神戸の話がクラブ間で決裂したりガセだったりしたとしても、他にも小屋松に興味を持つチームはいるでしょうし、それは仙頭に関しても同じ。こればっかりはもう、慰留に努める事は絶対としても、ある種J2に居る事が普通になってしまったチームの現実として受け入れざるを得ない部分です。シーズン中から仙頭や小屋松への依存度は指摘されていましたから、仙頭と小屋松の残留に成功しても補強はするべき部分だったんですがね…。

 

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なんにせよ、サンガは現段階で監督に関しても少しゴタゴタしてしまっているので、まずは監督をどうするか、から。オフの立ち回りはあんまり良いとは言えない近年のサンガ。新スタジアム開幕戦をポジティブな気持ちで迎えられるような強化を期待したいです。

ではでは(´∀`)