ヘッドフォン買っていきなり目が痛い
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューはAFC U-23選手権タイ大会グループB第1節、U-23日本代表vsU-23サウジアラビアの一戦です。
いよいよ本年はオリンピックイヤー!東京五輪という選手にとっては一生に一度であろう舞台がもう半年後にまで迫っています。
そんな中でタイで行われる今大会は、開催国としてオリンピック出場が既に決まっている日本以外の国とっては東京オリンピック出場を賭けたサバイバルゲーム。日本にとっては極度なプレッシャーはなくとも貴重な公式戦、そしてチームづくりの機会として有意義に活用しなければなりません。
両チームスタメンです。
U-23のメインシステムである3-4-2-1を今日も採用。基本的には年末のU-23ジャマイカ戦のメンバーよりはE-1選手権の方に出場したメンバーが中心のメンバー構成となりました。今大会は国際Aマッチではないので選手招集に制限もありますが、そんな中で唯一の海外組となった食野亮太郎もスタメン出場です。
本日の会場はタイ、パトゥムターニーにあるタンマサート・スタジアムです。
かつてはタイリーグに所属していたポリス・ユナイテッドが本拠地としていた当スタジアムはタンマサート大学の施設内に位置しています。
立ち上がりはサウジアラビアに決定的なシーンを2度ほど作られてしまったものの、その後は一進一退の展開が続きます。
日本は小川航基、食野亮太郎、旗手怜央のトライアングルが機能した事で食野と旗手が裏に抜け出して惜しいシーンを作る場面が何度か訪れましたが先制点にまでは至らず。逆にこの世代で既にA代表に定着している選手も多くいるサウジアラビアの攻撃にさらされる時間帯もありましたが、GK大迫敬介の好セーブもあってやや慎重な入り方となった両チームの対戦は前半は0-0で終えます。
しかし後半開始早々の48分、サウジアラビアに一気に攻め込まれると、最後はアブドゥルラフマン・ガリーブのパスを受けたアイマン・アル・クライフが冷静にゴール左隅にシュートを流し込んで先制点を許してしまいます。
それでもその後日本は攻勢を強め、橋岡大樹が立て続けに惜しいシュートを2本放つなど反撃ムード。そして56分にはカットインから食野の放ったミドルシュートがサウジアラビアのハッサン・アルタムバクティに当たってコースが変わり、そのままゴールに吸い込まれて日本が同点弾。試合を振り出しに戻します。
日本は72分に小川を下げて上田綺世を投入して勝ち越しゴールを狙いに行きます。ですが再びゴールの歓喜に沸いたのはサウジアラビアの方でした。古賀太陽から岡崎慎へのパスがミスになると、このボールを途中出場のフェラス・アルブリカンに拾われて大ピンチに。GK大迫と交錯しますが、最終的には岡崎のファウルを取られてPK献上し、これをガリーブに決められてリードは再びサウジアラビアのものになってしまいます。
日本は慌てて旗手、杉岡大暉を下げて相馬勇紀、田川亨介を投入しますが反撃するほどの時間は残っておらずそのままタイムアップ。日本は初戦を1-2で落として黒星スタートとなってしまいました。
悪くない時間帯もあったとは言え、かといって1点がどうしても取れずに落とした惜しい試合…という訳でもなく、最終的にはフラストレーションだけが溜まる試合となってしまいましたね。この大会は勿論公式戦であり、最も求められるものが勝利である事に変わりはありません。ただ日本はオリンピック出場を決めている訳で、その分他のチームと比べると明らかに余裕がある事を思うと…どうせならもっと早めに選手だとかをいじって良かったんじゃなかろうかと。対戦相手も強いチームではありましたし、がっつり冬の日本から灼熱のタイで戦うコンディション的な部分はあるにしてももう少しやりようがあったんじゃないのかなーというのが感想ですね。
ゴーン。(なぜか言いたかった)
ではでは(´∀`)