三宮駅の近くにあるラーメン屋美味しい。
どーもこんばんは
少しだけ雑すぎる神戸情報を入れてみました。
さてさて、W杯による中断期間に突入したJリーグに超ド級のニュースが入ってきてしまいました。
以前もチラッと述べました。
確かにシャビやデル・ピエロのFC東京、オーウェンの千葉よりも具体的な報道は出ていたので、期待する気持ちはありました。
でもまさか、でもまさか本当に正式発表が来るなんて...
バルサ派かレアル派かと問われればバルサ派で、尚且つ好きな海外のサッカー選手を挙げろと言われれば真っ先にイニエスタとカカと言っていた私。
まさかこんな日がくるなんて...
しかしイニエスタはサッカーを頻繁に見ている人間からすればもう世界一と言っても過言ではないプレーヤーではありますが、同じチームにリオネル・メッシ、同じリーグにはクリスティアーノ・ロナウドという人外のような選手がいる事もあり、普段サッカーを観ない人には「イニエスタ...名前は聞いたことあるけど...」という方もそこそこいるんじゃないかと思います。
そこでTwitterではイニエスタ神戸入団を例えると、みたいな大喜利が流行ったりもしているので、今回は真面目に、いかにイニエスタという選手が凄いのかという事をご紹介させて頂きたいと思います。
ちなみに私も1つイニエスタ神戸入団を例えるならビルゲイツがヤマダ電機でWindowsの販売してるようなもんです。
①攻撃に必要な要素の全てを備えている
イニエスタの選手として1番凄いところは、一言で言えばなんでもできる選手というところではないでしょうか。
例えばバルサのカンテラで育っているためパスセンスなどは言わずもがな、ドリブルやシュートももちろん一級品ですし、足も遅くなく運動量も豊富なのでピッチ上のあらゆる的確な場所に顔を出せる選手です。
2008〜2012年辺りのFCバルセロナ、及びスペイン代表の全盛期ではパスセンスやサッカーIQが人外レベルのシャビ・エルナンデスと抜群の相性を見せて、特にそこにセルヒオ・ブスケツを加えたバルサ、或いはブスケツ、シャビ・アロンソ、セスク・ファブレガス、ダビド・シルバらを加えたスペイン代表の中盤はサッカー史上最高と言っても過言ではないでしょう。
②タイトルへの貢献が凄い
イニエスタがバルサで安定した出場機会を掴み始めたのはフランク・ライカールトが監督を務めていた04-05シーズンくらい。わかりやすく言うとロナウジーニョの全盛期の頃ですね。
それ以降バルサで、そして2006年ドイツW杯が初招集となったスペイン代表で数々のタイトル獲得に貢献しました。イニエスタがバルサでレギュラーとして獲得したタイトルをざっと並べただけでも
リーグ戦9回(04-05、05-06、08-09、09-10、10-11、12-13、14-15、15-16、17-18)
国内カップ戦6回(08-09、11-12、14-15、15-16、16-17、17-18)
チャンピオンズリーグ4回(05-06、08-09、10-11、14-15)
クラブワールドカップ3回(2009、2011、2015)
これに加えてスペイン代表としてEUROを連覇(2008、2012)、そして何と言っても2010年南アフリカW杯で世界一の座に輝いています。
もはや記録と事実を並べるだけで、説明はいらないと言ってもいいでしょう。
③勝負強い
勝負強さもまた、イニエスタを語る上で欠かせないワードの1つだと思います。
イニエスタのキャリアの中で特に重要だった2つのゴールが、まずは08-09シーズンのチャンピオンリーグベスト4のチェルシー戦の2ndレグ。
クラブ史上、並びにスペイン勢として初の3冠を狙うバルサはホームでの1stレグを0-0で終え、アウェイ、スタンフォード・ブリッジでの試合は先制点を許す苦しい展開。
このまま行けば敗退の決まる後半ロスタイム、イニエスタの振り抜いた右足により同点に追いついたバルサはそのままアウェイゴールの差で決勝進出を決めました。
また、イニエスタのみならずスペインサッカーにとって最大のハイライトとなったのが2010年南アフリカW杯の決勝戦。
これもまた、延長後半の終了間際にセスク・ファブレガスのパスから右足一閃。
これまで優勝候補に挙げられながらもタイトルを獲得できなかったスペインの歴史を変える一撃を放つなど、ここ1番での得点力もイニエスタの魅力の1つです。
④同業者からの評価が高い
この記事が物語っているように、同業者、要はサッカー選手や指導者からの評価がとても高いのもイニエスタの特徴です。
それは彼のサッカーIQやぱっと見ではわかりづらい凄さというものを肌で感じているからこそ、このような意見が多く出てくるのでしょう。
⑤滲み出るいい人感
2011年、バルセロナは日本で行われるクラブW杯の為に来日しました。
その際、当時監督のグアルディオラ監督は連戦と長旅の疲れを考慮し、「適当に日本観光でもしてきていいよ〜」という事で来日最初の日をオフにし、各選手色々と観光に出かけました。
その時の1枚がこちら。
謎のフィット感
想像以上の違和感のなさ
なぜか世界デビューした文藝春秋
見るからに伝わるいい人感。
実際に真面目な人格者であるとの事...。
普通はメッシやクリロナ、ネイマールやスアレスなんかもそうであるように、イニエスタクラスの選手になれば芸能人などと同様、一定数のアンチというものは湧いてくるものです。
ですがイニエスタは恐ろしいほどアンチがいない。
それは卓越しまくった実力以外にも、溢れ出るいい人感、知り合いじゃなくても伝わるような誠実そうな雰囲気が滲み出ている事も一因でしょう。
さて、なぜか文藝春秋をオチみたいに使ってしまったところはありますが
最終的に何が言いたいかと言うと、Jリーグどころか日本のプロスポーツ史上でも歴代最高レベルの外国人選手が来るという事。
デビュー戦はスペイン代表のW杯での勝ち残り状況によって変わってくるみたいなのでまだ何とも言えませんが、どんどん待ち遠しくなってきましたね。
イニエスタbotの中のも戸惑いながら楽しみでウズウズしている事かと。
それでは最後に此方の歌をご紹介します。
全盛期を築いた時代からシャビが抜け、そして今年イニエスタが抜け......バルサの一つの時代が終わってしまうような気は少ししてしまい寂しい気持ちはありますが、Jリーグにとっては間違いなく一つの時代の始まりと言えるでしょう。
ではでは(´∀`)