春はあけぼのの季節も暮れ。
どーもこんばんは
さてさて、本日は日本代表のマッチレビューでございます。
スイス代表vs日本代表です。
西野ジャパンとして2試合目となるこの試合は、まだ戦術すら浸透していない感のある日本にとって大事な大事な一戦。
またスイスにとってはW杯前最後のテストマッチという事で、スイスにとっても大きな意味を持つ試合です。
両チームスタメンです。
日本はガーナ戦と同じ3バックではなく、長谷部をボランチに戻した4バックの形になります。長谷部とダブルボランチを組むのが山口ではなく大島という辺りは一つ、ハリルと西野監督の色の違いのポイントかもしれません。
本大会も4バックならボランチは長谷部と柴崎or大島、3バックならこの2人と山口が組む形になるのではないでしょうか。
...スイスもタレント揃ってるなぁ...
さて、試合開始です。
前半はそこまで深刻視するほど悪い...というわけではないようにも感じました。
守備の出足はなかなか早く積極的なプレッシングは機能しており、前線からの守備という面ではそこまで悪くなかったと思います。
序盤は槙野の背後を思いっきり突かれて…というシーンを見受けられましたが、時間の経過とともにある程度落ち着いたかなと。
ただ攻撃については時折連動性を見せかけるものの、これといったチャンスは作れておらず、前線での停滞感は否めないものでした。
...結局、後半も特にその流れが変わる事はありませんでした。
メンバーをちょこちょこ入れ替えて変化をつけようとするものの、攻撃の停滞感も西野監督のスタイリッシュ感も特に何も変わる事なく、唯一変わったのはどんどん日本の守備がわかりなすく脆くなっていき、結局スイスに完璧に崩されて2失点目。
...あーあーあー…っていう感じで取られてしまいました。試合はそのまま0-2で敗北。
守りはある程度悪くなかったかもしれませんが、攻めの形は未だ見えてこないどころか、この2試合では結局ガーナ戦の3-4-2-1か今日の4-2-3-1かどちらが良いかハッキリする事も出来ないまま残されたテストマッチはもう残り1試合。
本来であれば本番前最後の試合であるパラグアイ戦は「仕上げ」の舞台にしないといけないのですが、恐らくパラグアイ戦も「試作」の舞台にしか出来ない危機的状態です。
私達は所詮いちギャラリー。奇跡のV字回復を信じる事しか出来ませんが......
ではでは(´∀`)