あかん眠い。
どーもこんばんは
8月も遂に終わりまして9月を迎えました。夏も終わりに向かって進み、2018年もじわじわと終盤に入り出してきています。
さてさて、そんな本日のマッチレビューはガンバ大阪vs川崎フロンターレ!
前節、サガン鳥栖との残留争いの直接対決でフェルナンド・トーレスにJリーグ初ゴールを許すなど完敗を喫してますます後がなくなりつつあるガンバ。
もはや一敗すらガンバを窮地に追い込む一撃のようになってきた中、今節ホームで迎え撃つのはディフェンディングチャンピオンの川崎フロンターレ。広島、FC東京が前半戦ほど勝点を上積み出来ていない事もあり、首位追撃に勢いを増すこの状況で当たりたくなかったチームです。
両チームスタメンです。
J屈指の攻撃力を持つ川崎対策もあって、宮本監督体制では初めてスタートから3バックを採用。
そして何と言っても今日のトピックは今野泰幸の復帰です。
J3とはいえ、先週から実戦復帰しさすがのプレーを見せた今野。窮地に追い込まれたガンバの最後の希望とも言える守護聖人はガンバを上昇気流に導く事は出来るのでしょうか。
システム変更を施した前半は復帰した今野を中心に守備が安定して機能します。相手が川崎である以上、川崎にポゼッションで優位に立たれる事は致し方ない部分もありますが、決定的なピンチを迎える前にバイタルエリアできっちり対処出来ていたのではないでしょうか。
攻撃に関しても、川崎の攻撃に対処する為の3バック採用でしたが渡邉、倉田、小野瀬のトライアングルを中心に前線で良い連動性を見せて前半7分、遠藤のCKを合わせた菅沼のヘディングシュートのこぼれ球を渡邉千真!
神戸からやってきたもう1人の救世主がゴールに押し込み、ガンバは開始早々に奪った1点リードをキープしたまま前半はほぼプラン通りに終えます。
ですが宮本監督就任以降のガンバが前半をプラン通りに終えるのは別に大して珍しくもない話。近頃のガンバにとっての鬼門は後半です。
DAZNの実況にも何度もその事を強調され、ガンバファンも重々自覚している中、既に心臓が千切れそうな想いで後半の開始を待ちます。
8月に喫した11失点は全て後半に喫したガンバ。この9月を仕切り直しとしたいガンバは55分、再びセットプレーからファビオが押し込んで追加点を奪います。
そこからは一方的な川崎ペース。常に川崎にボールを握られ続け、ガンバは攻撃どころか川崎陣内にボールを進める事さえもままならず、ほぼほぼワンサイドゲームで試合は進んでいきます。
ですがこの日は中盤の守備を今野が担ってくれている事でディフェンスラインが釣り出されて守備ブロックが崩れるような事もなく、ずーーーっと攻められていたにも関わらず決定的なピンチというものはほとんど与えませんでした。
そしてアディショナルタイムも4分を経過したタイミングで試合終了のホイッスル。
っしゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
今日は宮本監督のゲームプランがバッチリハマったと言ってもいいでしょう。
此方の記事にも書いたように、今日のガンバはゲームプランを最後まで通して実践する事が出来ました。川崎の大島僚太が負傷退場を余儀なくされた事も要因の一つではあるかもしれませんが、ファビオ、三浦、菅沼で構成された3バックは集中を切らす事なく、絶えず良いラインを保てていたと思います。
そして何と言っても今日の試合を語る上で欠かせないのは今野泰幸。
対人能力の強さ、的確なポジショニング……今野が今野たる所以を最大限に見せつけ、それは試合を観ていると「今野がいるだけでこんなに違うんだ…」とさえも思えるようなガンバの守備でした。
今野が中盤での守備をしっかり締めてくれていた事で、ディフェンスも迂闊に無闇に釣り出される事なくブロックが崩れるような事態にならなかった事が川崎相手に大きなピンチをも迎えさせなかった要因とも言えるでしょう。もう今野様様。
宮本監督になって初めてのクリーンシート、それを川崎相手に達成した事はチームにとってとても大きい事です。
ただ、ガンバにとって窮地に追い込まれている現状には変わりありません。
ルヴァン杯を挟んで次節からはファン・ウィジョも復帰するので、今日の試合を一つの契機に一日も早く、本来ガンバが在るべき位置へと帰って欲しいです。
さて、Jリーグは1週間休んで、今週は森保ジャパンの初陣となるチリ戦(7日、札幌)、コスタリカ戦(11日、吹田)が行われます。
また裏番組ではアジア大会の決勝戦も行われているので此方も楽しみですね!
ではでは(´∀`)