夜中にサッカー見ながらカップ麺食べるの最高
どーもこんばんは
Junkie……
さぁ、遂にUEFAチャンピオンズリーグ開幕です!!
誰もが待ち望んだ世界最高峰の戦いは、今年からスカパーからDAZNでの中継に変わり、ゲーム媒体もKONAMI(ウイニングイレブン)からEA Sports(FIFA)に変わるなど、外部でいくつかの変革を行いながら18-19シーズンが始まります。
今年の決勝の舞台はアトレティコ・マドリードのホームスタジアム、ワンダ・メトロポリターノです。
しかしそこに辿り着く為にもまずはグループリーグ突破が必須条件。今年からDAZNが中継する事になってCLは初日から注目カードをぶっこんできました。
グループB、FCバルセロナvsPSVアイントホーフェン、インテル・ミラノvsトッテナム・ホットスパーです。
同時開催なので、どちらをマッチレビュー対象試合にするか迷いましたが今回のマッチレビューはジュゼッペ・メアッツァ、サン・シーロで行われるインテル・ミラノvsトッテナム・ホットスパーを取り上げさせて頂きます!!
今年はマンチェスター・ユナイテッドの監督としてCLを戦う当時のジョゼ・モウリーニョ監督の下で09-10シーズンのCLを制覇したインテルはその後低迷期に突入。CL常連だったチームも、12-13シーズンからは大会から姿を消してしまっていましたが、今シーズンはルチアーノ・スパレッティ監督の下で大会に舞い戻ってきました。
そんなインテルがCL復帰戦で対峙するのは、奇しくもインテルが低迷し始めた辺りから強豪へのステップを踏み始めたトッテナム。古豪復活か、スパーズがその歩みを加速させるか、注目の一戦となります。
両チームスタメンです。
(インテルのキットがなかったのでガンバで代用しました…)
リーグ戦で開幕3連勝を飾った後、ワトフォード、リバプールに連敗を喫するなどやや下り調子気味のトッテナムはこの試合も負傷欠場のデレ・アリの穴を如何に埋めるかが鍵になりそうです。
一方のインテルはリーグ戦ではやや躓いたスタート。ですが一時期のリバプールやACミラン、11-12シーズンのチェルシーのように必ずしもリーグの調子と比例する大会ではありませんから、この試合を一つの契機にしたいところです。
このグループBの残り2チームはバルセロナとPSVなので簡単に勝点を計算できないグループです。
ですので両チームとも、最悪でも「バルサ戦での1敗はOK」と言える状況にする為に何としてでも勝点3を得たい初戦、チャンピオンズリーグの開幕戦に挑みます。
初戦という事もあり両チームやや慎重な立ち上がりを見せますが、前半はインテル優勢で進んでいたと言えるでしょうか。トッテナムは中盤で違いを作る事の出来るデレ・アリの欠場が響いてエリクセンにいつも以上の負担がかかる形になり、攻撃は殆どソン・フンミンの左サイドでの個人突破くらいに終始します。
一方のインテルはインテルで、前半の主導権は握っていたと言えるものの決定的なチャンスには中々結びつきません。両チームともにエースストライカーであるマウロ・イカルディ、ハリー・ケインが前線で孤立した状態に陥っていたまま前半は得点なく終えます。
もう少しスコアレスの状態が続くかと思われた後半でしたが、意外と早い時間に均衡が破られます。53分、前半はインテルのミドルゾーンでの守備に苦しめられたエリクセンのシュート。
一度はハンダノヴィッチの好セーブに遭うもののもう一度自分でシュートを放ち、これがインテルDFミランダに当たって軌道が変わりゴールに吸い込まれてトッテナム先制。
先制点を奪った事が良い影響をもたらしたのか、トッテナムは前半よりも落ち着きを取り戻し、ある程度自分たちのペースで試合を運び始めます。
しかし久し振りのCLで、そしてこの死のグループBのホーム戦を落とす訳にはいかないインテルはカンドレーヴァ、ケイタ・バルデらを立て続けに投入。少しずつインテルがリズムを取り戻し、逆に1点を守りきるべく後ろ向きになり始めたトッテナムに攻勢をかけます。
そして試合はラスト5分を切り、迎えた85分、左サイドを抜け出したケイタのクロスはエリア外に外れていきましたが、そのボールに反応したのはこの試合ここまでずっと消えていたイカルディのスーパーボレー!!
エースがワンチャンスを完璧に決め切り、インテルが終盤に試合を振り出しに戻します。
エースのスーパーゴールで勢いづいたインテルは選手もスタジアムに押し寄せたインテリニスタも完全にイケイケモード。一方のトッテナムはケインを下げてDFのダニー・ローズを投入して引き分けを狙いますが、これが却ってインテルをさらに勢い付ける事に。
もう試合の流れはすっかりインテル。
アディショナルタイムも目安の半分を過ぎた頃、リスク覚悟で前線に人数をかけて攻めに出たインテルはCKの混戦から最後はベシーノ。
土壇場でインテルが逆転ゴールを奪い、インテルが6年ぶりのチャンピオンズリーグの初戦をラスト5分からの逆転劇というあまりにも劇的な展開で初戦を飾りました。
劇的な負け方とはなりましたが、点を取ってからのトッテナムのゲームの進め方が間違っていたとは思わないし、むしろ前半よりもスムーズに進んでいたのではないかと思います。
ただ、あのイカルディのスーパーゴールがこの試合の全てを変えてしまったという印象でしょうか。仮にも通ぶってイキって書いているこのブログでこんな事を言うのもアレかもしれませんが、眠れるエースのスーパーゴールが持つ得点以上の重要性を再認識したゲームでした。
なんにせよ、インテルがCLの舞台に戻ってきて、初戦でこのような試合を見せた事はインテリニスタでなくても少し嬉しいサッカーファンも多いのではないでしょうか?死のグループ、B組のここからの行く末はどうなる事やら…。
ではでは(´∀`)