結局阪神の監督は矢野さんで固まってるの?
どーもこんばんは
コーチ陣とかどうなるのかしらね。
さてさて、本日はJ1リーグはお休みです。
というわけで今回のマッチレビューは森保ジャパン2戦目、キリンチャレンジカップ日本vsパナマの一戦になります!
9月11日に大阪で行われた森保ジャパンの初陣、コスタリカ戦では敢えてロシアW杯の主力組を招集せずに新戦力を多く起用。結果、中島翔哉や南野拓実といったリオ五輪世代、更には堂安律などが輝きを見せて3-0の快勝で初陣を飾りました。
そして2019年1月にUAEで開催されるアジアカップがいよいよ迫ってきた今回はロシアW杯の主力組を森保ジャパンになってから初めて招集。ロシアW杯で躍進を見せた従来の主力と、コスタリカ戦で新たな希望を見せた新戦力の融合が一つのテーマとされる2試合になります。
今日の対戦相手、パナマ代表は今年のロシアW杯本大会にも出場。本戦ではベルギー、イングランドと同居してしまった事もあって3戦全敗に終わりましたが、予選ではアメリカを上回って本大会進出を決めた訳ですから、侮れないチームです。
そろそろアジアカップに向けて本格的なチーム作りの時期に入った森保ジャパン。それと同時にロシアW杯組の復帰で競争は激化するはずですから、そこにも注目ですね。
両チームスタメンです。
日本のスタメンはコスタリカ戦スタメン組、ベンチ組、そして復帰組の3組をちょうどミックスしたようなスタメンになりました。
パナマはロシアW杯に出場したメンバーも多く名を連ねましたが、直前までスケジュールがバタバタしていたのでコンディション面は気がかりです。
ちなみにCBの19歳、冨安健洋は今日が代表デビュー戦。自分より年下の選手代表の試合に出るようになると言葉にし難い感情になります……誰しもが通る道か……。
本日の試合会場はアルビレックス新潟の本拠地、デンカビッグスワンスタジアム。
2002年日韓W杯でも3試合が開催され、当時社会現象にもなっていたデヴィット・ベッカムもプレーした日本海側では最大のスタジアムで、森保ジャパンの大事な一戦を迎えます。
やはり序盤からボールポゼッションを握ったのは日本。ボール支配率を上げながら高めのポジションを取る両サイドバックを中心に、パナマがサイドのスペースを結構空けていた事もあってサイド攻撃を主体に攻めていきます。
そのパターンから決定機が訪れたのは23分。青山の浮き球のスルーパスに右サイドバックから攻め上がった室屋が完全にどフリーの場面を迎えますが、最終的にパスを選択した室屋の緩いクロスは中途半端な位置に流れてしまってゴールならず。打っても良かったような気が…。
攻めてはいるもののどこか詰まっている感も否めなかった為、前半は無得点で終わりそうな空気が漂っていましたが42分、パナマDFのパスミスをカットした青山が素早く縦パスを供給。そのボールで前を向いた南野がDFを突破し、張り切って冷静にシュートをゴールに流し込んで遂に日本が先制点。
青山の素早い状況判断、そして今日の日本の攻撃陣に少し欠けていたように感じた推進力を見せた南野の2試合連続ゴールが決まり、前半は1-0と日本リードで終えます。
後半も優勢にボールを保持する森保ジャパン。しかしパナマも少しずつチャンスを作り始めた事もあって中々もどかしい試合展開に。
しかしそんな中で64分、伊東のパスから再び南野が前への推進力を見せてシュートまで持ち込みます。このシュートは相手GKに阻まれたものの、こぼれ球によって生まれたゴール前での混戦から最後は伊東が押し込んで日本が欲しかった追加点を獲得。
南野と共に伊東もこれで2試合連続ゴール。新体制初陣からの2試合連続ゴールはこれまでに過去2人しか成し遂げていない記録(第一次岡田武史体制の呂比須ワグナー、ハリルホジッチ体制の岡崎慎司)でしたが、森保ジャパンでは初陣で得点を挙げた2人ともがこの記録を達成した事になります。
2点目を奪った日本は伊東の負傷退場というアクシデントこそあったものの、試合全体としては悪くない流れが続いて原口、槙野が立て続けに惜しいシーンを作り、日本優勢の流れは変わらず。
85分には原口のスルーパスに後半途中から出場した川又が持ち前の泥臭さを発揮し、実況席ではゴン中山さんが見守る中まさしく川又らしいゴールを決めて3-0。
南野、伊東、川又と言った、これまではたまーに代表に呼ばれたり呼ばれなかったりくらいの位置付けだった選手達が与えられたチャンスでしっかりと結果を残し、試合はそのまま3-0で快勝。森保ジャパンは初陣からの2試合連続3-0と会心のスタートを切りました。
恐らく次のウルグアイ戦では、ウルグアイという相手の力関係も考えて親善試合とは言えども所謂「公式戦モード」の試合になると思います。そう考えればアジアカップに向けてのサバイバル、色んな選手を試して…という観点に於いてこの試合の持つ意味は大きく、そこで南野や伊東といった面々がしっかりと活躍した事は大きなアピールと言えるでしょう。伊東の負傷状態は心配ではありますが…。
青山も中盤でさすがのゲームメイク能力を発揮していましたし、原口の動きも良かった為に攻撃は円滑に進んだ印象です。
基本的には満足の行く試合だったとは思いますが、一つ今日の試合で不安だったところはDF陣です。
今日は前半からディフェンスラインがやや軽かったように感じました。パナマが守備重視だった事もあって決定的なピンチになるシーンはあまり無かったものの、「おぁえ!?」という得体の知れぬ声が漏れるシーンはちょこちょこありましたね。
ただあくまでディフェンスライン全体としての話ですので、たとえば個人として代表デビューとなった冨安はデビュー戦にも関わらず安定したプレーを見せていたと思います。デビュー戦であれだけやれれば十分でしょう。
恐らく今日のメンバーを見る限り、ウルグアイ戦は今日とは大きく違うスタメンになる事が予想されます。
ルイス・スアレスを欠くとは言えどもウルグアイは今の日本の力を測るのに絶好の相手。W杯組と新戦力組の融合が本格的に始まった日本代表がどのような道のりを進むのか、試される一戦です。
ではでは(´∀`)