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J2最終決戦!ラスト5節大展望!!

矢野燿大監督決まったのね

 

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どーもこんばんは

 

好きな選手だっただけに何とか成功して欲しいところです。

 

 

 

さてさて、国際Aマッチ期間中とルヴァン杯準決勝開催によりJ1は1週間お休みしておりましたが

 

 

 

休む事なく開催されておりましたJ2リーグもなんやかんやで気がつけば残り5試合となって参りました。

 

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世界屈指のトンデモ魔境リーグとも言われるJ2リーグ今年も白熱の昇格争い、プレーオフ圏内争い、そして残留争いが繰り広げられます。

というわけで今回はJ2のラスト5試合、様々な争いをざっと展望していきたいと思います!

 

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まずは現在の順位表から確認しましょう。( )内の数字は10月14日時点での勝点です。

 

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1 松本山雅FC (69)

2 大分トリニータ (66)

3 FC町田ゼルビア (65)

4 アビスパ福岡 (64)

5 大宮アルディージャ (63)

6 横浜FC (63)

7 東京ヴェルディ (63)

8 徳島ヴォルティス (54)

9 モンテディオ山形 (51)

10 レノファ山口 (51)

11 ヴァンフォーレ甲府 (49)

12 ツエーゲン金沢 (49)

13 ファジアーノ岡山 (49)

14 ジェフユナイテッド千葉 (48)

15 水戸ホーリーホック (47)

16 アルビレックス新潟 (46)

17 栃木SC (45)

18 愛媛FC (43)

19 京都サンガFC (37)

20 FC岐阜 (36)

21 カマタマーレ讃岐 (29)

22 ロアッソ熊本 (27)

 

(徳島、山口、甲府、讃岐は1試合、町田は2試合の未消化試合がある為暫定の順位です。)

 

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町田の大躍進、新潟や京都の降格危機といった波乱の多かったJ2ですが、第37節では町田と大分の直接対決で町田が勝利し、さらに上位戦線は混戦と化して来ました。

それではまずは上位争いから!

 

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①自動昇格&プレーオフ圏内争い

 

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前述しましたが、前節の町田vs大分の直接対決では町田が3-2で勝利。同節に松本が金沢に2-0と勝利を収めた事で松本が単独首位に立ちました。

 

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1位松本と2位大分の勝点差はこれで3。松本にとってもまだ予断は許さない状態ですが、さらに恐ろしいのは2位大分から7位東京Vまでの勝点差は僅かに3しかないという事です。

逆に7位東京Vから8位徳島の勝点差は徳島が1試合少ないとはいえ9もあるので、昇格争いと同時に6位以内が対象となるプレーオフ圏内争いは1〜7位のチーム、松本大分町田福岡大宮横浜FC東京Vに絞られたと考えていいでしょう。

 

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それではここで、この7チームの残り試合を確認していきます。

 

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松本

第38節 vs岐阜(H)、第39節 vs大分(A)第40節 vs東京V(H)、第41節 vs栃木(A)、第42節 vs徳島(H)

 

大分

第38節 vs千葉(A)、第39節 vs松本(H)第40節 vs横浜FC(A)、第41節 vs金沢(H)、第42節 vs山形(A)

 

町田

第26節延期分 vs山口(A)、第38節 vs岡山(A)、第39節 vs新潟(A)、第35節延期分 vs讃岐(A)、第40節 vs福岡(H)、第41節 vs愛媛(A)、第42節 vs東京V(H)

 

福岡

第38節 vs山形(A)、第39節 vs金沢(H)、第40節 vs町田(A)、第41節 vs熊本(H)、第42節 vs岐阜(A)

 

大宮

第38節 vs横浜FC(A)、第39節 vs京都(H)、第40節 vs金沢(A)、第41節 vs山形(H)、第42節 vs岡山(A)

 

横浜FC

第38節 vs大宮(H)、第39節 vs徳島(A)、第40節 大分(H)、第41節 vs岡山(H)、第42節 vs甲府(A)

 

東京V

第38節 vs徳島(H)、第39節 vs愛媛(A)、第40節 vs松本(A)、第41節 vs讃岐(H)、第42節 vs町田(A)

 

(対象7チーム同士の直接対決は赤に着色しています。)

 

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現在の順位を考慮すれば、やはり10月28日の第39節に予定されている大分vs松本が最大の天王山になるでしょう。町田が未消化試合を2試合残しているので町田がその2試合を勝利すれば町田が首位に立つ計算にはなるとはいえ、この試合で松本が勝つ事が出来たのなら松本が自動昇格圏内確保は堅くなるのではないでしょうか。

 

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4位福岡、5位大宮は元々戦力も豊富に揃っていて地力のあるチームなので、この勝点差ならまだまだ自動昇格圏内を狙えると言ってもいいでしょうし、6位横浜FC、7位東京Vにしても前者は2位大分、後者は1位松本との直接対決を残していますし、これに勝てれば十分に自動昇格の芽はあると思います。

 

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逆に残り試合を見て厳しいと言わざるを得ないのは町田です。仮に昇格圏内に入ってもJ1には上がらないという事情の為に現在J1で残留争いを繰り広げるチームの期待を一身に背負う町田ではありますが、先日IT大手のサイバーエージェントの買収が発表されたとは言えそれは来シーズンの話であって、資金力に乏しい状態で始まった今シーズンはやはり満足とは言えない選手層で残りシーズンを戦わなくてはなりません。

 

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もちろん、町田もそのハンディキャップを感じさせない強さを見せてここまで躍進を見せている事は見事としか言いようがありませんが、町田にとって問題なのは未消化試合が2試合あると言う事です。

一見、未消化試合を残している事は有利に見られがちですが、選手層が厚いとは言えない町田にこれから訪れるのはその2試合を埋める為の過密日程です。加えて痛手なのはその2試合が両方アウェイ戦でアウェイ4連戦というエグい日程が組まれてしまっている事で、この最終盤にアウェイ4連戦を戦わなければいけない事は町田にとっては大きく不利になってしまうのではないでしょうか。

 

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個人的な予想としては、最終順位は1位松本、2位福岡、3位大分、4位大宮、5位東京V、6位町田、7位横浜FCと思っています。

 

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②残留争い

 

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一時期はがっつり最下位だった京都が降格するんじゃないかと思って京都市民の私もビクビクする毎日でしたが、熊本と讃岐が苦しみ続ける反面、補強した選手が上手く機能した京都は夏以降盛り返して19位まで浮上。

 

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逆に13試合未勝利だった岐阜が残留争いに参戦して来ましたが、此方も前節岡山相手にようやく勝利。20位岐阜と21位の讃岐勝点差は7。1試合少ない讃岐が10月31日に行われる未消化試合を勝利出来れば少しわからなくなりますが、今のところ残留争いは昇格・プレーオフ争いほど激化はしないと思っています。

 

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一応、19位京都以下の4チームを対象にして残り試合を見ていきましょう。

 

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京都

第38節 vs新潟(H)、第39節 vs大宮(A)、第40節 vs愛媛(H)、第41節 vs千葉(H)、第42節 vs讃岐(A)

 

岐阜

第38節 vs松本(A)、第39節 vs千葉(H)、第40節 vs山形(H)、第41節 vs水戸(A)、第42節 福岡(H)

 

讃岐

第38節 vs山口(H)、第39節 vs甲府(A)、第35節延期分 vs町田(H)、第40節、栃木(H)、第41節 vs東京V(A)第42節 vs京都(H)

 

熊本

第38節 vs水戸(A)、第39節 vs岡山(H)、第40節 vs新潟(A)、第41節 vs福岡(A)、第42節 vs愛媛(H)

 

(ピンクで着色しているのが対象4チームとの直接対決オレンジで着色しているのが上位7チームの対戦です。)

 

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私自身、ガンバファンであると同時にサンガファンもやらせて頂いておりますので、今年、いや伝統芸とも言えるのサンガのやらかしはたっぷり見てますから、油断が出来ないのは当然です。とはいえ、J3降格圏内となる2チームは讃岐と熊本で固まった感はあるのではないでしょうか。

 

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そうなると鍵を握るのがJ3アスルクラロ沼津の動向です。

 

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今、前述の町田がそれで話題になっているのと同様に沼津はJ2ライセンスを持っていない為、J2昇格圏内に入ってもJ2に上がる事が出来ずに昇格枠と降格枠が一つ削られる事になります。

現在沼津は2位の鹿児島と勝点1差の3位ですから、十分に可能性は残されています。

 

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その為、残留争いは京都、岐阜が絡むかどうかというよりも讃岐と熊本の最下位回避の為の戦いと言えるでしょう。FC琉球鹿児島ユナイテッドFCザスパクサツ群馬4チームに絞られたJ2昇格争いは、沼津を除く3チームはJ2以上のライセンスを有しているので沼津が自動昇格圏内に入ったとしても最下位になれば降格は余儀なくされます。

 

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今年も激しくなったJ2の終盤戦。

今年はライセンスの関係もあって、J1下位チームのファン、サポーターにとっても見過ごせない状態になっていますね。ますます楽しみです。

ではでは(´∀`)