あ、今日M-1か。
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューはJ1参入プレーオフ2回戦、横浜FCvs東京ヴェルディの一戦です!
自動昇格は惜しくも逃したものの、最終節でFC町田ゼルビアを逆転して3位でJ2リーグをフィニッシュした横浜FC。J2最終節から1週間のインターバルを置いてこの試合を迎えますが、このインターバルをリフレッシュ期間とする事が出来たのか、はたまた流れが途絶える事となってしまったのかが試合のカギを握ります。
一方、勢い的に勝るのは東京ヴェルディの方でしょうか。6位として臨む為、引き分けも許されずアウェイでの3連勝だけが求められるこのプレーオフは1回戦で大宮アルディージャに数的不利の状況から見事に勝利。勢いそのままにJ1への階段を駆け上がりたいところです。
昨日のJ1最終節の結果、J1の16位としてプレーオフ参加が決まったのはジュビロ磐田でした。これもまあ凄い結末でしたね…。
勝ったチームが来週、磐田との最終決戦を迎えます。決戦の地、ヤマハスタジアムに駒を進めるのはどちらのチームとなるのでしょうか。
両チームスタメンです。
横浜FCはレアンドロ・ドミンゲスを負傷で、東京Vは内田達也を出場停止と両チーム共に核となる選手を欠く中での一戦となりました。
決戦の舞台は横浜FCのホーム、ニッパツ三ツ沢球技場です。
前半から試合を優勢に進めていったのは横浜FC。確実にボールを繋いでいき、ポゼッション主体の東京Vにボールを握らせず自分達のペースで慌てずに試合を進めていきます。
最大のチャンスは29分、瀬沼優司の右からのクロスを絶対的エース、イバが頭で合わせるもののこれは左ポストに阻まれてノーゴール。
劣勢を強いられた東京Vが最大の得点チャンスを掴んだのは33分、クロスボールの競り合いを皮切りに波状攻撃を開始し、李栄直の折り返しに林陵平が反応するもののこれは横浜FCのカルフィン・ヨンアピンがブロック。このプレーの流れで得たFKも決めきれず、前半は0-0で終えます。
後半開始早々に東京Vは梶川諒太とレアンドロを同時に投入。ここからは前半以上に試合は一進一退と化していきますが、やや前がかりになっていく東京Vに対し引き分けでも突破の決まる横浜FCがカウンターを繰り出す展開が続き、チャンスの実数自体はそれでもまだ横浜FCの方が多い、という状態が続いていきます。
サバイバルレースのような戦いで、両者小競り合いも増え始めるなど試合はどんどんヒートアップ。そんな中でも南雄太、上福元直人の両GKの好守もあって試合は予断を許さない終盤戦へ。
勝たなければ次に進めない東京Vはドウグラス・ヴィエイラを投入して最後の攻撃に打って出ます。
しかし横浜FCペースは変わらず、このまま横浜FCの勝ち抜けが濃厚と思われ始めた後半アディショナルタイム6分、東京Vは獲得したコーナーキックでGK上福元を前線に上げるパワープレーを決行。そして佐藤優平の上げたボールは上福元が完璧なヘッド。これは横浜FCのGK南に阻まれたものこぼれ球…
…声出ちゃいました。
そんな見てる人全員が大きめの声を出してしまったようなシーンを経て、東京Vが1-0でまさしく劇的な勝利…!
いやぁ……月並みですがスリル満点のゲームでしたねぇ…。
今日は特に両GKの活躍が目立ちました。決勝点にも絡み、文字通り今日の主役となった上福元然り、横浜FCの南も今日は守護神たる働きぶりを見せていましたね。
最後まで息つく間を与えない試合を見せてくれたと思います。
J1残留か、J1昇格か…最後の生き残りをかけたJ1参入プレーオフ決勝、ジュビロ磐田vs東京ヴェルディは12月8日14:00からヤマハスタジアムでキックオフです。
……ゆっくりM-1見よか。
ではでは(´∀`)