下町ロケットの録画を見ながら頭の中で某フレーズが響くスパイラル
どーもこんばんは
ビーマイベイベ、ビーマイベイベ…
さてさて、本日は第35回ユーキャン新語・流行語大賞が発表となりました。
大賞は今年の平昌オリンピックでカーリング女子日本代表の「そだねー」が受賞。
トップ10には「eスポーツ」「おっさんずラブ」「ご飯論法」「災害級の暑さ」「スーパーボランティア」「奈良判定」「ボーッと生きてんじゃねぇよ!」「#MeToo」が選ばれ、サッカー界からは「大迫半端ないって」がトップ10入りを果たしました。
というわけで、当初予定ではもっと年末に「独断と偏見による2018Jリーグ・日本サッカー名言&迷言大賞」的なブログを書こうと考えていましたが、それとは別に当ブログで勝手に「2018Jリーグ・日本サッカー流行語大賞」を選定させて頂きます!
おそらく後日更新予定の名言&迷言ランキングと重複するものも出てくると思いますがそこはご容赦あれ…。
それではまず、独断と偏見によるトップ10から発表していきましょう!
①「大槻組長」
受賞者:大槻毅(浦和レッズヘッドコーチ)
用語解説
堀孝史監督が解任された浦和の、後任監督決定までの暫定監督として指揮を執った大槻毅氏がイメチェンした結果、アウトレイジに出てきそうなビジュアルになった事から生まれた愛称。
後任監督決定による退任前最後の試合前にはDF槙野智章本人が「アウトレイジ最終章」と言うなど実質公認状態にまで至る。暫定監督としてリーグ戦4試合で3勝1分と抜群の成績を残した点もポイント。
②「バルサ化」
用語解説
2016年、神戸の親会社でもある楽天株式会社がFCバルセロナの胸スポンサーに選ばれた事を機に神戸はバルサ化への道を推し進める事に。ルーカス・ポドルスキ獲得の時点で驚きだったが更にその後バルサからスタッフを招聘し、極め付けはアンドレス・イニエスタの獲得というJ史上に残る移籍劇だった。来季はダビド・ビジャの獲得も決まるなどこの動きを更に加速させようと目論んでいる。
③「飯倉」
用語解説
今季から横浜FMの監督に就任したアンジェ・ポステコグルー監督の下、横浜FMは超ハイライン戦術を施行。しかしそれはGK飯倉大樹までもがハーフェーライン付近まで前に出るパンチの強すぎる戦術で、第9節湘南戦や第14節G大阪戦のように思いっきり裏目に出る事もしばしば。
前半戦、チームの不調も相まって多くのマリノスファンが「い、飯倉ぁぁぁぁ!!」と悲鳴を上げる事となった。
④「VAR」
用語解説
近年導入され始めた、誤審と思われるシーンをビデオによって判定するシステム。今年のロシアW杯でも採用した事で一気にその名を世間に広めた。
Jリーグでは導入されておらず、またロシアW杯の日本代表戦に於いてVARが使用されたシーンはないものの、誤審が発生する度にVAR導入の議論の対象となったり第19節清水vs鳥栖戦では鳥栖FW金崎夢生が後ろから倒されたにも関わらずノーファウルだった事でJでは導入されていないVARをアピールするなど何かと話題になった。
ちなみ私が観に行った試合がW杯に於けるVAR適用第1号でした。
⑤「苦ピー。」
受賞者:山内隆司(ガンバ大阪社長)
用語解説
今年からレヴィー・クルピ監督を迎えたガンバだったが、あえなく開幕3連敗を喫してしまう。2012年のセホーン監督は開幕3連敗(全公式戦なら5連敗)を喫した時点で解任となった為、当然監督の去就についての質問もガンバの山内隆史社長に向けられたが、社長が発した言葉は「苦ピー」というまさかのダジャレ。
この時メンタルがやられまくっていたガンバファンは最早笑えるわけもなかった。
⑥「ありがトーレス!」
受賞者:フェルナンド・トーレス(サガン鳥栖FW)
用語解説
今年はイニエスタのみならず、フェルナンド・トーレスというスーパースターもJリーグの舞台に訪れた。
だが割とスッと決まったイニエスタに対し、トーレスは一度は破断報道が出るなど情報が錯綜。何とか無事に獲得が決まり、会見で掲げられたタオルマフラーに書かれた文字は「ありがトーレス!」「誤報じゃないよ、ほんトーレス!」。
ありがトーレスは妙に汎用性が高く、後日の会見では掛け軸にも書かれる事に。
⑦「ツネコレ」
用語解説
ガンバのJ2降格のピンチに監督として立ち上がったのはかつてのレジェンド、宮本恒靖。
基本的に監督は試合中はスーツ、或いはクラブTシャツかジャージ、冬場ならベンチコートを着て指揮を執る事が多いが、そこは現役時代からイケメン選手として大人気だったツネ様、毎試合毎にツネ様の服装が注目される程にバリエーション豊富なファッションで指揮を執り、その服装がガンバの試合で一つの名物となるほど。それで結果も残したんだから完璧じゃねぇか…。
⑧「落ちひん!」
受賞者:小島卓(京都サンガFC強化部長)
用語解説
第10節熊本戦に敗れ、気がつけばJ1昇格はおろかJ2最下位にまで沈んでしまっていた京都サンガ。布部陽功監督と小島卓教科部長が居残ったゴール裏のサポーターとほぼ口論のような状態となり、最後に小島氏がほぼ苦し紛れに叫んだ言葉がこの「(J3に)落ちひん!」。
…今あんたら最下位やんか!とツッコミたくなる発言とセリフの勢いにすぐさま話題となり、しまいには小島氏の顔に「落ちひん」と書かれたゲーフラまで登場。ほんまこれで落ちてたらシャレならへんかったで…。
⑨「#FC町田ゼルビア熱烈応援J1クラブ連合」
受賞者:J1残留争いの渦中にいた全チームの関係者・ファン・サポーター
用語解説
今年の流行語大賞には#(ハッシュタグ)枠がありましたから、ここでも枠作らないと。
最終節までJ2優勝争いを繰り広げる躍進を見せた町田だがJ1ライセンスがない為に2位以内でもJ1昇格は出来ない。という事は町田が2位以内に入ればJ1昇格枠が一つ減り、それはイコールJ2降格枠も一つ減るという事。これに降格が現実味を帯びてきたチームは食いつき、J2終盤戦には即席町田サポなるものが多数誕生。J2最終節の町田vs東京Vでは、町田の応援に駆けつけたJ1チームファンも多かったとか。
尚、結果は惜しくも4位となり他力本願での残留への希望は打ち砕かれる事となった。
大賞
「ケイスケ・ホンダ」
受賞者:本田圭佑(メルボルン・ビクトリーMF)
用語解説
ロシアW杯直前の2018年5月14日放送のNHK「プロフェッショナル〜仕事の流儀〜」内でインタビューにて、「プロフェッショナルとは何か?」という質問に対して我らが本田△が出した回答は「ケイスケ・ホンダ」。そう、「ケイスケ・ホンダ」である。
本人曰く、例えば「お前プロフェッショナルやな」という言葉も「お前ケイスケ・ホンダやな」と言い換える事が可能なようで、これまで数々のインパクトある発言を残してきた本田圭佑の中でも最高傑作とも言えるようなコメントは放送直後から当然のように話題沸騰。しかしまさしく本田本人に「お前ケイスケ・ホンダやな」と言いたくなるような働きをW杯本戦で見せつけてしまう辺り、やっぱり本田△やなぁ…と改めて感じる事となった。
…と、こんな感じになりました。
今年は特に色々ありましたね。
私もいつか何らかの場面で「お前ケイスケ・ホンダやな」と言われるように頑張っていきたいです。
なんならケイスケ・ホンダ言った後、本人にやけてたもん。
ではでは(´∀`)