G・BLUE〜ブログとは名ばかりのものではありますが...ブログ。〜

気ままに白熱、気ままな憂鬱。執筆等のご依頼はTwitter(@blueblack_gblue)のDM、もしくは[gamba_kyoto@yahoo.co.jp]のメールアドレスまでご連絡お願いします。

2018明治安田生命J1リーグ、独断と偏見によるベストイレブン選定!

J1閉幕関連のブログ書きまくってるけどいざ書き溜めるとどれから更新すればいいのかわからない。

 

どーもこんばんは

 

本当の難問は書き終えた後だった…。

 

さてさて、今回は12月18日に横浜アリーナで開催されるJリーグアウォーズ2018に先駆けまして、当ブログでも勝手にベストイレブンを決めていきたいと思います!

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181205033054j:image

 

 

あくまでも独断と偏見で決めさせて頂きます。というより、ベストイレブンなんて個人で考えるとどうやってもそうなっちゃいますけどね。

最後にはMVPも選出しますよー。それではまずはGKから。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181205033110j:image

 

 

GK

権田修一(サガン鳥栖)

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181205033030j:image

 

 

G大阪東口順昭、名古屋のランゲラックなど、今シーズンは特に残留を争ったチームのGKの活躍が目立ったシーズンだったのではないでしょうか。その中でも鳥栖の権田の活躍っぷりは良い意味で現実離れしているようにすら見えましたし、権田のファインセーブで拾えた勝点3、勝点1が無ければJ2降格も免れなかったと思います。日本代表のGK争いにはシュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)や中村航輔(柏レイソル)といった若手ホープも絡んで来ましたが、実力ではまだまだ東口と権田の方が一枚上手と言えるでしょうね。

 

・GKその他の候補選手

東口順昭(ガンバ大阪)

ランゲラック(名古屋グランパス)

 

 

 

DF

野上結貴(サンフレッチェ広島)

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181205032954j:image

 

 

最後は大失速を喫して川崎に逆転されて優勝を逃した広島ですが、前半戦は間違いなく主役に躍り出たチームでした。それはパトリックを中心とした得点パターンの確率もそうですが、組織化された守備陣も大きな原動力の一つで、特に年間を通じて水本裕貴センターバックを組み、チームの堅守を支えた野上の貢献は大きかったと思います。

野上の負傷離脱期間中の辺りから広島の調子が落ち始めた事を考えると、今やすっかりチームに欠かせない一人となったのではないでしょうか。

 

 

 

DF

マテイ・ヨニッチ(セレッソ大阪)

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181205032131j:image

 

 

昨シーズンから加入したヨニッチは、Kリーグベストイレブン選出歴があるという実績による期待以上の活躍を既にC大阪で見せていると思います。

これまでは比較的ザル守備と言われる事も多かったC大阪ですが、ユン・ジョンファン監督就任以降のC大阪はむしろ守備が堅いチームに変貌を遂げ、そして極度の得点力不足に陥った今シーズンでも上位と言えるポジションをキープする事が出来ていたのはC大阪の守備陣、そしてその中心にいるヨニッチの活躍があってこそでしょう。

 

 

 

DF

山中亮輔(横浜F・マリノス)

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181205032143j:image

 

 

シーズンを通して見れば、最終節まで降格の可能性を残すなど決して好調とは言えなかった横浜FMですが、今季から指揮を執ったアンジェ・ポステコグルー監督の志向するサッカースタイルはJ1に新鮮な風を吹かせました。

DFとしての守備に加え、ポゼッションを構成する一員として、ダイナミックなサイド攻撃を演出する一人として等、他のチームよりもサイドバックに求められるものが多かった中で山中が今季見せたパフォーマンスは見事と言う他ないもので、11月の日本代表初招集時にも良い意味で驚きの声はなかったと思います。

 

・DFその他の候補選手

谷口彰悟(川崎フロンターレ)

エウシーニョ(川崎フロンターレ)

佐々木翔(サンフレッチェ広島)

ファン・ソッコ(清水エスパルス)

 

 

 

MF

中村憲剛(川崎フロンターレ)

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181205032154j:image

 

 

公式のJリーグアウォーズの方でも2016年にはMVPを達成した長老こと中村憲剛さん。中村憲剛個人のパフォーマンスとしては、初優勝を果たした昨シーズンよりもむしろ今季の方が「らしさ」を発揮していたと言えるかもしれません。

持ち前のゲームメイク能力に加えて積極的に前線に飛び出していく力も歳を重ねて尚成長すら感じるほどで、広島失速の原因とネタにまでされつつある程の完璧すぎる広島攻略法大公開に代表されるような分析力・戦術眼の高さなど、今季は中村憲剛中村憲剛たる所以を存分に見せてくれたのではないでしょうか。

BKB、ヒィア。

 

 

 

MF

家長昭博(川崎フロンターレ)

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181205032217j:image

 

 

昨季から川崎でプレーする家長ですが、昨季前半の少し馴染めなかった時期を超えてからは自分にとって一番輝けるスタイルを見つけたかのような活躍を見せています。さすがガンバユース最高傑作…。

昨季後半からその存在感は強くなり始めていましたが、今シーズンのそれは更にチームに於いて絶対的な存在となって行き、第29節の鹿島戦がそうでしたが、一人欠けたくらいなら何とでもなる今の川崎攻撃陣でも家長が欠場したこの試合は攻撃が上手く回らなかった事も、今年の家長の存在の大きさを如実に物語っているのではないでしょうか。

そんな家長ですが最終節の後半アディショナルタイム、磐田サポには悪魔に見えた事と思われ…。

 

 

 

MF

守田英正(川崎フロンターレ)

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181205032227j:image

 

 

若手を対象とした賞がヤング・プレイヤー賞以前の従来の新人賞であれば議論の余地もなく彼だったと思います。それだけの活躍を見せたのが今季の守田でした。

第8節磐田戦で初スタメンを飾ると、そこからはスタメンに定着して負傷離脱したエドゥアルド・ネット不在を全く感じさせないパフォーマンスを披露。夏に名古屋に移籍したE・ネットと比べるとフィジカルでは劣るものの、安定感とポゼッションへの貢献はE・ネット以上で、このルーキーは川崎にとって大島僚太中村憲剛を今以上に活かす為にも理想的なボランチでした。追加招集とはいえ、日本代表デビューを飾った事も十分頷けます。

 

 

 

MF

今野泰幸(ガンバ大阪)

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181205032932j:image

 

 

「今野以前、今野以後」なんて言葉が本当にしっくりくるほど、ガンバにとって今シーズンは今野泰幸という選手の素晴らしさ、貢献、というかむしろチート選手という事実、そしてどれだけこれまで今野に依存してきたかという解っていた事実を改めて噛み締める年になりました。

度重なる負傷離脱で出場は14試合に留まりましたが、その少ない出場機会でのパフォーマンスがもはや異次元。特に5月に手術に踏み切って以来、3ヶ月半振りのJ1復帰戦となった25節の川崎戦からガンバは9連勝を達成。最下位にもなるなど、降格の有力候補とも言われた状態からのV字回復の要因は他にもありますが、最大の要因は今野復帰と言っても何ら大袈裟ではありません。一部では「コンノ大阪」とまで言われるほど。

アジアカップ呼んで欲しい気持ちと、ゆっくり休んで欲しい気持ちが交差しているガンバファンは多いはず。

 

・MFその他の候補選手

阿部浩之(川崎フロンターレ)

青山敏弘(サンフレッチェ広島)

三竿健斗(鹿島アントラーズ)

チャナティップ(北海道コンサドーレ札幌)

三田啓貴(ヴィッセル神戸)

 

 

 

FW

パトリック(サンフレッチェ広島)

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181205032923j:image

 

 

パトリックに繋がる攻撃パターンを完全に対戦相手に読まれてしまった事もあり、終盤は広島は大失速を見せましたが前半戦のパトリックの破壊力は凄まじく、最終的に20得点台に乗せた事も納得です。ガンバファンとしてもパトリックがここまで復活してくれた事はとても嬉しく(同時に早くガンバに帰ってきてくれって)思っていました。

というわけで今シーズンはベストイレブンに相応しい活躍だった事は間違いありませんが、既にパトリックを始め広島攻略法が確立された感のある来シーズンが広島、そしてパトリックにとっての正念場と言えるかもしれません。

何かと今でもガンバを気にかけてくれているパトリック、個人的には来年も応援しています。

 

 

 

FW

興梠慎三(浦和レッズ)

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181205032243j:image

 

 

鹿島時代は純粋なストライカーという印象でしたが、浦和移籍以降、近年の興梠にはどんどん凄味が増しているように感じます。

自身がFWらしく、きっちり得点という数字を残すだけでなくファブリシオ武藤雄樹らも活かす興梠の貢献は今の浦和にとって一番欠いてはならない選手とも言えるでしょう。今季途中からは鹿島時代に共にJ1で3連覇を達成したオズワルド・オリヴェイラ監督が就任し、より一層輝きと存在感を増していったように感じます。

 

 

 

FW

ジョー(名古屋グランパス)

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181205032253j:image

 

 

「もしもジョーとランゲラックが居なかったら」、それを想像したら吐きそうになる名古屋サポももしかしたら居るのではないでしょうか。2018年シーズンの得点王を獲得したジョーは、3億5000万とされる年俸が安く感じるほどの働きっぷり。前半戦の苦しんでいた時期はその個人能力で孤軍奮闘を見せ、後半戦に入ってチームが上昇気流に乗れば更に相乗効果で自分の輝きも増していく……第20節でありとあらゆるガンバファンのメンタルをズタズタにした恨みはありますが、それだけジョーは圧倒的なパフォーマンスを見せました。

最終節、土壇場で劇的な残留が決まって涙するジョーの姿は少し感動しましたね。

 

・FWその他の候補選手

鈴木優磨(鹿島アントラーズ)

ジェイ(北海道コンサドーレ札幌)

北川航也(清水エスパルス)

ファン・ウィジョ(ガンバ大阪)

 

 

 

最優秀監督賞

ミハイロ・ペトロヴィッチ(北海道コンサドーレ札幌)

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181205032909j:image

 

 

今シーズンは新監督の下でシーズンを迎えたのが6チーム、途中で監督を交代したチームが5チーム(6回)ありましたが、結構その明暗が分かれた形になりました。序盤戦でチームを躍進に導いた城福浩監督(サンフレッチェ広島)、長谷川健太監督(FC東京)、継続路線で結果を残した鬼木達監督(川崎フロンターレ)、曹貴裁監督(湘南ベルマーレ)、途中就任ながらチームを立て直す事に成功したオズワルド・オリヴェイラ監督(浦和レッズ)、宮本恒靖監督(ガンバ大阪)など候補は多く居ますが、総合的に考えて今季一番を決めるならミシャことミハイロ・ペトロヴィッチ監督ではないでしょうか。

残留が目標とされていた札幌を、リアクションではなくアクションサッカーでここまで導いた功績は並大抵のモノではなく、確かにタイトルを取る力には欠けていたと言わざるを得ませんが、その事で浦和時代は少し過小評価を受けていた印象もあるミシャがその本領を発揮した格好と言えるでしょう。お見事でした。

 

・最優秀監督、その他の候補者

鬼木達(川崎フロンターレ)

オズワルド・オリヴェイラ(浦和レッズ)

宮本恒靖(ガンバ大阪)

曹貴裁(湘南ベルマーレ)

 

 

 

ベストヤングプレーヤー賞

橋岡大樹(浦和レッズ)

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181205032339j:image

 

 

これも結構悩みました。湘南の杉岡大暉や鹿島の安部裕葵らも選出に値する活躍でしたし、公式のJリーグアウォーズでは正直誰がこの賞を手にするか読めません。そこで当ブログでは色々考えた結果、19歳ながら圧倒的な選手層を誇る浦和で不動のレギュラーを掴んだという点も加味して橋岡をチョイスしました。

ルーキーイヤーとなった今シーズン、浦和ユース時代の監督でもある大槻毅ヘッドコーチが暫定監督を務めた第7節でJ1デビューを飾ると、そこからは監督がオズワルド・オリヴェイラ監督になっても元日本代表の森脇良太らを押しのけてレギュラーに定着。気がつけば浦和の右サイドに欠かせない選手として、後半戦の浦和の好調に大きく貢献した事を踏まえて橋岡を選出しました。

 

ベストヤングプレーヤー賞、その他の候補選手

安部裕葵(鹿島アントラーズ)

菅大輝(北海道コンサドーレ札幌)

立田悠悟(清水エスパルス)

郷家友太(ヴィッセル神戸)

杉岡大暉(湘南ベルマーレ)

 

 

 

MVP

家長昭博(川崎フロンターレ)

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181205032351j:image

 

 

ベストイレブンの項でも述べたので多くはここでは語りませんが、公式のアウォーズでもMVP本命と目されている今季の家長昭博の存在感はまさしく「キング」という称号が相応しい活躍っぷりでした。もしこのまま公式でもMVPとなれば、ガンバ大阪ユース出身の選手としては初めてのMVPという事になります。出来ればそれはガンバで達成して欲しかった…そんな思いもありますが、私がサッカーを見始めた時に若手ホープだった家長が…と思うと、何故か「お前何様やねん」と自分で言いたくなるほど勝手に感慨深さを感じています。

是非公式の方でもMVPを取ってくれる事を願い、当ブログの今シーズンのMVPは家長昭博とさせて頂きます。

 

 

 

さて、そんな感じで。

Jリーグは閉幕してしまいましたが、皆さんの中のそれぞれのMVPやベストイレブンという話題があるのも、オフシーズンならではの楽しみです。シーズン中には出来ない話題を楽しんでJリーグの無い期間を乗り切りましょう!

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20181205033159j:image

 

 

…あと移籍とかね。

ではでは(´∀`)