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ゆるぎないものひとつ〜FIFAクラブW杯準々決勝 鹿島アントラーズvsグアダラハラ レビュー〜

UAEってCWCやった流れでアジアカップやるのね。

 

どーもこんばんは

 

 

 

さてさて、本日のマッチレビューは先日開幕致しましたFIFAクラブワールドカップ準々決勝、鹿島アントラーズvsグアダラハラです!

 

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アジアチャンピオンズリーグを勝ち抜き、見事優勝を飾った鹿島は再びクラブW杯の舞台に辿り着きました。

開催国王者として出場した2016年はアジア勢で始めて決勝に進出。決勝でのレアル・マドリードとの延長にもつれ込む激闘はサッカー史に残ると言っても過言では無いでしょう。

 

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今回もレアルが欧州王者として参加しており、メディアでは連日「勝てば準決勝でレアル!」と強調されていますが、相手はメキシコ代表を多く抱える北中米王者、グアダラハラ。確実に言えるのは容易に勝てる相手ではまずないという事です。まず大事のはこの初戦。難敵相手に力を発揮して欲しいところですね。

両チームスタメンです。

 

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鹿島はACLのMVPに輝いた鈴木優磨、AFC年間最優秀選手にノミネートされた三竿健斗を負傷で欠く苦しい状況となっています。

鹿島を徹底的に研究したというグアダラハラをどう攻略していくか、大岩剛監督のやりくりにも注目されます。

 

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本日の会場はUAEアル・アインのハッザーア・ビン・ザーイドスタジアムです。

 

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今大会では既に当会場をホームスタジアムとする元日本代表塩谷司が所属するアル・アインFCの開幕戦を開催。

1月のアジアカップの開催会場の一つでもあり、オーストラリアvsヨルダン、キルギスvs韓国などグループステージ5試合とベスト16、8、4を1試合ずつの計8試合の開催が予定されています。

 

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試合はいきなり動きます。3分、イサーク・ブリスエラが右サイドを駆け上がってセンタリング。これに合わせたアンヘル・サルディバルのヘディングシュートがクォン・スンテの逆を突いてグアダラハラがいきなり先制。

 

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出鼻を挫かれた鹿島は何とか前半のうちに追いつくべく反撃を試みますが、メキシコのチームらしい素早く激しいプレッシングをかけてくるグアダラハラを前に中々自分達でボールを落ち着かせる事が出来ず、最前線のセルジーニョまでボールを運ぶ事が出来ずにもどかしい展開が続きます。

前半はどことなく重い停滞感を漂わせたまま、時折決定的なピンチも訪れて0-1のビハインドのまま前半を終えます。

 

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後半、鹿島はMFレアンドロを下げて同じサイドハーフに安部裕葵を投入。すると試合はグアダラハラのチェックに苦しめられながらも、前半より鹿島が攻撃の形を作れるようになります。

49分、クォン・スンテのパントキックからセルジーニョが落としたところを拾った土居聖真がそのまま左サイドを突破。エリア内に折り返したところに詰めたのは前線に駆け上がったボランチ永木亮太で、鹿島が後半開始早々に同点に追いつく事に成功。試合を振り出しに戻します。

 

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確実に流れを掴み始めた鹿島。69分にはペナルティエリア内で仕掛けた土居が倒されてPKを獲得。これをFWセルジーニョが冷静にゴール左下に決め切って遂に鹿島が逆転。

 

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前半飛ばしすぎた影響もあるのか、体力が尽き始めたグアダラハラに鹿島は更に追い討ちをかけます。84分には安西幸輝のパスを安部が叩き込んで3-1。途中出場で出た選手が結果を残してリードは2点差に。

 

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後半アディショナルタイムにはPKを献上してしまい、一度はクォン・スンテが防いだこぼれ球を押し込まれたものの、そこ以外は鹿島らしい狡猾な試合運びを見せて3-2で勝利。見事鹿島が初戦を制し、準決勝に駒を進めました!

 

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鹿島らしい長所が世界の舞台で随所に示された試合だったのではないでしょうか。

完全に劣勢だった前半を焦れる事なく耐え抜き、後半自分達の時間が来れば一気に突き刺す…、世界の舞台で、ガンバファンとしてはJリーグで何度も見せられてきた鹿島の良い意味で嫌いな部分をメキシコの名門相手に誇示してくれたと思います。

 

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さぁ、これでいよいよ次なる相手はレアル・マドリードです。

2年前、横浜の日産スタジアムで行われたあの激闘は記憶に新しいところ。私の中のCWCベストゲームは間違いなくガンバvsマンUですが、贔屓目無しに見れば鹿島vsレアルが史上最高だった事でしょう。

果たして世界屈指の相手に鹿島は、2年前以上の衝撃をリベンジという形で世界に与える事は出来るのでしょうか。


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コーヒー味の飴舐めてからコーヒーを飲む。

ではでは(´∀`)