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アジアカップ直前の今だからこそ振り返ろう!過去アジア杯日本代表プレイバック〜2004年中国大会〜

一瞬マジで1月UAE行ってやろうかなんて思った時期もありました。

 

どーもこんばんは

 

お金無いって事忘れてたんだね。

 

さてさて、今回はアジアカップも迫ってきたので此方の企画の第2弾でございます。

 

 

 

恐らくアジアカップといえばこの大会!と思う方も多いのでは無いでしょうか。今回はアジアカップ2004、中国大会編です!

 

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2002年日韓W杯での躍進、脂の乗る年代となってきたシドニー世代や黄金世代と言われた面々が代表に定着し、さらに監督は神様ジーコと日本代表人気はかつてない高まりを見せていました。

日本代表もジーコ監督の戦術面などは批判があったものの、フランスで行われたコンフェデレーションズカップ2003では結果こそ伴わなかったもののフランス相手に大健闘を見せるなど、連覇へ一定の期待値を背負って向かった開催国中国は想像を絶する大アウェー。「純粋に日本の対戦相手のファンが多かった」のならまだしも、「日本が敗れる為に」スタジアム中の観客が敵と化した中でドラマティックとしか形容出来ない戦いが始まります。

それでは振り返っていきましょう。

 

 

 

アジアカップ2004・中国大会日本代表

 

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監督 ジーコ

コーチ エドゥー

フィジカルコーチ 里内猛

GKコーチ カンタレリ

 

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登録メンバー(22人)

GK1 楢崎正剛(名古屋グランパスエイト)

DF3 田中誠(ジュビロ磐田)

MF4 遠藤保仁(ガンバ大阪)

DF5 宮本恒靖(ガンバ大阪)

MF6 中田浩二(鹿島アントラーズ)

MF8 小笠原満男(鹿島アントラーズ)

MF10 中村俊輔(レッジーナ)

FW11 鈴木隆行(鹿島アントラーズ)

GK12 土肥洋一(FC東京)

DF14 三都主アレサンドロ(浦和レッドダイヤモンズ)

MF15 福西崇史(ジュビロ磐田)

MF16 藤田俊哉(ジュビロ磐田)

MF17 三浦淳宏(東京ヴェルディ1969)

DF18 松田直樹(横浜F・マリノス)

FW19 本山雅志(鹿島アントラーズ)

FW20 玉田圭司(柏レイソル)

DF21 加地亮(FC東京)

DF22 中澤佑二(横浜F・マリノス)

GK23 川口能活(FCノアシェラン)

MF24 西紀寛(ジュビロ磐田)

DF25 茶野隆行(ジェフユナイテッド市原)

MF26 山田卓也(東京ヴェルディ1969)

 

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グループD第1節

日本1-0オマーン

 

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2004年7月20日18:00@重慶オリンピックスポーツセンター

日本得点者:中村俊輔(34分)

 

 

 

グループD第2節

タイ1-4日本

 

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2004年7月24日20:30@重慶オリンピックスポーツセンター

タイ得点者:ステー・スクサムキット(11分)

日本得点者:中村俊輔(21分)、中澤佑二(56分、87分)、福西崇史(68分)

 

 

 

グループD第3節

日本0-0イラン

 

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2004年7月28日18:15@重慶オリンピックスポーツセンター

 

 

 

準々決勝

日本1-1(4PK3)ヨルダン

 

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2004年7月31日18:00@重慶オリンピックスポーツセンター

日本得点者:鈴木隆行(14分)

ヨルダン得点者:モハメド・シェルバイエ(11分)

 

 

 

準決勝

バーレーン3-4日本

 

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2004年8月3日18:00@山東省体育中心体育場

バーレーン得点者:アラ・フバイル(6分、71分)、ナーセル(85分)

日本得点者:中田浩二(48分)、玉田圭司(55分、93分)、中澤佑二(90分)

 

 

 

決勝

中国1-3日本

 

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2004年8月7日20:00@北京工人体育場

中国得点者:リ・ミン(33分)

日本得点者:福西崇史(22分)、中田浩二(65分)、玉田圭司(90+1分)

 

 

 

総評

 

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2011年大会にも同じ事が言えますが、アジアカップがドラマティックになる最大の要因として挙げられるのはある種の「理不尽さ」というものが挙げられると思います。例えば2011年大会では所謂「中東の笛」というものが代表的だったりする訳ですが、中東の笛は比較的中東の国以外のチーム全般に言われる事なのに対して、この2004年中国大会ではその理不尽さが日本だけに向けられていました。ジーコジャパンはそんな中で逞しく優勝、連覇を掴み取った訳です。

 

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やはりこの大会で語らずにはいられないのは準々決勝ヨルダン戦のPK戦でしょう。中村俊輔三都主アレサンドロが連続で外して絶対絶命の状態からの逆転、当時のキャプテン宮本恒靖による前代未聞のエンド交替の提案、そしてそこからの川口能活の覚醒……。理不尽な判定で遠藤保仁が退場させられ、10人で戦いアディショナルに中澤佑二のゴールで追いついたパーレーン戦も凄まじい試合でしたが、やはりあのPK戦を上回るシーンは今後もそうそう出てこないのではないでしょうか。

 

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今シーズンをもって引退した川口能活……本当に偉大なゴールキーパーでした。

ではでは(´∀`)

 

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