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ガンバ大阪2019補強プラン大予想

夜な夜なジョギングでもしようとして外出たら雨だった時の切なさ

 

どーもこんばんは

 

途中で降られるよかマシだけどさ…

 

さてさて、4話に渡ったガンバ大阪2018年振り返り企画が無事に完結致しました。

 

 

 

ですが2019年シーズンはもう既に戦いの狼煙が上がり始めています。

ダビド・ビジャを獲得したヴィッセル神戸が山口蛍の獲得も決定的になったり、川崎フロンターレレアンドロ・ダミアンというロンドン五輪で得点王を獲得したような選手を獲得するなど、オフシーズンの醍醐味である移籍市場が盛り上がってきている日々。

 

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というわけで、今回はガンバ大阪の2019年の補強などに関したブログを書いて見ようと思います。

まずは2018年シーズン終了時点でのガンバ大阪の基本フォーメーションをご覧下さい。

 

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恐らく、今シーズン終盤に9連勝を達成した4-4-2システムが宮本恒靖監督が初めて開幕から指揮を執る2019年シーズンにも採用される事となるでしょう。

で、このブログを書いている12月14日時点で確定している入団・退団情報が以下の通り。

 

入団確定選手

MF 田中達也ロアッソ熊本

DF 髙尾瑠←関西学院大学

MF 奥野耕平←ガンバ大阪ユース

※DF 黒川圭介(関西大学)の入団内定も発表されましたが2020年から入団予定の為、今回は省いてブログを書かせて頂きます。

 

退団確定選手

DF 初瀬亮→ヴィッセル神戸

DF ファビオ

DF 西野貴治

MF 妹尾直哉

MF 森勇人

※12月17日の時点で初瀬を除く4選手は移籍先は未定。

 

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そして既に入団・退団が濃厚と報じられているのは、期限付き移籍ベガルタ仙台にレンタルしているMF矢島慎也の復帰、そして現在ヴィッセル神戸期限付き移籍中の長沢駿ベガルタ仙台への移籍がメディアに決定的と報じられています。

 

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2018年シーズンは開幕前の補強の失敗が低迷の要因とも言えたガンバ。じゃあその反省なども踏まえて今年はどうしようか?というところを当ブログなりに、既に報じられている情報を織り交ぜながら補強ポイントの考察と併せて考えてみようと思います。

 

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①GK

補強必要度→☆☆☆☆☆

【特に補強の必要性はナシ】

 

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GKについては特に補強の必要はないでしょう。西野朗監督時代のガンバでは常に補強ポイントと言われ続けていましたが、今では東口順昭という絶対的な存在がいる為にリーグ屈指のストロングポイントでもあります。

控えに関しても、昨シーズン東口が負傷離脱した試合で出場した林瑞輝は、出場した7試合で22歳ながら安定したパフォーマンスを見せてくれました。東口と比較すると劣るのは仕方ないにしても、第2GKとしては十二分とも言える出来を見せたと言えます。

U-23チームには世代別代表に常に招集されて将来を嘱望されている18歳の谷晃生もいますし、GKについてはノータッチでいいと思います。

 

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センターバック

補強必要度→★★★★★

【ファビオを放出した以上、三浦の相方となる即戦力級のCB獲得は絶対必須】

 

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絶対に即戦力を補強しなければならないポジションです。

昨シーズンは殆どの試合で三浦弦太とファビオのコンビで戦いましたが、この内ファビオの退団が決定。これで戦力として確実に計算が立つのは三浦と菅沼駿哉のみとなり、菅沼に関しても1年間レギュラーで、と考えると不安があるので即戦力の補強は必至とも言えますし、ここの出来不出来が2019年の成績に直結すると言っても過言ではないでしょう。大金を使ってでも三浦の相方となるレギュラークラスを確保するべき、ではなくしなければならず、実現出来なければ「じゃあ何故後先考えずにファビオを切ってしまったのか」という話にすらなってしまいます。

 

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現在獲得の噂が報じられているのは今シーズン川崎フロンターレの優勝に貢献した奈良竜樹大宮アルディージャJリーグでのプレー経験もあり、ロシアW杯でもドイツ戦で決勝点を挙げるなど活躍した韓国代表のキム・ヨングォンの2人が報じられています。勿論、2人とも獲得出来ればそれがベストですが、さすがにそれは難しいにしてもどちらかは必ず獲得すべきです。どちらかは獲得して、控えCBを菅沼と野田裕喜で回す形でしょうか。

個人的にはJ2に降格した柏レイソルから中山雄太とか獲得して欲しいなぁ、と考えています。まだ若い上にレギュラーとして十分な実力も兼ねていますし、今のうちに移籍金を払ってでも獲得すべき選手ではないでしょうか。ビルドアップも出来る選手なので、ガンバにも合うと思います。

何にせよ、1番最悪なのはCBの補強が回らずに「何でファビオ切っちゃったの…?」というオチに終わってしまう事な訳で……ファビオを契約満了にした時点で、何かしらの手立ては打ち始めていると信じたいのですが…。

 

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サイドバック

補強必要度→★☆☆☆☆

補強の必要性は薄いが…

 

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藤春廣輝米倉恒貴オ・ジェソクと、日韓の代表経験のある選手が3人居る為、即戦力の補強の必要性は特にありません。

ただ昨シーズンは藤春が2度負傷で離脱し、米倉とオ・ジェソクは元々負傷がちな選手でもあります。そして藤春と米倉は30歳を過ぎている事を考えると、初瀬亮の神戸への完全移籍が決まってしまったのは中々辛いです。

21歳で両利き、プレースキッカー要因でもあるユース出身の初瀬は守備面ではまだ難がありますが、宮本監督の下で上手く守備を学べれば近い将来には絶対的な存在に…とも期待していたのですが、出場機会を求めた本人が、という事情なら仕方なくともクラブが「多分使わないしいらねーや」的な意味での放出なら明らかに愚策でしょう。せめてフロントもレンタルの提案くらいはしていた、と信じたいです。

U-23には山口竜弥や松田陸もいるので補強の必要性は薄いですが、将来的な痛手は少しあるでしょう。初瀬の新天地での活躍は応援したいですが、ガンバとしては痛いと言わざるを得ません。

 

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ボランチ

補強必要度→★★★☆☆

【戦力の底上げは欲しい】

 

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2018年は今野泰幸に次ぐ守備的MFの補強をしなかった事が間違いなく低迷の要因でしたが、宮本監督就任以降に高宇洋が一定のパフォーマンスを見せた事で緊急性は去年より低くなりました。

しかし来年39歳の遠藤保仁と36歳の今野の絶対的ボランチコンビが昨シーズン後半のコンディションをフルシーズン保てる保証はどこにもなく、実際に今野は昨シーズン半分以上の試合を欠場しています。1人くらい選手を補強しておいても損はないでしょう。現在獲得が報じられている川辺駿は現所属のサンフレッチェ広島も慰留に努め、ジュビロ磐田辺りも獲得に動くでしょうからハードルは高いと思いますが、矢島慎也の復帰が濃厚である事を考えると攻撃的ボランチは比較的補強の優先順位は低めとはいえ、是非獲得して欲しいです。

このブログ書き終わった数日後に断られたとかいう報道出たけど…。

 

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一方守備的ボランチについては、即戦力級でなくともあと一人は欲しいところです。その意味でもCBの項で挙げた柏の中山は個人的に凄く獲得して欲しい選手で、将来的にはポスト今野とする事も考えられる選手だと思っています。中山の獲得が難しいなら、今野と高をメインで使う事を前提に2015年に獲得した小椋祥平のような位置辺りの選手は一人はスカッドに置いておきたいところではないでしょうか。

 

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一つ気になるのがポスト遠藤とも言われている市丸瑞希の動向です。これはSBの項で述べた初瀬にも言えるのですが、ガンバはこれまでU-23として運営していたJ3のセカンドチームをU-21に年齢を下げると言われています。あくまでガンバが自主的に年齢を引き下げるだけなので22〜23歳の選手も規定の上では出場は可能ではあるのですが、前述の初瀬、市丸、そしてFWの高木彰人といった来年に22歳となる1997年組は移籍先を探している、という話です。

ユース出身の3選手ですが、年齢とガンバという戦略基盤が出来ているチームに所属している割には試合にも出ていますし、将来を期待できる3人です。21歳という年齢も考えるとレンタル移籍なら良いのですが、完全で簡単に手放してしまうには……キツいですよね。保有権は少なくともキープしておくべきです。

 

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⑤2列目

補強必要度→★★☆☆☆

緊急性は無いが戦力拡張は一考の価値あり

 

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このブログを書いている12月14日時点で、ちょうど14日にロアッソ熊本から田中達也(元浦和で元日本代表の田中達也とは別人)の獲得が発表されましたね。今や欠かせない戦力となった小野瀬康介のようにガンバで大ブレイクを果たして欲しいところです。

 

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ただ、倉田秋が出場停止となった第33節長崎戦では左ハーフが本職ではない中村敬斗を起用する事になったように層が厚い訳ではないポジションです。井出遥也や食野亮太郎の奮起にも期待したいですが、セカンドチームを有している事を踏まえるともう一人誰か獲得するのも悪くはないと思います。

即戦力クラスとまでは言わずとも、例えば2列目がやや飽和気味の川崎や鹿島、浦和などかやから長谷川竜也や中村充孝武富孝介辺りの所属チームの戦力充実によって出場機会を少し減らしている選手なんかを獲得出来れば選手層共に良いバックアップになるのではないでしょうか。それこそ、ボランチの項で挙げた川辺を獲得出来れば2列目での起用も見込めますしね。東京ヴェルディ期限付き移籍中の泉澤仁を復帰させるのも大いにアリです。

4-4-2システムの継続採用が予想される来シーズンですが、宮本監督が近年のガンバが採用していた4-2-3-1をオプションとして考えるなら、補強の必要性は少し高まるかもしれません。

 

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フォワード

補強必要度→★★☆☆☆

現時点で補強の必要性は無いが…

 

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今シーズンの夏に渡邉千真を獲得した時点で、現時点に於いては補強の緊急性は無いと言えるでしょう。昨シーズンは適応に時間を費やしたファン・ウィジョは誰もがエースと認める程に絶対的な存在になりましたし、コンディションにムラがあるのは不安とは言えどもアデミウソンも終盤戦は圧巻のパフォーマンスを見せました。ルーキーの中村敬斗やこれまでJ3が主戦場だった一美和成もJ1の舞台で爪痕を残しています。これだけ見れば戦力は十分揃っていると考えられます。

ただ少し事情が異なる可能性があるのは、ガンバのみならず韓国代表を含めた今シーズンのウィジョの活躍が余りにも圧巻だった余り、欧州移籍の可能性が浮上している事です。

 

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8月のアジア大会で優勝すれば自動的に契約延長となるオプションがあった為、少なくとも来季の開幕をガンバで迎える事は既定路線ですが問題は夏以降。メンバー入りが確実視されている1月のアジアカップでも活躍を見せるようなら、欧州移籍の可能性はグッと高まる事でしょう。アジアのクラブである以上、Jリーグチームはヨーロッパからのオファーがあって選手が行きたいと言えばNOとは言いにくい現状です。日本や韓国の多くの選手にとって欧州移籍は目標ですし、26歳と若手では無いウィジョにとっては恐らく2019年が欧州に行くにはラストチャンス。ヨーロッパ、特に5大リーグ辺りから条件の良い欧州移籍のオファーが舞い込めばウィジョの移籍は避けられなくなるでしょう。

そうなれば当然、エース格のFWの獲得の緊急性は一気に高まりますアジアカップでのウィジョのパフォーマンスに左右されるところはありますが、新たな外国人有力FWの獲得は水面下で動いておくべきです。Jリーグに所属している選手でもいいし、ブラジルと韓国からしか外国人を獲ろうとしないガンバですがその他の国籍の選手獲得も含めて、ウィジョが退団となった時にスムーズに穴を埋められるような状態は夏までに構築しておくべきでしょう。

勿論ウィジョが残ってくれれば1番良いのですが…。

 

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とまあ、こんな感じです。

とりあえず間違いなく確実に言えるのは「何があっても即戦力センターバックは獲得しなければならない」という事です。ファビオが残留していたとしても補強ポイントになりうるポジションだったのに、そのファビオすら退団した訳で、当然と言えば当然ですが…。

 

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オフシーズンのあれこれ、移籍市場は大きな楽しみでもありますよね。

一喜一憂してどこまで信じて良いかわからない情報に踊らされながら冬を楽しみ、開幕を待ちましょう♪

 

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やっぱり京都の気候って鬼畜。

ではでは(´∀`)