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2点目という重み〜プレミアリーグ第23節 アーセナルvsチェルシー マッチレビュー〜

今になってAmazon Primeでマジ歌一気に見てる

 

どーもこんばんは

 

だけどだけだけだけだけど〜

 

さてさて、現在巷ではアジアカップが絶賛開催中です。

 

 

 

そしてそれと同時に、欧州リーグ各国がウィンターブレイクから開けて再開し始めていますが、今回はクリスマス休暇なしでぶっ通しのプレミアリーグから。

本日のマッチレビュービックロンドンダービー、アーセナルvsチェルシーの一戦です。

 

 

 

今季からマウリツィオ・サッリ監督が就任したチェルシーは、シーズン序盤はリバプールマンチェスター・シティと共に長らく無敗を維持し、首位戦線を引っ張っていました。しかし第13節にトッテナム・ホットスパーに初黒星を喫して以降調子は下降気味。既に首位リバプールとの勝点差は10まで広がっているので、逆転優勝の為には勝利が絶対条件です。

 

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一方、同じくウナイ・エメリ新監督の下でシーズンを迎えたアーセナルは開幕直後は躓いたものの、そこからは公式戦22戦無敗を達成するなど一気に首位戦線へ!…かと思われましたが、こちらも無敗記録が第17節のサウサンプトン戦で途切れたから再び成績は再び下降。ジョゼ・モウリーニョ監督を解任したマンチェスター・ユナイテッドオーレ・グンナー・スールシャール監督の下でV字回復しつつある今、来期のチャンピオンズリーグ出場権確保の為には順位表の一つ上にいるチェルシーとの戦いはダービー云々を問わず勝たなければなりません。

 

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ビッグロンドンダービーであると共に、CL圏内を巡ったシックスポイントゲームともなったこの試合、果たしてモノにするのはどちらのチームでしょうか。

両チームスタメンです。

 

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エメリ監督との不仲が一部メディアで報じられているメスト・エジルは今日はベンチスタート。

チェルシーはメンバー固定に伴う、疲労の蓄積具合が一つのポイントとなるかもしれません。

 

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本日の会場はイギリス、ロンドンのエミレーツ・スタジアムです。

 

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正式名称を「アーセナル・スタジアム」とするこのスタジアムもプレミアらしく立派なスタジアム。音声ガイドと共に楽しむスタジアムツアーは9言語に対応しており、日本語も対応している為日本人参加者も多いとか。

 

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序盤、ペースを掴んだのはアーセナルでした。積極的に前へとアクションを起こして行き、その甲斐が実ったのは14分、ショートコーナーの流れからボールを受けたアレクサンドル・ラカゼットが絶妙なボールコントロールから右足を振り抜いてアーセナルが先制。

 

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チェルシーダヴィド・ルイスのロングボールからペドロ・ロドリゲスが抜け出すなど決定機が無かった訳ではありませんが、この日はアーセナルの組織的に連動した守備の前に中々シュートまで持ち込む事が出来ません。司令塔のジョルジーニョも、アーロン・ラムジーの徹底的なケアの前にイマイチ存在感を見せられないまま。

 

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そうこうしているうちに39分には、フリーキックからのボールをセアド・コラシナツが落としたところをソクラティス・パパスタソプーロスが絶妙なロブパス。これをローラン・コシェルニーが肩で合わせる形になってアーセナルが追加点。

 

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前半のうちに1点でも返しておきたいチェルシーはマルコス・アロンソコーナーキックから頭で合わせるもポストに阻まれ、前半はそのままアーセナルが2-0とリードで終えます。

 

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前半、アーセナルチェルシー対策が抜群に機能した要因としてはラカゼット、ピエール・エメリク・オーバメヤンのハードワークが挙げられます。しかしかなり激しく動き回った事が影響しているのか、後半立ち上がりはチェルシーが隙を突くような展開に。

 

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前述した体力面の問題に加え、ラカゼットの先制点をアシストし、それ以外にも攻守に渡って活躍を見せたエクトル・ベジェリンの負傷退場と2点リードにも関わらず嫌なムードの漂うアーセナルに対し、チェルシーロス・バークリーオリヴィエ・ジルー、ハドソン・オドイを投入して猛攻を仕掛け、時折アーセナルもカウンターを仕掛けますが攻めるチェルシー、耐えるアーセナルの構図で後半は進みます。

 

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しかしアーセナルも、2点目に絡んだパパスタソプーロスとコシェルニーの両センターバックを中心に最後の最後で崩す事を許さずに耐え切り、試合はそのまま終了。ビッグロンドンダービーはアーセナルが前半の2ゴールを守り切って勝利を収めました。

 

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まず前半のアーセナルは攻守ともに完璧とも言える形でしたね。クリーンシートが少なかったり、リバプール戦の大量失点もあってやや守備に難があった今季のリバプールでしたが、今日の試合は全員の意思統一が図られており、チェルシーに全くと言っていい程自由を与えず、特にエデン・アザールは確実にアーセナルDFによってゲームから消されていました。

 

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ラカゼットやオーバメヤン然り、前半かなり飛ばした事から後半はチーム全体として体力が落ちていた事もありますが、そこを耐え切れたのは前半のうちに2点目を取れていた事が大きかったですね。正直1点差ならアーセナルは危なかったかと。2点目を取れた事でチェルシーには大きな焦りを与える事が出来ていたと思います。2-0の状況を上手く活かせたような形だったのだはないでしょうか。

マンUも復調してきましたし、これで優勝争いのみならず、チャンピオンズリーグ出場圏争いもますます面白味を増してきましたね。

 

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じぇったしぃ。

ではでは(´∀`)