観たのはこれでした。
どーもこんばんは
面白かったです。
さてさて、J1戦力診断も今回が最終回です。
ラストを飾るPART6は広島、鳥栖、大分の3チーム。それでは!
監督 城福浩(2年目)
本拠地 エディオンスタジアム広島
胸スポンサー エディオン(家電量販店チェーン)
J1リーグ 2位
ルヴァン杯 グループステージ敗退
天皇杯 4回戦敗退
主な移籍情報
in
DF エミル・サロモンソン←IFKヨーテボリ
MF 野津田岳人←仙台(復帰)
【予想フォーメーション→3-4-2-1】
昨季は4-4-2で躍進を遂げた広島だが、今季は黄金期を築いた3-4-2-1への回帰を目指す。究極のリアリズムサッカーで好成績を残しただけに、恐らく城福浩監督のやりたい事をより強く出してきそうな事が吉と出るか、凶と出るか。
FW★★★★☆
昨季は今季から10番を背負うパトリックの活躍ぶりが余りに圧倒的だった為に「パトリックの相棒」が定まらず、結果的にそれが後半戦の不振の大きな要因となった。補強した選手を含めて実力のある選手は擁しているので、彼らのポテンシャルを上手く活かしたい。
MF★★★★☆
レンタルバックという形ではあるが、野津田岳人の復帰は補強と同じレベルの大きさと考えられる。近年は満身創痍気味の青山敏弘のコンディションに左右される部分はあるが、森島司や松本泰志など有望株の揃う若手のブレイクにも期待したい。
DF★★★★☆
千葉和彦は退団したが、昨季の堅守と躍進を支えた面子は今年も健在。そこに東京Vで活躍した井林章、スウェーデン代表経験のあるエミル・サロモンソンも加え、今季から導入すると言われている3バックでも対応できる選手層を揃えた。
GK★★★★☆
チョンブリFCとのPSMでは少し不安定だったとはいえ、昨季は36歳ながらキャリアハイとも思えるパフォーマンスを見せた林卓人に加え、J1で正GKを張れるレベルを持つ中林洋次が控える。補強も退団も無かったが、十分な戦力だろう。
総合★★★★☆
常々広島の悩みの種である主力流出も今年は回避し、積極補強も実現した成功のオフの言えるでしょう。ですがACLが広島にとってどんな影響を及ぼすかは読めないところで、いくら戦力拡張に成功したとは言っても鹿島や浦和、川崎と比べた時に広島もリーグと両立出来るかどうかは疑問点です。また、昨季は超現実主義サッカーを展開した城福浩監督が今年から導入しようとしている新戦術がどう転ぶかも今年の広島を左右してくるでしょう。
監督 ルイス・カレーラス(新任)
本拠地 駅前不動産スタジアム
胸スポンサー DHC(化粧品・健康食品メーカー)
J1リーグ 14位
ルヴァン杯 グループステージ敗退
天皇杯 ベスト8
主な移籍情報
in
MF 原輝綺←新潟
MF イサク・クエンカ←CFレウス
out
GK 権田修一→ポルティモネンセSC
DF 吉田豊→名古屋
FW 田川亨介→FC東京
【予想フォーメーション→4-4-2】
新監督の下でスペイン式の4-1-2-3を採用する事も考えられるが、特にセンターフォワードが充実した今季の戦力を最も活かせる形は4-4-2か。不安なのはセンターバックの層で、有事の際にはボランチが本職の高橋秀人や谷口博之辺りをスライドさせると思われる。
FW★★★★★
フェルナンド・トーレス、金崎夢生、小野裕二、豊田陽平、趙東建とJ1でも屈指の戦力を誇るFW陣に怪我で昨シーズンを棒に振ったビクトル・イバルボが復帰。この個性豊かなFW陣をどう組み合わせ、慢性的な得点力不足を解消させるかはカレーラス新監督の手腕にかかってくる。
MF★★★★☆
かつてFCバルセロナで一時期ブレイクしかけたイサク・クエンカが入団。さくきのとくてんりょくふそくは昨季の得点力不足はFWというよりもチャンスメイク力に欠ける部分が大きかった為、豪華なFW陣を活かす意味でもクエンカに掛かる期待は大きい。新潟からは若手有望株の原輝綺も獲得し、中盤の守備は盤石だ。
DF★★☆☆☆
MFの原はDFも出来る選手とはいえ、吉田豊、ジョアン・オマリ、キム・ミンヒョクの退団で選手層というよりもシンプルに頭数に不安か。新外国人のニノ・ガロヴィッチやカルロ・ブルシッチらが万一フィットし切れ無ければ、堅守の鳥栖に相当な試練が訪れそう。
GK★★☆☆☆
FC東京では林彰洋が居た為控えの立場だったが、一時期は林からレギュラーを奪った事もあるように新加入の大久保択生はJ1の正GKとして十分な実力を持つ。だがそれ以上に権田修一の海外移籍の影響は計り知れない。これまでも鳥栖の堅守は林彰洋、権田修一という優秀なGKが支えていた部分が大きい事を考えると、間違いなく今年の鳥栖の鍵を握るポジションとなる。
総合★★★☆☆
新監督がどうなるかを含め、今季のJ1で一番どうなるかが読みにくいチームが鳥栖だと思います。何より、昨季は権田の神懸かり的なセーブの連続で残留したようなところもある鳥栖にとって、この穴を埋めるのは相当困難でしょう。ですが前線の戦力はかなり揃っているので、鳥栖にとっては「改革の年」というよりも「ギャンブルの年」と言えるかもしれません。
監督 片野坂知宏(4年目)
胸スポンサー ダイハツ九州(自動車メーカー)
J2リーグ 2位
天皇杯 2回戦敗退
主な移籍情報
in
DF 三竿雄斗←鹿島
MF 高山薫←湘南
FW オナイウ阿道←山口(浦和からのレンタル)
out
DF 那須川将大→松本
MF 清本拓己→江原FC
FW 川西翔太→岐阜
【予想フォーメーション→3-4-2-1】
ベースとなるのはは昨季の攻撃サッカー。J1だから守備的に…というほど器用に出来る訳でも無いので、自分達のスタイルを貫く事が予想される。前線は個性豊かな選手を揃えており、噛み合えばかなり面白い。
FW★★★☆☆
新加入のオナイウ阿道が今年、J1でどこまでやれるかには期待せずにはいられない。オナイウのみならず、昨季J2で攻撃サッカーを体現した選手達がどこまでJ1でやれるかという事も興味深く、J1経験の少ない選手が多い事を考えればJ1経験豊富な高山薫の加入も頼もしい。
MF★★★☆☆
昨季のJ2で大活躍した選手を中心に積極補強。J2ファンにとっては、非常に楽しみなスカッドが完成したと言える。20代前半の若い選手も多く、一つ勢いに乗れればかなり面白い。タイ代表としてアジアカップでも活躍したティティパンにも期待が集まる。
DF★★☆☆☆
鹿島から三竿雄斗、金沢から庄司朋乃也を獲得。特に湘南でJ1の舞台をレギュラーとして戦った三竿の獲得は大きなプラスだろう。J2のレベルとは当然、遥かに上を行く攻撃にさらされる事になるだろうが、何とか耐え切れるようにしたい。
GK★★☆☆☆
正GKは昨季の全試合に出場した高木駿が現段階では濃厚だが、今季からプロデビューとなる東京五輪世代、U-23日本代表の正GKでもある小島享介が今季中にレギュラーを掴み取れるようになれれば、中長期的に大きい希望となる。
総合★★☆☆☆
西山哲平強化部長が「J2選抜」と表現したように、昨季J2で大活躍した選手を多く獲得するという非常に興味深いスカッドになったと思います。限られた戦力の中でチームの最大公約数を引き上げ続けている片野坂知宏監督が、このJ2選抜をどうチームとして束ねていくか、上手くハマれば一つのセンセーションを巻き起こせるかもしれません。
…以上になります!
今年…というか近年は、DAZNの参入もあって全体的にメルカートがかなり活発でしたね。次回はPART7という事で、いよいよ2019年シーズンの順位予想を始めます!
居眠りの時間じゃあ
ではでは(´∀`)