神戸vs鳥栖帰ってから泥のように寝てた
どーもこんばんは
さてさて、バルサ化を目指す神戸で、アンドレス・イニエスタやダビド・ビジャが織り成すサッカーを楽しんだ後はかつて彼等が活躍した世界最高峰のビッグマッチ、エル・クラシコです。
本日のマッチレビューは勿論このカード、ラ・リーガ第26節、レアル・マドリードvsFCバルセロナの一戦です。
サンティアゴ・ソラーリ監督就任以降、クラブW杯を制するなど復調傾向にあるレアルですが、こと今季のエル・クラシコに関しては良い思い出が全くありません。
カンプ・ノウで行われた前半戦のクラシコではリオネル・メッシの居ないバルサに1-5の大敗の大敗を喫し、フラン・ロペテギ監督の解任が決定。そして2月6日のコパ・デルレイ準決勝1stレグはカンプ・ノウで引き分けに持ち込んだものの、3日前に行われた2ndレグはホームで0-3とまたもや完敗。嫌なムードの中でのクラシコ2連戦に臨みます。
一方のバルサは内容的に苦しむ試合こそあったものの、最終的な結果ではやはり強さを維持しており、終盤戦にこれから突入する欧州リーグ戦にて視界は良好。今日のクラシコはその栄光への一歩としたいところです。
長い歴史を誇るエル・クラシコですが、過去の対戦成績は95勝と95勝でタイ。同じスタジアムでのクラシコ連戦としては初となるこの試合は、レアルにとっては逆転優勝へのラストチャンスでもあります。レアルが希望を繋ぐか、はたまたバルサがレアルを振り切る事に成功するか…エル・クラシコ、開幕です。
両チームスタメンです。
両チームともここにきて、ベストメンバーと言えるメンバーを揃えてきました。
注目の一戦がいよいよキックオフです。
本日の会場はスペイン、マドリードのエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ。言わずとしれたレアルのホームスタジアムですね。
余談ですが、レアル側から何かとブーイングを受けがちなピケの本名はジェラール・ピケ・ベルナベウです。
さて、試合はなかなか良い流れの巡ってこないレアルがその流れに乗っかってしまうかのように、思うように攻撃に繋げていく事が出来ません。トニ・クロース、ルカ・モドリッチと2人のゲームメイカーに中々ボールが入らず、ギャレス・ベイル、カリム・ベンゼマ、ヴィニシウス・ジュニオールの3トップは見せ場を作れない時間が続きます。
一方のバルサは、中盤以下のラインではバルサらしく落ち着いてゆっくりボールを回すものの、攻撃に関してはルイス・スアレス、リオネル・メッシの2人を中心としたシンプルでスピーディーな攻撃を多く繰り出し、レアルゴールを果敢に脅かしていきます。
試合が動いたのは26分は、ハーフェーライン付近でボールを持ったイヴァン・ラキティッチが一旦右サイドのセルジ・ロベルトにボールを預けると、一瞬の隙を突いた効果的なランニングでセルヒオ・ラモスの背後を一気に突いて裏に抜け出し、冷静にゴールに流し込んでバルサが一点先制。
レアルはラファエル・ヴァランがセットプレーから見事なボレーを放つも、クレマン・ラングレの身を呈したブロックに阻まれるなどして同点に追いつくには至らず、前半はバルサが1点リードで終えます。
後半に入っても大きな流れは変わりません。ヴィニシウスが一度惜しいシュート放ちますが、これはまたしてもラングレのブロックでゴールならず。前半よりレアルがボールを持つ時間は増えたものの、上手く活かす事が出来ていたとまでは言えません。
余裕を持って落ち着いた試合運びを見せるバルサに対し、クロース、ベイル、カゼミーロを下げてフェデリコ・バルベルデ、マルコ・アセンシオ、そしてソラーリ体制で出番の激減しているイスコを投入したレアルはやはりどこか空回りしたまま。そうこうしているうちに、前半より高まったボールポゼッションは「持たされてる感」が強まるばかり。
エリア内にクロスこそ上げる事は出来るものの、最後までゴールは遠かったレアル。試合はそのまま前半のラキティッチのゴールを守りきったバルサが勝利し、リーグ2連覇へ大きな勝利を手にしました。
レアルが空回り気味だった事もありましたが、90分を通じてバルサの安定感と強さを見せつけられた形となりましたね。4試合戦ったクラシコで3勝1分という戦績も納得です。上手く試合を運ぶ試合巧者感のある展開は、ある意味でバルサっぽくない雰囲気もあったものの、新しい形のバルサの強さを見せつける試合が今年は続いている気もします。
レアルはというと、今のチームに蔓延する焦りやフラストレーションが随所に出てしまっていましたね。ソラーリ監督就任以降、持ち直してはいるレアルですが、やはりそれでも一度狂った歯車を戻し切る事は容易ではない、という事でしょうか。
神戸がバルサ化目指してんだし、どっかレアル化目指さねーかな
ではでは(´∀`)