監督ベンチ外って何度聞いてもパワーワード
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューは10連休期間中最後のJリーグ、明治安田生命J2リーグ第12節、横浜FCvs京都サンガFCの一戦です。
中田一三監督の下でパスサッカーの確立を目指しているサンガですが、その割にはあまり得点が取れておらず、最下位争いでハアハアゼエゼエ言っていた昨季とは比べものにならないとはいえども、それでも4勝3分4敗と今ひとつ突き抜け切れていない状況が続いています。混戦の上位戦線に置いて行かれない為にも、同じ立ち位置の横浜FCを倒して上位に食らいついていかなければなりません。
両チームにとって令和最初の一戦。今後の勢いに向けて、一つ重要なゲームになります。
両チームスタメンです。
センターフォワードには宮吉拓実、一美和成を使う事の多かった今シーズンですが、今日はここに今季初先発の大野耀平を起用してきました。
令和最初の一戦の舞台は昭和からの長い長い歴史を誇るニッパツ三ツ沢球技場。中田監督にとっては現役時代の古巣でもあるスタジアムで、10連休最後の試合がキックオフです。
前半はお互い、静かな立ち上がりを見せますが、サンガが一瞬の緩急の切り替えで先手を取ります。12分、右サイドに展開されたボールを石櫃洋祐が素早くクロスを上げると、このボールに合わせたのがFW大野!大野が中田監督の起用に応えるゴールで、サンガが幸先よく先制点を奪います。
ポゼッションこそ横浜FCの方が今日は上回っていたものの、それでも先制点を奪った心理的余裕もあって落ち着いたゲームを展開。サイド攻撃を起点にフィニッシュまで持ち込むシーンも多く、前半45分まで、サンガはほぼほぼプラン通りの試合を展開していました。
しかしこのまま前半も終わると思ったアディショナルタイム、イバが拾ったボールを前線のレアンドロ・ドミンゲスに送ると、対処に当たった石櫃のクリアが戸島章の足元に転がってしまい、戸島がそのままシュート。これで同点。試合は振り出しに戻って後半に進みます。
嫌な流れで後半を迎える事になったサンガですが、まずその嫌な流れは後半開始早々に断ち切る事に成功します。47分、右サイドで得たFKを石櫃が蹴り込むと、こぼれ球をいち早く拾った仙頭啓矢が豪快に左足でズドン。サンガがここにきて大きな勝ち越し点を挙げます。
完全にペースを掌握したサンガは60分、今度は横浜DFカルフィン・ヨンアピンと田代真一のところのミスを見逃さなかった重廣卓也がボールを掻っさらってそのままGKと1対1。これを冷静に制してゴールに流し込んで追加点を挙げ、これで今季最多の3得点を獲得。この日が24歳の誕生日である重廣にとっては嬉しいバースデーゴール。
その後、横浜FCはサンガのレジェンドの一人でもある松井大輔を投入。対するサンガも田中マルクス闘莉王を投入し、南アフリカW杯で共に戦った日本のレジェンド2人が競演する事に。試合は2点を追う横浜FCがまず一点を取り返すべく攻勢を強め始めます。
終盤は横浜FCの攻撃にさらされる時間も増えてしまいましたが、それでも最後まで集中を切らす事なくきっちりと守り抜き試合終了。サンガが令和最初の試合を3-1、快勝で飾りました。
今季のサンガはパスサッカー、ポゼッションスタイルへの転換に注目の目が集まっていますが、今日はパスサッカーというよりも「良い守備からの攻撃」という今季の大きな武器が存分に発揮されていたと思います。何より、後半開始早々に勝ち越せた事が大きかったですね。ズルズル横浜FCペースになりかねない展開だったところを、自分達の手で試合を引き戻しました。結果、内容ともに良かったと思います。
プロ野球こどもの日にエラー祭の会場多すぎ
ではでは(´∀`)