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ガンバ大阪、令和での活躍に期待したい若手選手と今後の将来像

令和に入ってから最初に食べたものはカールでした。

 

どーもこんばんは

 

さてさて、平成最後の呪縛から解き放たれたかと思いきや、これからは令和最初のブームが広がっていきますね。

 

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…で、これから長く続いていくであろう令和の時代に向かって、今回は5年後くらいのガンバ大阪を考えよう…というよりは、現在所属している若手選手らを中心に、5年後…東京五輪の次のパリ五輪くらいの時にはこうなってるといいなー的な、ガンバ大阪の若手選手、チームとしての将来像の話をしたいと思います。

ちょうど今日はパナスタにてルヴァンカップ第5節清水エスパルス戦が行われますから、一つの参考にして頂ければと。

 

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過去を振り返ると、ガンバ大阪ユースが全盛期と言われた頃…特に2001年1stステージ辺りのガンバの布陣というものは、有望と言われていた若手が多くスタメンを張っていました。

 

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名前を挙げた16選手のうち、当時の若手に該当するシドニー世代の選手は実に過半数の9人。更にそのうち、都築龍太宮本恒靖稲本潤一の3名はシドニー五輪の正式メンバー、山口智遠藤保仁吉原宏太は同五輪のバックアップメンバーに選出。新井場徹もレギュラーに定着しており、二川孝広橋本英郎も後に日本代表に選出されるような選手になるなど、この年辺りのガンバは若手有望株を数多く揃えたチームでした。

翌年、西野朗監督就任以降に有望な若手も成熟を始め、ガンバは今に繋がるに至る黄金期を迎えたわけです。

 

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しかし、この2001年に21歳だった遠藤保仁が今年で39歳という事実が示すように時代は流れ、今年はアテネや北京どころかロンドン五輪世代が三十路に突入する年です。西野体制ではシドニー世代がメインとなり、長谷川健太監督体制では北京世代、ロンドン五輪世代を中心に第2次黄金期を迎えたガンバですが、黄金期のメンバーを中心としたサイクルは終わりに近づいているという事実からは免れません。

2016年からガンバはJ3にU-22チームを参加させていますが、このU-22チームに関しても、そろそろ「育成」の先にある「トップチームでの結果」が求められ始める時期に来ています。

 

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それでは早速、現在所属する選手(レンタルで外に出ている選手、ユース所属選手も一部含む)で5年後を意識したスタメンを組んでみましょう。

 

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※呉屋大翔(徳島)、市丸瑞希(岐阜)、一美和成(京都)は現在レンタル移籍中。

 

ではポジションごとに、色々考察していきましょう。

太字で書いている選手はトップチームでの出場経験がある選手です。

 

 

 

ゴールキーパー

主な選手

林瑞輝(22歳)、谷晃生(18歳)

 

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現段階で、将来有望度は相当高いポジションだと思います。今年23歳となる林は昨季から第2GKとして完全に定着しており、東口順昭の負傷により出場した試合では正GKでもいけそうと思える出来を見せました。もう一人の谷は世代別代表に常に選ばれ続けるなど、かなり早い段階から将来を嘱望されているGKなので期待は日に日に高まっています。ただ谷の場合は、少し負傷癖がついているようにも見えるのが不安ではありますが…。

5年後となると、現在絶対的守護神の東口順昭は38歳。ジャンルイジ・ブッフォンなんかを見ていると、まだ現役でバリバリやってたりして。

 

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サイドバック

主な選手

髙尾溜(22歳)、黒川圭介(22歳)、松田陸(19歳)、山口竜弥(19歳)

 

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先日のルヴァンカップグループステージ第4節磐田戦で、来季からの正式入団が内定している特別指定選手の黒川圭介が左サイドバックとしてフル出場を果たし、得点に絡むなど大車輪の活躍を見せました。昨季からは山口と松田が、今季からは髙尾がJ3で存在感を見せており、特に松田は今季開幕戦でベンチ入りも果たしましたが、他のポジションと比べればややトップチーム経験は少なめのポジションかと。特に左サイドの黒川や山口に関しては、藤春廣輝の復帰時期が読めない今、トップに食い込むようなパフォーマンスを見せて欲しいところです。

 

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センターバック

主な選手

三浦弦太(24歳)、野田裕喜(21歳)、松田陸(19歳)、髙橋直也(17歳)、西村翔(17歳)

 

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2017年、恐らく三浦を獲得した当初は即戦力というよりも将来性を見込んで、という目論見だったと思います。5年後でも三浦はまだ29歳なので、健在どころか選手として最も脂が乗っている時期でしょう。令和5年頃には名実ともにディフェンスリーダーとなっていて欲しいものです。

一方、今季から背番号が一桁になった野田はやや伸び悩んでいる状態。かつて将来を期待された西野貴治が退団してしまった今、野田にかかる期待は更に大きくなっています。

 

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ボランチ

主な選手

矢島慎也(25歳)、市丸瑞希(21歳)、高宇洋(21歳)、福田湧矢(20歳)、高江麗央(20歳)、芝本蓮(19歳)、奥野耕平(19歳)、髙橋直也(17歳)

 

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2018年の開幕戦でボランチコンビを組んで話題になった市丸や福田、2018年途中から出場機会をコンスタントに掴んだ高江、宮本恒靖監督就任以降は主力のスカッドの一人となっている高などトップチーム経験のある選手も多く、中々有望な選手が揃っているポジションではあると思いますが、浦和から獲得した矢島を含めて全員がどこか伸び悩んでいる印象です。

ガンバの場合、遠藤保仁が39歳、今野泰幸が36歳となるボランチの後継者問題というものは早急に解決しなければならない問題ですので、矢島にしても高にしても、もう一皮剥けてくれれば…というところですね。

 

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攻撃的MF

主な選手

田中達也(26歳)、小野瀬康介(26歳)、矢島慎也(25歳)、食野亮太郎(20歳)、福田湧矢(20歳)、高江麗央(20歳)、中村敬斗(18歳)、食野壮磨(17歳)

 

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昨季からプチブレイク状態の小野瀬など、トップチームを主戦場としている選手以外でこのポジションで筆頭の若手といえば高江、中村の2選手でしょうか。中村は2列目のサイドアタッカーとしてコンスタントに出場機会を掴んでおり、高江は昨年のレヴィー・クルピ監督時代にはレギュラーポジションに入っていた時期もありました。

現在倉田秋が30歳なので、小野瀬や田中らにもそこまで活躍して欲しいですし、守備陣よりも若手の突き上げは頻繁に起こりうるポジションですから、5年後と言わず早いうちに良い調和を期待したいです。

 

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FW

主な選手

呉屋大翔(25歳)、高木彰人(21歳)、一美和成(21歳)、食野亮太郎(20歳)、白井陽斗(19歳)、中村敬斗(18歳)、唐山翔自(16歳)

 

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昨シーズン、宮本恒靖監督就任以降に出場機会を掴み、アジア大会でファン・ウィジョが離脱している間に存在感を示した一美はレンタル先の京都でも中々の活躍を見せていて、ガンバでは少し伸び悩んでいた呉屋もレンタル先の長崎で3ゴールを挙げています。この2人がレンタル先で感覚を掴んで復帰し、ガンバに還元してくれれば大きな武器となるでしょう。

U-22チームの方では、昨季から出場機会をちょこちょこ得ている食野が好調を維持し、ルヴァン杯磐田戦では得点も挙げました。この3人と、2017年の終盤に出場機会を得ていた高木が伸びれば、かなり強力なスカッドになるかもしれません。

 

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…さて、こんな感じです。

ユースにおすすめ選手とかいれば、色々教えてください!

 

 

 

年下多くて怖いや…

ではでは(´∀`)