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令和スタート!…って感じはしない〜キリンチャレンジカップ2019 日本代表vsトリニダード・トバゴ代表 マッチレビュー〜

昨日の原口さんには本当に感動しました…。

 

どーもこんばんは

 

 

 

さてさて、本日のマッチレビューキリンチャレンジカップ2019、日本代表vsトリニダード・トバゴ代表の一戦です。

 

 

 

コパ・アメリカの開幕が目前に迫っている日本代表ですが、同時に2022年カタールW杯のアジア予選もすぐそこまで迫ってきています。いくら2次予選は比較的レベルの高くない相手と当たるとはいえ、公式戦が始まればなかなか「テスト」を試みるなら難しくなってきますから、今回の2試合は今後に向けても重要な意味を持ち合わせます。

 

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アジアカップを終え、森保ジャパンは第2章に突入しました。それぞれにとって日本代表定着の為にも、新たなるサバイバルレースが始まります。

両チームスタメンです。

 

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森保一監督は今日の試合で世代別代表では採用していたもののA代表では使っていなかった3-4-2-1をテスト。森保監督にとってはサンフレッチェ広島監督時代にメインシステムとして採用していたシステムですから、この一戦に賭ける監督の想いはいつもより強いかもしれません。

注目の久保建英は今日はベンチ外という事になりました。

 

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令和最初の日本代表戦、本日の会場は愛知県豊田市豊田スタジアムです。

 

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日本でも屈指のクオリティを持つ大型サッカー専用スタジアムです。近年の日本代表戦では埼玉スタジアム2002日産スタジアムなどの関東以外では最も頻繁に代表戦の会場となっているスタジアムで、東海地方では最大規模のコンサート会場としてSMAPMr.ChildrenB'zサザンオールスターズなどのコンサートが行われた事でも知られています。

 

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前半から日本は大迫勇也、堂安律、中島翔哉の前線のトリオがコンパクトで良い距離感を保てており、ここから連動性のある攻撃が多く繰り広げられます。ゴールこそならなかったものの、特に中島、堂安には決定的なシュートシーンというのも多く訪れていました。

 

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全体がコンパクトな陣形を保つ事が出来ていた為、日本は前半、常にDFラインを含めて高い位置でサッカーをする事が出来ていました。3バックシステムではサイドバックが下がり過ぎると行き詰まって機能不全に陥る事が多いですが、酒井宏樹長友佑都の両サイドも常に高い位置を取り続け、柴崎岳のパスから攻撃は前述の3人とサイドの2人で成立させていた感もあります。パスワークのテンポも良く、細かく崩して最後は中島か堂安がシュートを放つ…という流れが確立され出していきます。

 

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「3バックの良い面」を出す事が出来て、前半をほぼハーフコートゲームで展開する事が出来た日本。しかし最後のフィニッシュの部分はクロスバーにポスト、相手GKマービン・フィリップのファインセーブ連発などもあって先制点を奪う事は出来ず。前半は0-0で終えます。

 

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しかし後半、トリニダード・トバゴ守備陣も日本のスピードで慣れ、ハーフタイムで対応策を練ってきたのかパス回しに食いつかなくなった事で、日本は高いラインを保ってパスを回す事は出来ているものの、前半ほど得点の匂いを感じさせるようなシーンは訪れなくなっていました。

 

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61分に室屋成と小林祐希、71分に南野拓実と伊東純也を投入した日本でしたが、引いたトリニダード・トバゴにシュートチャンスを与えたのは55分のカウンターくらいでしたが、その分守備網をこじ開ける事が出来ず、ある程度の手応えを高めていた前半と比べてフラストレーションの溜まる展開が続きます。

 

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攻めあぐね続けた日本に決定機が訪れたのは84分、大迫のスルーパスに抜け出した柴崎がGKと1対1でシュート。しかしこれはGKフィリップに阻まれ、更にそのこぼれ球を狙った南野のシュートもフィリップに掻き出されて最大の決定機もゴールならず。90分を通じてほぼハーフコートゲームで試合を支配しながらも最後まで点を取れなかった日本。令和最初の一戦で令和初ゴールを産み出す事は出来ず、試合は0-0のスコアレスドローで終わりました。

 

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3-4-2-1がどこまで機能するかどうか、という事がこの試合の大きなポイントでしたが、その点については相手のレベルは別にしてもそれなりに機能していたんじゃないかと思います。少なくともザックジャパンや西野ジャパンで試した3-4-2-1よりはスムーズに機能していましたし、今後も採用すべきかどうかの是非はまた別として、森保ジャパンで初めて3バックを持ち込んだにしては可能性のある攻撃も前半は出来ていたと思います。

 

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ただ、トリニダード・トバゴが自陣に引きこもり、近い距離でのパスワークの効果が薄くなった後半はそれ以上の打開策を最後まで見出す事が出来ず、後半は対アジアの悪い時の日本代表になってしまっていました。3バックシステムを試すに於いて、長友や室屋がクロスに合わせられるほど高い位置を取れていた事はポジティブにも捉えられますが、一方で手詰まりになった後半戦は「とりあえずクロス上げとけ!」みたいな雰囲気にすらなってしまっており、後半はどこか…なんて言うんでしょう、ヌメっ…とした感じの試合でした。

内容的にそこまで悪いというか、悲観すべきという程悪かった試合では無かったと思いますが、消化不良感は否めないゲームでしたね。

 

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では無意味にこの前食べたラーメンの画像を無意味に貼って終わりましょう。

ではでは(´∀`)

 

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