そういえば何気にヤットさんの1000試合出場も100ゴールも現地で見た私。
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューはキリンチャレンジカップ2019、日本代表vsパラグアイ代表の一戦です。
いよいよ始まるカタールW杯に向けたアジア予選。ここからは森保一監督率いる森保ジャパンにとっても後戻りの出来ない戦いとなります。
…と、その前に。今日はまず日本の地で南米の強豪パラグアイとのキリンチャレンジカップです。この試合を実りあるものとし、ここから先、2022年まで続く道への弾みをつけて頂きたいところです。
何かとキーとなるところで対戦しているパラグアイ。果たして今日の行く末は…?
両チームスタメンです。
一部では3バックの採用も予想されていましたが、今日は従来の4-2-3-1を採用。堂安律、中島翔哉、柴崎岳、冨安健洋など、今季から新天地を求めた従来のレギュラーに加えて、3月の代表戦から代表常連となりつつある橋本拳人が国内組唯一のスタメン入りを果たしました。
本日の会場は茨城県鹿嶋市、茨城県立カシマサッカースタジアムです。
鹿島アントラーズが本拠地とする本スタジアムでは2016年のオマーン戦以来となる代表戦開催。2002年日韓ワールドカップでは3試合を開催し、その中にはアルゼンチンvsナイジェリア、ドイツvsアイルランド、イタリアvsクロアチアなど強豪のカード、そして大会屈指の名勝負と言われたカードが多く揃っていました。
序盤はパラグアイの守備が若干マンツーマン気味だった事から堂安、中島辺りが思うように気持ちよくプレーする事が出来ず、どこか若干攻めあぐねているような展開と続いていきます。
しかし前半も割と早めの時間から日本もパラグアイの守備相手に対応し始め、堂安と中島が少しポジションを下げる事、同時にサイドバックの酒井宏樹と長友佑都がより前に出るようになった事で日本は本格的にゴール前まで迫れるように。23分、中島、橋本と繋ぎ、堂安のスルーパスに抜け出した長友が攻め上がるとグラウンダーのクロスを供給。これを大迫勇也が冷静に流し込み、日本が非常に綺麗な流れから1点先制。
更にその直後には再び大迫が抜け出してチャンスを迎えると、今度は30分、中島のパスを酒井がワンタッチでエリア内に折り返すクロスを入れ、それにフリーの南野拓実が合わせて日本が2-0。1点目、2点目とも綺麗な崩しからのサイド攻撃が決まって日本がポンポンと2点リードに成功します。
その後も日本は積極的にチャンスを作りながら、特にこれといったピンチも与える事なく2点リードを保って前半終了。非常に安心して見られる試合の中後半へと進んでいきます。
後半、日本は酒井を下げて冨安を右サイドバックにスライドし、センターバックに植田直通。両サイドの堂安、中島を下げて原口元気、そして注目の久保建英を投入して迎えた後半戦、前半同様日本は積極的な攻撃を継続し、立て続けにゴールチャンスを作り続けます。
特に右サイドハーフの位置に入った久保は積極的な動きを披露。右サイドに入った冨安やワントップの大迫らとのコンビネーションも交えながらその高いポテンシャルをまざまざと見せつけ、日本の後半の攻撃のほとんどは右サイドからになる程に多くのチャンスを創り、そして自らも多くのシュートを放って存在感を放ちます。
その後、永井謙佑、安西幸輝、板倉滉を投入した日本は3点目こそならなかったものの収支危なげない試合展開を披露した日本代表はワールドカップ予選開幕前の重要なテストマッチで南米の強豪相手に2-0で勝利。ミャンマー戦に向けて弾みをつける結果となりました。
1月にUAEで行われたアジアカップ辺りから試合内容には停滞感を感じる事が多かった森保ジャパンでしたが、今日の試合の攻撃パターンなどは日本にとってベストとも言えるパターンだったような気もします。万能型FWの大迫を軸に、堂安、南野、中島、久保などが絡む事で連動性のある攻撃を見せるなど、今日本が持つカードでやるべきサッカーというものは見せる事が出来ていたのではないでしょうか。攻撃面でリズムを作る事が出来ていたおかげで、守備陣も安定するように出来ていましたしね。
もちろん、3点目を取れるチャンスは多くあったので、3点目を取るに至って欲しかった気持ちはありますが、3点目を取れなかった事が悔やまれる試合を出来ていた事もまた事実。コパ・アメリカを除く最近の代表戦と比べると、なかなかポジティブな見方をする事は出来る試合だったと思います。
とりあえず言えることはやっぱり3バックより4-2-3-1がいいね…。
さ、バスケみよ。
ではでは(´∀`)