ハーイ、オリンピック落ちたぞう(2回目)
どーもこんばんは
さてさて、先日9月10日…敵地でのミャンマー戦にて2022年カタールワールドカップに続く道、2022FIFAワールドカップカタール大会アジア2次予選がスタートしました。格下との対戦が続くとはいえ公式戦。ここからは予断を許さない戦いが続きます。
そういえば昨年9月11日、大阪府吹田市のパナソニックスタジアム吹田でのコスタリカ戦で初陣を迎えた森保ジャパンはちょうど発足から1年が経ちました。まずはここで、森保ジャパンに招集された全選手を振り返ってみましょう(途中離脱した選手も含む)。
GK
シュミット・ダニエル(シントトロイデンVV)
小島享介(大分トリニータ)
大迫敬介(サンフレッチェ広島)
DF
室屋成(FC東京)
岩田智輝(大分トリニータ)
立田悠悟(清水エスパルス)
原輝綺(サガン鳥栖)
杉岡大暉(湘南ベルマーレ)
菅大輝(北海道コンサドーレ札幌)
冨安健洋(ボローニャ)
MF
山口蛍(ヴィッセル神戸)
伊東純也(PRCヘンク)
守田英正(川崎フロンターレ)
板倉滉(FCフローニンゲン)
中山雄太(PECズヴォレ)
伊藤達哉(シントトロイデンVV)
堂安律(PSVアイントホーフェン)
松本泰志(サンフレッチェ広島)
渡辺皓太(東京ヴェルディ)
安部裕葵(FCバルセロナ)
FW
北川航也(ラピッド・ウィーン)
鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)
前田大然(CSマリティモ)
上田綺世(鹿島アントラーズ)
…で、今回は発足から1年経った森保ジャパンの最新序列を考えていこうと思います!!
予想や私ならこうする的な感じではなく、あくまで現時点での状況を振り返って…という感じなので、あくまで参考程度にお考え下さい。それではスタート!
GK
【レギュラー候補】
【当落線上】
川島永嗣、大迫敬介
森保ジャパン発足当初は東口が、1月のアジアカップでは権田修一が、そして最近ではシュミットと言った具合に正GKはまだあまり固定され切ってはいないものの、最近の起用法などを見るとシュミットがやや一番手に位置していると思われる。一方で、権田は所属クラブで出場機会に恵まれておらず、東口は6月、9月の代表戦に未招集と2人の序列は一時期よりも下がり目か。
また、アジア予選という公式戦の舞台では経験豊富な川島、今後の成長度合いや将来に向けてという意味で大迫らが3人目のGKとして登用されていく可能性も高い。
【不動のレギュラー】
吉田麻也、冨安健洋
【レギュラー候補】
【ベンチ】
【当落線上】
アジアカップ以降はキャプテンかつディフェンスリーダーの吉田、そしてイタリアでも既にブレイクの兆しを見せている冨安の2人が鉄板という位置付けで、CBのレギュラー争い、もしくは3バック採用となると、ここに昌子が絡むなど5大リーグに所属しているCBが3人もいるというかつてない状況となっている。
怪我さえなければこの3人は確実とすると、残りの争いは3月の初招集以降森保監督の信頼を勝ち取った感のある畠中が序列は優位。植田と三浦は巻き返すには、個人のパフォーマンスのみならずクラブの成績の向上も目指す必要がありそう。
【不動のレギュラー】
【レギュラー候補】
冨安健洋
【ベンチ】
室屋成、安西幸輝
【当落線上】
中島、南野などのリオ五輪世代、堂安、冨安といった東京五輪世代が代表レギュラーに食い込み始めているが、サイドバックに関してはロシアW杯予選頃から長友&酒井で固定されており、特に左サイドはここ10年近く長友の独壇場となっている。それは森保ジャパンになっても変わらず、今もこの2人は頭一つ抜けていると言えるだろう。
その一方で、CBのレギュラーである冨安は所属クラブのボローニャでは右SBとしてプレーし絶好調。パラグアイ戦でも右SBでテストされていた為、長友、酒井、冨安以外の選手には超えるべきハードルがかなり高いと言わざるを得ない。
【不動のレギュラー】
【レギュラー候補】
【当落線上】
森保ジャパンというよりも、ロシアW杯以降は一人は柴崎が不動の地位を築いている。その柴崎の相方として、一時期は遠藤が不動の地位を築きかけたが、アジアカップ以降は遠藤のコンディションが中々整わない事もあって色々な組み合わせを試しているが、9月のパラグアイ戦、ミャンマー戦でスタメンフル出場を果たして好印象を残した橋本がここに来て森保監督の評価を高めている。
だが、守備的ボランチという意味では森保ジャパン常連と言える守田や、コパ・アメリカで評価を高めた板倉も控えている為、現時点でポジション争いが定まっていない数少ないポジションと言えるだろう。
2列目
【不動のレギュラー】
【準レギュラー】
【ベンチ】
伊東純也、久保建英
【当落線上】
森保監督の初陣となったコスタリカ戦以降ずっと、左から中島、南野、堂安を並べた所謂「NMD」とされる2列目はすっかり不動の存在となっており、3-4-2-1システムの時に南野が外れる事があるだけで、少なくとも今のシステムなら当分この組み合わせが揺らぐ事は無さそうで、森保ジャパン初期からずっと選ばれている伊東はこの牙城を崩すには至らず、中島の怪我によりアジアカップではレギュラーだった原口も準レギュラーの域を脱せてはいない。
そうなるとやはり注目したいのは久保。とはいえ、将来的には間違いなくエースとなりうる人材ではあるが、現段階での森保監督の頭の中では原口、伊東の方が序列としては上か。
FW
【不動のレギュラー】
【ベンチ】
【当落線上】
北川航也、鎌田大地
大迫は絶対的な存在であると同時に、近年では「大迫依存症」問題が叫ばれ、特にアジアカップはその影響を大きく感じさせた。大迫の凄味は今の日本の強力な2列目をフルに活かせる事であり、パラグアイ戦、ミャンマー戦は改めてそれを感じさせる内容…大迫の替えの利かなさを感じる試合だったようにも思う。
…となると、2番手争いは現段階では決め手に欠けている印象。最近では永井、鈴木辺りが呼ばれているが、鈴木が2列目を活かす術を身につける事が出来たら序列は一気に上がるかもしれない。また、永井に関しては森保監督が3-4-2-1を導入するとすれば、そのワントップの適性だけならば大迫以上に秘めている可能性もある。鎌田はブンデスでどれだけやれるか次第、北川はオーストリアからステップアップが叶えば、代表復帰もあり得るか。
…とまぁ、見ての通り、GKと柴崎の相方となるボランチ以外は基本的に人選が固定されている森保ジャパンではありますが、メンバー固定する事自体に反対ではありませんが、選手層のブラッシュアップなどは予選や強化試合を通じてやっていかねばならない事です。
1年後、そしてカタールW杯を迎える頃にはどんな布陣になっているのか、予想も大いなる酒の肴となりますね。
オリンピック…。
ではでは(´∀`)