競馬行ってスった話はまた今度書くね。
どーもこんばんは
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さてさて、本日のマッチレビューは2022FIFAワールドカップカタール大会アジア2次予選グループF、タジキスタン代表vs日本代表の一戦です。
初戦のミャンマー戦を敵地で2-0、続くモンゴル戦はホームで6-0と勝利し、2試合で8ゴール無失点と危なげない戦いぶりをここまでは見せてくる森保ジャパン。とはいえ、タジキスタン戦に限った話ではありませんがアジア2次予選は「魔境」とも呼ぶべきアウェイゲームが続くという難しさもあるので、その辺りをどう戦えるか…日本にとっても色んな意味での経験を積む戦いが続きます。
今日はコパ・アメリカの2試合を除くと、2017年から着用された現在のユニフォームでは初めて白のセカンドユニフォームを着用して臨みます。
両チームスタメンです。
前節、モンゴル戦から日本は負傷離脱した冨安健洋を含めてメンバーを4人変更。遠藤航、伊東純也、永井謙佑に代わって橋本拳人、堂安律、鎌田大地がスタメンに名を連ねています。また、冨安に代わってスタメン出場となったセンターバックの植田直通は森保ジャパン発足以降、U-22メンバー主体で臨んだコパ・アメリカを除いては初めてのスタメンとなりました。
本日の会場はタジキスタン、ドゥシャンベのパミール・スタジアムです。このスタジアムの近辺には「ドゥシャンベ動物園」もあるそうで。
日本代表はかつて、2014年ブラジルW杯アジア3次予選の際にタジキスタンと2試合を戦っており、このスタジアムで行われたアウェイゲームでは4-0で快勝しました。今回の代表メンバーで当時のタジキスタン遠征に帯同していたのは川島永嗣、吉田麻也、原口元気の3名です。(大阪長居スタジアムで行われて8-0で勝利したホームゲームには上記3名に加えて長友佑都、権田修一、酒井宏樹も参加している)
試合は前半から全体的には日本ペースだったものの、タジキスタンの強度の高いプレーや人工芝への適応に苦しんでいるのか、モンゴル戦のように楽な展開には持ち込む事が出来ず、どちらに転んでもおかしくないような時間が続いていきます。
タジキスタンもタジキスタンで、ちょうど8年前の対戦時よりもチームとしてのレベルが上がっており、簡単にボールを手放すような事もなく23分にはイーソン・パンシャンバが抜け出してGKと1対1の決定機も創出。これはGK権田修一の好セーブでなんとか失点は回避しますが、予想以上にスリリングな展開を見せていきました。
前半アディショナルタイム、鎌田とのパス交換から抜け出した中島翔哉のクロスを絶好調南野拓実が頭で合わせたものの、これはGKルスタム・ヤチモフの正面。激しい応酬が見られた前半にゴールネットが揺らされる方は無く、前半は0-0で終えます。
後半立ち上がりもどこかもどかしく、そして時折ヒヤリとする時間が続きました。しかし53分、中島のクロスに南野…という前半終了間際の決定機に似た場面が訪れると、これを南野が今度は頭で合わせて日本が遂に先制。南野はこれでミャンマー戦、モンゴル戦に続いてW杯予選開幕3戦連続ゴール、更に国際Aマッチではパラグアイ戦を合わせて4試合連続ゴールとなりました。
大アウェイの雰囲気の中、タジキスタンのペースに飲み込まれてしまいそうな時間もあった日本でしたが、先制点を取った事で落ち着きや本来のポテンシャルが活きるようになってきました。55分、パス交換の流れから酒井宏樹がワンタッチで折り返すと、再び南野が押し込んで日本が追加点!
その後は一進一退の時間がまた続き、タジキスタンもヒヤリとさせるような攻撃を繰り出してきても慌てる事はなく落ち着いて対処。最後はまたしても酒井のクロスに今度は途中出場の浅野琢磨がゴールを決めて3点目を獲得した日本はタジキスタン相手に3-0の勝利を収め、大アウェイの環境の中3試合連続の完封勝利を収めました。
サッカーを観るようになってからそれなりの時間が経ちましたが、やっぱり地力というか、チーム力としての下敷きは着実に上がってるんだなー…というのがポジティブな感想ですかね。大アウェイ、タジキスタンの勢いに多少飲まれても、あまり崩れるに完勝と言えるスコアを残した事は上出来でしょう。
前半の戦いなど、確かに課題も多く、3-0で勝利した事を手放しで評価する必要も過大評価する必要もありませんし、「なんか気がついたら3-0で勝ってた」みたいな今日の試合では分析・修正も当然必要になってくる訳ですが、なんか気がついたら3-0で勝ってたというシチュエーションを体現した事は成長の証としてもいいのではないでしょうか。
松木さんのVネック発言は最後まで拾ってもらえず…。
ではでは(´∀`)