5日連続のマッチレビュー更新。
どーもこんばんは
やってるとJリーグ見ちゃうし、Jリーグ見ちゃうと書いちゃうし…。
さてさて、本日のマッチレビューは明治安田生命J1リーグ第32節、浦和レッズvs川崎フロンターレの一戦です。
J1的には次は第31節で、第32節は11月23日に開催されますが、浦和のアジアチャンピオンズリーグ決勝進出に伴い2試合前倒しの日程に変更されました。ド過密日程の中、気がつけば残留争いの渦の中に巻き込まれている浦和。広島、鹿島、川崎、そしてFC東京と上位陣との戦いばかりが続く死のロードを耐え切る事は出来るのでしょうか。
ただ、ルヴァン杯決勝を戦った川崎も川崎でそこそこ過密日程。今日の試合は総力戦的な状態になるのかもしれません。尚、浦和は前節鹿島戦で大槻毅監督が退場処分を受けた為、今日は上野優作ヘッドコーチが代行で指揮を執ります。
両チームスタメンです。
本日の会場は埼玉県さいたま市、埼玉スタジアム2002です。
浦和のACL決勝は11月10日に敵地、サウジアラビアで第1戦。そして優勝チームの決まる第2戦は11月24日にここ、埼玉スタジアムで行われます。今日の試合を終えれば、次の埼スタでのゲームはもうACL決勝です。浦和としては景気付けの勝利を挙げたいところ。川崎にとっても、先週にルヴァン杯を制した良い思い出の残るスタジアムです。
2日後にはサウジアラビアへの移動を控える事も考慮して大きくメンバーを入れ替えてきた浦和。試合開始早々は浦和がチャンスを作った時間もあったものの、やはり試合は川崎が終始押し込み続けていく展開になり、攻め込む川崎、耐える浦和の構図が早くも形成されます。
ただ、浦和もしっかりブロックを組んでディフェンスをしてきた事で、川崎も中々攻撃の糸口を掴み切る事が出来ません。それでも攻めあぐねていた35分、齋藤学のクロスをマウリシオがクリアするも、このボールを拾った守田英正が頭で繋ぎ、これを受けた脇坂泰斗がDFを振り切ってミドルシュート。今年ブレイクし、そして負傷で長期離脱となった中村憲剛の代わりとしても期待される若武者のゴールで川崎が先制します。
結局浦和は前半最後までなかなか攻撃の糸口は掴む事が出来ません。終始川崎がボールを落ち着かせ、谷口彰悟のクロスバー直撃弾も見せるなど、川崎が安定した試合運びで川崎リードで前半を終えます。
後半は浦和も左サイドからの攻撃を中心に押し込み、チャンスを創出出来るようになります。58分に阿部勇樹を投入すると、阿部を守備に専念させる事で柴戸海も攻撃に積極的に絡みに行けるようになり、山中亮輔に柴戸や柏木陽介が絡む事でクロスまでは持っていけるようになりました。
75分には温存していた関根貴大も投入して同点弾を狙いに行く浦和。しかし無情な展開に見舞われたのは78分でした。家長昭博のパスを受けた守田が完璧なクロスを上げると、森脇良太の背後を突いて抜け出した途中出場小林悠がドンピシャのヘディングシュート。これが決まって川崎が大きな追加点を挙げます。
関根同様に温存されていた興梠慎三も投入して1点を狙いに行く浦和でしたが、最後まで川崎のゲームコントロールを前に崩す事が出来ず。アディショナルタイムの4分はあっという間に過ぎ去り、川崎が2-0で勝利し連勝を飾りました。
広島戦や鹿島戦同様に自陣でブロックをきっちり組むところから始めた浦和でしたが、やっぱりあのサッカーで先制点を取られると苦しくなりますよね。今日については前述の2試合とは異なり、攻撃の面で良い形も作れていました。しかし今日ワントップの位置に入ったマルティノスも本来は2列目の選手ですし、クロスを上げる事は出来てもクロスの先に誰もいなかった。全体としてどうも、ちぐはぐ感を最後まで拭えなかった印象ですね。
さ、プレミア12観よ。
ではでは(´∀`)