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モウモウ〜プレミアリーグ第13節 ウェストハム・ユナイテッドvsトッテナム・ホットスパー マッチレビュー〜

監督解任っていうイベントがある度に飛び交う名前「モイーズ」「セホーン」「ハリルホジッチ

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビューイングランドプレミアリーグ第13節、ウェストハム・ユナイテッドvsトッテナムホットスパーの一戦です。

 

 

 

時は今週11月20日、衝撃的なニュースが世界中に走りました。トッテナムを今の地位に押し上げ、昨季は決勝でリバプールに敗れたものの、UEFAチャンピオンズリーグで準優勝に導いたマウリシオ・ポチェッティーノ監督の解任をクラブが発表。今季のトッテナムは不振は不振でしたし、ポチェッティーノ解任自体は予想された事でもありましたが、更に驚きだったのはその後任に就いたのがジョゼ・モウリーニョだったという事。フリーの身だったとはいえ、スペシャル・ワンにタクトを委ねたスパーズの新たな戦いが始まります。

一方のウェストハムも、名将マヌエル・ペジェグリーニ監督の下で期待されたシーズンではありましたが、彼らも彼らでスランプ中。モウリーニョの初陣は悩める2チーム同士の対戦となりました。

両チームスタメンです。

 

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本日の会場はイングランド、ロンドンのロンドン・スタジアムです。

 

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ウェストハム・ユナイテッドの本拠地であるこのスタジアムは2012年にはロンドンオリンピックのメインスタジアムになりました(サッカーの決勝はウェンブリー・スタジアムで開催)。2017年には世界陸上も開かれるなど、イングランドのスポーツ界に於いてその地位を高めているスタジアムの一つです。

 

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前半から試合の主導権を握ったのはトッテナムでした。前半途中からルーカス・モウラソン・フンミンの位置関係を入れ替えたりと試行錯誤はしながらも、基本的にボールは終始キープし続けて、決定的なチャンスが多かった訳ではありませんがウェストハムに攻める時間と隙を与えないサッカーで試合を進めていきます。

 

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そして迎えた36分、トッテナムは縦パス1本で一気に局面を打開すると、この縦パスを受けたデレ・アリがスルーパスを送り、これに抜け出したソン・フンミンのゴールでトッテナムが一点先制。モウリーニョスパーズの初ゴールはアジア人選手の左脚からもたらされる事となり、更に43分にはデレ・アリが左サイドで粘ってスルーパスを出すと、抜け出したソン・フンミンがグラウンダーのクロスを送り飛び込んだルーカス・モウラがゴールを決め、トッテナムが2点をリードして前半を終えます。

 

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後半も試合はトッテナムペース。後半立ち上がりの決定機はシュートミスで逃してしまったものの、50分にセルジュ・オーリエの右からのクロスにハリー・ケインがベストタイミングで合わせてトッテナムウェストハムの出鼻をくじくような3点目をゲット。

 

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しかし、ここからウェストハムの反撃とトッテナムのペースダウンが重なって試合は急展開を迎えます。ここからの時間はウェストハムが攻め込む時間が続き、73分に途中出場のマイケル・アントニオが豪快なシュートを決めて1点を返すと、アディショナルタイムにはコーナーキックからアンジェロ・オグボンナが合わせて2点差。しかし同点に追いつくには時間が足りず、オグボンナがゴールを決めた直後に試合終了。最後はヒヤヒヤする展開ではあったものの、なんとかトッテナムが3-2で逃げ切ってモウリーニョ体制の初陣を飾りました。

 

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…まぁ、怪我人も多い中、今季のトッテナムはアウェイゲームでの勝率も悪かった中で、モウリーニョ監督体制での初陣を勝利で飾る事が出来たのはとりあえず内容は問わずして良い事だったと言えるでしょう。内容に関しても、3点目以降は危なっかしい展開ではあったとはいえ、前半開始からケインの3点目が決まるまではパーフェクトに近い出来だったと思いますしね。

逆にウェストハムからすれば…幻のゴールもあっただけに、もう少し早くエンジンを入れられていれば、或いはケインの3点目だけは防げていたら…という点が悔やまれます。

 

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やっぱモウって絵になる。

ではでは(´∀`)