今朝のCLで観戦中のセルヒオ・ラモスの有能監督オーラ異常でした。
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューは明治安田生命J1リーグ第9節、ガンバ大阪vs横浜FCの一戦です!
前節、川崎フロンターレとの首位攻防戦に惜しくも敗れたガンバ。順位は落ちたとは言え、まだ3位の座はキープしております。3位だよ3位。この時期に3位だよ。この時期に!
…なんにせよ、今現在のJ1は若干川崎が独走ムードにある状態です。優勝を目指すならこれ以上引き離される訳にはいきません。昇格組で、現在4連敗中の横浜FCをきっちりしっかり叩いておく事の重要性は長いシーズンで見ても最終結果を左右するものになってきます。
両チームスタメンです。
遂に…遂に夢の昌子源、三浦弦太、キム・ヨングォンで織りなす日韓代表3バックが実現しました!もうこれだけで、もうこれだけで心躍る響きですよ…。MFとなる5人とツートップの一角に入る宇佐美貴史のところは川崎戦と変更ありませんが、今日はFWに怪我から復帰したアデミウソンが帰ってきました。開幕から怪我人に悩まされていたガンバにとっては、ようやく理想形とも言える11人が揃ったのではないでしょうか。
天皇杯を除くと、これまでにガンバと横浜FCが戦ったのは2007年のJ1と2013年のJ2の2シーズンで4試合のみ。ガンバは負けこそしていませんが、1勝3分で引き分け先行と相性が良い相手という確証は持てていません。2007年のドローは悪夢だった…。これまでは万博記念競技場での試合でしたので、このカードでは初のパナスタ開催となります。
試合前には100試合出場のキム・ヨングォン、150試合出場の小野裕二、そして記録更新を成し遂げた遠藤保仁の表彰が行われました。
横浜FCはリーグ再開以降採用し続けていた3バックからシステムを4バックに変更し、序盤から自陣にがっちりブロックを組んで挑んできました。その影響もあって、ガンバはラインを押し上げてボールキープは出来るものの、なかなか押し込むところまで押し込み切れない、優勢ではあるけど…みたいな少しもどかしい展開が続いていきます。
するとガンバは宇佐美貴史や藤春廣輝の左サイドからチャンスメイクを積極的に試みるようになり、それでバイタルエリアに出来たスペースを中に入ってきた小野瀬康介が突く、ミドルシュートなんかを積極的に狙っていくようになります。それが身を結んだのが34分、小野裕二のパスを受けた小野瀬の強烈なミドルシュートがアデミウソンに当たってコースが変わりガンバが先制点!
前半はガンバがリードして終えます。
ですが後半は流れが一辺…という程では無いものの横浜FCにボールを持たれる時間が前半より多くなり、ガンバもガンバで小さなミスが増え始めて来ました。横浜FCの前への圧力も増してくると、60分には藤春のミスを突いた皆川佑介が粘り、GK東口順昭と交錯したこぼれ球にパリ五輪世代斉藤光毅が詰めて横浜FCが同点弾。ここに来て試合は振り出しに。
失点直後にはアデミウソンと小野裕二を下げて倉田秋とパトリックを投入。しかし流れは変わるどころか、ここから横浜FCがガンバを何度も窮地に追い込むようなシーンを作り始めます。66分にマギーニョのクロスに斉藤が頭で合わせたシーンを皮切りに、オフサイドで取り消されたものの直後には皆川にネットを揺らされ、更に76分には再び皆川、87分には途中出場のレアンドロ・ドミンゲスに決定的なシュートを打たれますが、東口のファインセーブ連続で何とか失点を防ぎます。…というか横浜さん、君らこれまで前半頑張って後半バテるタイプやったやんか…!
完全に劣勢に立たされたガンバ。宮本恒靖監督は79分には藤春と小野瀬を下げて福田湧矢と髙尾瑠を入れてサイドを両変えし、84分には宇佐美を下げて渡邉千真を投入。久し振りに例のスーパーパワープレー体勢に突入します。
そしてアディショナルタイム。
ラストワンプレーでコーナーキック。
キッカー井手口陽介。
ありがとうパトリック。
点取った後どこまで走んねんってくらい走るパトリック。
2-1で勝利。2-1で勝利!!!!
泣いてる。泣いてる…勝った…勝った……。
……とは言えども、試合としては結構修正点が多かったというか、後半に関しては正直なところ完全に負け試合でした。東口で何とか勝点拾ったみたいなところもありましたし……劇的勝利で全てを無かったことにする訳にはいかない事は認めざるを得ません。
ただ、昌子がフル出場で安定した働きを見せたれたのは収穫ですし、そもそも裏返せば今のガンバは負け試合を勝ちに持っていける馬力があるのも事実。この2点を示せた意義は大きかったと思います。
…ヤッタァ……。
ウタさん大爆発してるじゃん…。
ではでは(´∀`)