オルンガの行末や如何に。
どーもこんばんは
さてさて、本日は明治安田生命J1リーグの第10節が行われます。
ガンバ大阪…!…は、本日はサガン鳥栖との対戦予定でしたが、鳥栖に新型コロナウィルスの感染者が複数出た為延期となってしまいました。まずは鳥栖の皆様の一日も早い回復を…。
ただ、本日は私、私用の為にどのみちマッチレビューは書けませんでした…というか書けません。その代わりではないですが、第11節の注目カードの簡単なマッチプレビューと、過去の印象深い試合を1本ご紹介します。
追記♡(…の、予定だったんですけど予定変更でマッチレビューも書けることになりました。でもせっかく書いたのでこのまま更新します)
まずは現在の順位表と第10節の対戦カードを。
1位 川崎フロンターレ(25)
2位 ガンバ大阪(19)
3位 セレッソ大阪(18)
4位 名古屋グランパス(17)※
5位 柏レイソル(16)
6位 FC東京(15)
7位 浦和レッズ(14)
8位 サンフレッチェ広島(13)※
9位 北海道コンサドーレ札幌(12)
10位 ヴィッセル神戸(12)
11位 横浜F・マリノス(11)
12位 鹿島アントラーズ(10)
13位 ベガルタ仙台(9)
14位 清水エスパルス(8)
15位 サガン鳥栖(7)
16位 大分トリニータ(7)
17位 横浜FC(5)
18位 湘南ベルマーレ(4)
※第7節の広島vs名古屋の試合が延期になった為、この2チームは消化試合が1試合少ない状態です。
8月15日
14:00 北海道コンサドーレ札幌vs川崎フロンターレ@札幌ドーム
18:00 ベガルタ仙台vs清水エスパルス@ユアテックスタジアム仙台
18:00 横浜FCvs湘南ベルマーレ@ニッパツ三ツ沢球技場
18:30 大分トリニータvs横浜F・マリノス@昭和電工ドーム
19:00 浦和レッズvsサンフレッチェ広島@埼玉スタジアム2002
19:00 柏レイソルvsセレッソ大阪@三協フロンテア柏スタジアム
8月16日
18:30 鹿島アントラーズvsヴィッセル神戸@茨城県立カシマサッカースタジアム
注目カードその①
近年のJ1に於いて「ポゼッションサッカーでお馴染み」の代表格として挙げられる事も多い両チーム。昨季のルヴァン杯決勝戦ではどちらが勝つか全くわからないスリリングな攻防戦が繰り広げられたどちらにとっても期するところがあるであろう一戦。
まず最大の注目点で言えば「どこが川崎を止められるのか」。現在川崎は9勝1分。J1再開以後は8連勝という凄まじいスコアを残しており、前節大分戦後の大分の片野坂知宏監督のコメントも川崎が如何にエグいかを示しているようで話題になった。札幌はFW鈴木武蔵がベルギーに向かったため欠場となるが…その結末や如何に。
過去の名勝負
2019YBCルヴァンカップ決勝
北海道コンサドーレ札幌3(4PK5)3川崎フロンターレ
2019年10月26日13:10@埼玉スタジアム2002
札幌得点者:菅大輝(10分)、深井一希(90+5分)、福森晃斗(99分)
川崎得点者:阿部浩之(45+3分)、小林悠(88分、109分)
クラブ史上初の決勝進出、そしてクラブ史上初のタイトルを目指す札幌、リーグは2連覇中ながらもカップ戦タイトルは中々獲得出来ていなかった川崎が激突した決勝戦は「ルヴァン杯史上最高の決勝」にも数えられる激闘になった。
1-1で迎えた88分、大島僚太のパスに抜け出した小林悠のゴールで2-1になった時点で川崎の勝利は濃厚と思われたが、札幌はラストワンプレーで深井一希のヘッドで延長戦に持ち込む。今度は延長戦に谷口彰悟が退場になり、そのフリーキックを福森晃斗が沈めて札幌が再逆転に成功したが、川崎も再び追いついて優勝の行方はPK戦へ。PK戦では決めれば札幌の勝利…という場面で石川直樹のキックをGK新井章太が防ぐと、次の進藤亮佑のキックも止めて川崎をカップ戦初優勝へ導いた。
注目カードその②
注目の上位決戦。鳥栖戦が予定されていた2位のガンバの試合が延期になった事もあり、どちらにとっても今のうちに勝点を稼いで2位まで上がっておきたい。
セレッソは持ち前の堅守でここまで僅か1敗かつ僅か5失点しか喫していない。それに対して柏はJ1再開後は3連敗スタートとなったものの、第5節で湘南に勝利してからは5戦負けなし。特にFWオルンガは5試合で8得点を稼ぐなど、攻撃力が高いというよりも凄まじい破壊力を見せつけている。果たして試合はセレッソの組織が勝つか、オルンガ以外も含めた柏の強烈な個が押し切るか…その結末には大いに注目したい。
過去の名勝負
2018明治安田生命J1リーグ第33節
2018年11月24日14:03@ヤンマースタジアム長居
柏得点者:中山雄太(53分)、江坂任(58分)、クリスティアーノ(84分)
開幕前には優勝候補の一つにも挙げられていた柏だったが、ACLでのグループステージ敗退、終了間際での失点の多発により低空飛行が続いて下平隆宏監督を解任。後任は加藤望コーチを昇格させたが、これを機に事態は更に悪化の一途を辿り、このセレッソとの試合は「負ければ降格決定」という状況に陥った事で加藤監督も解任して岩瀬健コーチを昇格させてこの試合に挑んだ。その人事が当たったのか、柏の選手はこれまでの不振が嘘のようなプレーを見せてセレッソ相手に快勝を飾る。
…しかし、他会場では残留を争っていた湘南、鳥栖、名古屋のチームがよりにもよって全員揃って2-1で勝利。余りにも全てが遅すぎた柏は史上3度目のJ2降格を喫する事となった。
注目カードその③
2020年1月1日、色々な意味で遠い過去のように感じるが、完成した新国立競技場で行われる初のスポーツイベントとして開催された天皇杯決勝の再戦。
だが、現時点では鹿島も神戸も悩ましい状態が続いている。鹿島に関しては前節の鳥栖戦、前々節の大分戦で内容の伴った勝利を収めた事で光明も見えつつあるが、神戸に関しては10月以降はACLもある事を踏まえればこの時期にこれ以上勝点を落とす訳にもいかない。鹿島に関しては今年はある程度我慢の年と割り切っている感はあるが、神戸はそろそろ背水感も出てくる。
過去の名勝負
2014Jリーグディビジョン1第8節
2014年4月19日15:04@茨城県立カシマサッカースタジアム
神戸得点者:チョン・ウヨン(25分)、マルキーニョス(67分)、小川慶治朗(69分)
開幕から攻撃陣が躍動して2位に付けていた鹿島、そして昇格組ながらマルキーニョス、ペドロ・ジュニオール、シンプリシオ、チョン・ウヨンなど積極的な補強を行ってスタートダッシュを決め、3位にまで順位を上げていた神戸の上位対決。
試合は1-1で前半を終えると、後半に神戸のミスを突いたダヴィがゴールを決めて鹿島が勝ち越しに成功する。しかし67分に鹿島はPKを献上すると共に、青木剛がこの日2枚目のイエローで退場となった。このPKを元鹿島のマルキーニョスが決めて再び同点に追いつくと、直後にはマルキーニョスのクロスに小川が頭で合わせて遂に逆転。神戸にとって15年ぶりとなるカシマスタジアムでの勝利は、試合前の時点で首位の広島が引き分けた事により「クラブ史上初の首位」という冠まで付属する一勝になった。
新国立…。
ではでは(´∀`)