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レジェンド右サイドバック引退…内田篤人のキャリアを振り返る、あと個人的な感想と…〜よりによって最後ガンバかよ!編〜

今これを見てる段階では阪神0-2で負けてます。

 

どーもこんばんは

 

最後の締めを書くときには試合も終わっている頃でしょう…。

 

 

 

 

さてさて、本日…うん、まぁ、予期してなかった訳じゃないけど余りにも急に…という意味で驚きのニュースが入ってきました。

 

www.antlers.co.jp

 

 

 

内田篤人、現役引退。

 

 

 

このブログを観てくれてる方には今更説明するまでもないでしょうが、内田篤人のキャリアを振り返ると、鹿島に入団した2006年のルーキーイヤーに名良橋晃からレギュラーを奪取し、そこから不動の右サイドバックとして鹿島の3連覇に大きく貢献。右から内田篤人岩政大樹大岩剛(ちょこちょこ伊野波雅彦)、新井場徹の4バックの堅さたるや。

クラブとしては2010年の夏にドイツ・ブンデスリーガの名門シャルケ04に移籍。当時はまだ長友佑都インテルに行く前だったので「え!?シャルケ行くの!?」って結構な驚きでしたよ。そしてチャンピオンズリーグではその冬にインテルに移籍した長友との日本人対決もベスト8で実現して…。そのままベスト4まで行きました。

 

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もうこの時のシャルケの面子超好き。ノイアーだヘヴェテスだファルファンだラウールだエドゥだフンテラールだ……もう好き。マティプとかドラクスラーが出始めだったんですよね。

厳密な意味で、日本人選手のCL最高成績は宇佐美貴史バイエルン時代に到達した準優勝となっています。が、宇佐美自身もそう言っているようにちゃんと主力として貢献して…という意味での日本人最高成績はやっぱり10-11の内田こそ相応しかったと思います。

 

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代表でも2008年に岡田武史監督の初陣でデビューしてからはすっかり代表の常連となり、アルベルト・ザッケローニ監督体制では「史上最強」とも呼ばれた日本代表でも不動の右サイドバックでした。右内田、左長友の組み合わせはマジで世界レベルじゃね?って思ってましたもん。

チームの結果自体は残念なものになりましたが、怪我から驚異的な回復を見せて、内田本人としては悔しい思いをした南アフリカW杯のリベンジ的な意味合いもあったブラジルW杯……低調だったチームの中で内田の頑張りは目立ってましたね。

 

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ただ、この辺りから慢性的な怪我に苦しむことになって……代表デビューの早さや試合出場ペース的にも、代表キャップで遠藤保仁を抜く可能性があるのは内田くらいじゃないかとまで言われた時期もありましたが、この辺りからのキャリアは軽々しくブログに想像で書くわけにもいかないほどの日々だったと思います。長友、W酒井を含めた4人はそのままロシアにも行っていると思った時もありましたが…。ただ、これまで日本人選手がなかなか踏み込めなかったステージを次々と突破していった紛うことなきキャリアを鹿島で締めたというのは一番美しい終わり方だったのではないでしょうか。

 

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個人的な事を言うと、私がサッカーを見始めたのは当時小2だった2005年の途中、即ち開幕からちゃんと観たのは2006年からだったんです。ですので内田篤人という選手は初めて「うわ、なんじゃこのルーキー凄っげ」って感情を抱かせてくれた選手でした。

そのルックスから結構誤解されがちというか、その辺が先行したイメージで語られちゃう事の多い選手でもあるんですが、実は内田のプレースタイルって結構渋かったり、長友ほど派手な事はしないけど見れば見るほど凄さがわかるというか、中々に玄人好みなプレースタイルだったりするんですよね。とにかく、自分もサイドバックやってた事も多少影響してるんですけど……鹿島ファンじゃないけど大好きな選手の1人でした。

 

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…よりによって最後の相手ガンバ大阪かよ!!

 

カシマスタジアム昌子源もいるって事柄が重なりすぎでしょ…。

つきましては「なんとか最後は勝って引退してほしい」とは思えなくなってしまいましたが、日本サッカーの一番良い時代を築いた功労者、レジェンドの次のステージに期待するばかりです。

 

 

 

そのまま0-2でした…。

ではでは(´∀`)