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どつぼ〜明治安田生命J1リーグ第25節前倒し分 ヴィッセル神戸vsセレッソ大阪 マッチレビュー〜

久し振りにサイゼリヤ行ってた。

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J2リーグ第25節前倒し分、ヴィッセル神戸vsセレッソ大阪の一戦です。

 

 

 

今日の試合は神戸がACLに参加する事に伴う前倒し日程ではありますが、そもそもそのACLの日程がなんのこっちゃわかんない状態に成り始めた混乱に加えてトルステン・フィンク監督に今季限りの退任報道が出るなどなかなか落ち着かない状態の神戸。対するは現在、唯一川崎を追える可能性が残っていると言えるポジションのセレッソです。引き分けが嵩んで勝点の伸びない神戸は5連勝中の2位チームを下して浮上のきっかけとする事が出来るのでしょうか。

両チームスタメンです。

 

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神戸はアンドレス・イニエスタが第11節柏戦以来約1ヵ月振りに復帰。大崎玲央も第13節以来のスタメン復帰となり、久し振りにトーマス・フェルマーレン-大崎-ダンクレーの3バックが揃いました。

セレッソはフル稼働が続いていた両サイドの坂元達裕と清武弘嗣をベンチスタートとして柿谷曜一朗、そしてパリ五輪世代の18歳西川潤がJ1では初のスタメン抜擢。また、キム・ジンヒョン、マテイ・ヨニッチ、松田陸の3人はここまで全試合フル出場が続いています。

 

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本日の会場は兵庫県神戸市、ノエビアスタジアム神戸です。

ホームズスタジアム神戸とかノエビアスタジアム神戸とか色々ネーミングライツはありましたけど、正式名称としては神戸ウイングスタジアムのままだろうって思い込んでたら、いつの間にか御崎公園球技場で完全に落ち着いてたんですねぇ。

 

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ゆっくりとボールを繋ぎながら攻め手を伺い続ける神戸。しかしセレッソは基本的にはポゼッション志向ではあるものの、彼等は神戸みたいな相手には「持たせる守備」を仕掛けてくる事もあって自陣でしっかりとブロックを組み、古橋享梧や藤本憲明が活きるスペースをことごとく潰していきます。

 

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前がかりになる神戸に対し、セレッソ都倉賢のスピードと推進力を活かしたシンプルな攻撃に徹します。しかし33分にそれは仇となり、奥埜博亮ポストプレーから都倉が抜け出してセレッソの決定的なチャンスになった際に都倉のシュートをGK前川黛也が弾き、そのこぼれ球を巡って都倉のラフプレーにより前川が流血して都倉には一発退場。一人少なくなった事でセレッソは西川を下げてDFの片山瑛一を投入してよりセーフティーにシフトします。

 

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その後は神戸ペース。リトリート体制がより顕著になったセレッソを押し込み、アディショナルタイムにはダンクレーの折り返しが生んだ混戦のこぼれ球をイニエスタがシュート。しかしこれは枠を逸れ、その直後の酒井高徳のシュートもミートせずに前半を0-0で終えます。

 

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ですが神戸ペースだったはずの後半、数的不利のセレッソが先に歓喜に沸きます。62分、レアンドロ・デサバトアーリークロスに飛び込んだのは柿谷!背番号8の今季初ゴールが生まれてセレッソが1点をリード。

 

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1点さえ奪っねしまえばそこからの展開はもはや今のセレッソの十八番。特に相手がポゼッションスタイルの神戸であれば尚更で、その守備戦術は一人少ない分より一層顕著に表れました。得点を奪ってからの30分に近い時間をほぼずっとフィールドプレーヤー9人が自陣に引き、神戸の攻撃を手詰まり状態に追い込みます。

 

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神戸はクロスを上げられる初瀬亮や小川慶治朗を投入し、フェルマーレンやダンクレーも攻撃参加していきましたが最後までセレッソの守備網をこじ開ける事が出来ず。結局、数的不利ながら「らしさ」をより色濃く発揮したセレッソが6連勝。神戸はこれで6試合勝ちなしとなってしまいました。

 

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都倉が退場した時点で若干セレッソには「最悪0-0でも」的な感じが生まれてたように見えたんですね。実際に今のセレッソはそれを遂行出来るチームな訳で。それだけにあの先制点はたとえ数的有利でも、いや、むしろ数的有利だからこそ神戸には致命的だったように思います。あのゴールのおかげで残り30分がああいう展開になる事は誰もが予想出来たわけですし……。

 

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【うれしはずかしじゅんいひょうのこーなー】

 

9月16日開催試合

サガン鳥栖0-2北海道コンサドーレ札幌

FC東京2-3大分トリニータ

横浜F・マリノス3-0清水エスパルス

ヴィッセル神戸0-1セレッソ大阪

 

1位 川崎フロンターレ(44)※1

2位 セレッソ大阪(39)※1

3位 FC東京(32)※2

4位 名古屋グランパス(27)※3

5位 鹿島アントラーズ(27)※1

6位 浦和レッズ(27)

7位 柏レイソル(26)

8位 横浜F・マリノス(24)※1

9位 ガンバ大阪(23)※3

10位 サンフレッチェ広島(21)※3

11位 ヴィッセル神戸(20)※1

12位 大分トリニータ(19)※2

13位 北海道コンサドーレ札幌(17)

14位 横浜FC(17)

15位 サガン鳥栖(14)※4

16位 ベガルタ仙台(11)※3

17位 湘南ベルマーレ(9)※3

18位 清水エスパルス(9)※2

 

※1 16試合を基準とした時、試合数が1試合多い状態。

※2 16試合を基準とした時、試合数が2試合多い状態。

※3 16試合を基準とした時、試合数が1試合少ない状態。

※4 16試合を基準とした時、試合数が3試合少ない状態。

 

セレッソは6連勝、札幌も10試合ぶりの勝利を収めた一方で清水が7連敗、神戸も6試合未勝利になるなど、各チーム明暗がハッキリ分かれる結果になりました。

 

 

ミラノ風ドリア。

ではでは(´∀`)