ギターの弦替えるタイミング逃してる。
どーもこんばんは
さてさて、いよいよ9月19日、イタリア、セリエAが開幕します!ですので、セリエAの今年の見どころと順位予想!やります!
今回はどっちかと言えば、これまでセリエA見てなかったけど今年から見てみようかなー…的な方の参考になるような形を目標に書いていきます。
新型コロナウィルスの影響で19-20シーズン終了がかなり延びた影響もあり、今年の開幕は例年より1ヶ月ほど遅い開幕となりました。特にチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグで勝ち残っていたチームなどにとっては準備期間もオフもすこぶる短い難しい入りになるかもしれませんので、その辺りも一つのポイントでしょうか。
ではまずはいくつか見どころを書いていきます。
①ユーベどうなる!?
11-12シーズンに無敗優勝を達成して以降、9連覇達成中のユベントスが目指すのは当然ながらその間一度も獲れていないチャンピオンズリーグとセリエA10連覇の達成。結局、昨季監督を務めたマウリツィオ・サッリ監督はチャンピオンズリーグではオリンピック・リヨン相手にまさかの敗北を喫し、そもそも中断期間明けは不調に陥っていた事もあって解任の憂き目に遭いました。今のユーベにとってセリエ制覇だけでは続投に値する材料と言うのは少し難しく、サッリ解任自体は予想していた人も多かったと思います。しかし意外だったのはその後任人事でした。8月9日、ユーベの新監督として発表されたのはクラブOBかつイタリアサッカーのレジェンド、アンドレア・ピルロでした。
「いずれは監督に…」とは多くの人が思っていたでしょうが、ピルロは監督初挑戦の場として20-21シーズンからユベントスのセカンドチームの監督を務める事が発表された日から9日後の出来事だったので全員が「!?」となったはず。最初はセカンドチームの監督として発表していた事からも、ユーベフロントとしては20-21シーズンからのピルロ体制は必ずしも計画していたものでは無いでしょう。若干ギャンブル感のある人事になったのは間違いありません。
サッカーに於いて、監督の出来不出来がチームの成績を左右する部分は言うまでもなく非常に大きいです。確かに現役時代のピルロはインテリジェンスが高く、サッカーIQとセンスの塊みたいな選手だったので監督向きの選手という印象は強い選手でした。とはいえ、例えばトップチームでの初めての指揮がFCバルセロナやレアル・マドリードでの監督業となって成功を収めたジョゼップ・グアルディオラやジネディーヌ・ジダンにしても、前者はセカンドチームの監督、後者はアシスタントコーチの経験があった訳で、今のところそれもないピルロ監督がどうなるのかはちょっと読めないのが正直なところ。
勿論、ピルロ監督が大当たりの可能性もあるし、ユーベの戦力であればその「個」を前面に押し出す事で監督としてのピルロの成長を待てる可能性もある。一方で当然、崩壊の道を歩む可能性だってある。難しいのは何かしら上手くいかない状態になった時に、ユーベは「ピルロの成長を待つ事」と「早い段階で見切りをつける事」の2つの必要性を天秤にかけなければならない事です。
②ユーベを撃破し得るチームはどこ?
バイエルン・ミュンヘンが支配するドイツ、パリ・サンジェルマンが君臨するフランス等と同じく、イタリアの覇権はずっとユーベの手の中にありました。ユーベもこの9連覇の間に監督交代を2度行いましたが、マッシミリアーノ・アッレグリにしてもマウリツィオ・サッリにしても、賛否両論はあれどユーベで監督をやらせれば少なくともセリエAは獲れるだろうと思える人事でした。
しかし今回はユーベが監督人事で冒険に出たので必ずしもそうとは言えず、逆に言えば2位以下のチームにとってはユーベの独占状態を打破する千載一遇のチャンスが訪れた事になります。
狙っていたかのようにこのタイミングでチームとして復活して来たのがインテル・ミラノです。ジョゼ・モウリーニョがチームを去ってから長い低迷期が続きましたが、チャンピオンズリーグ復帰も果たして少しずつ復調すると19-20シーズンはアントニオ・コンテ監督の下で復活を印象付けるシーズンとなりました。セリエAもヨーロッパリーグも惜しくも準優勝に終わったとはいえ、セリエではユーベに勝点差1にまで迫りましたし、今では戦力整備も相当なレベルになって来ています。
アタランタやナポリも有力なチームではありますが、優勝の可能性…というとさすがに有力とは言えません。今年に限れば優勝の可能性はユーベとインテルで50/50くらいなのでは。そもそもユーベの9連覇はコンテ監督がユーベを率いた11-12シーズンから始まりました。コンテに始まりコンテに終わるのもロマンティックと言えばロマンティック…。
では、セリエAの順位予想をば。
1位 インテル・ミラノ(昨季2位)
2位 ユベントス(昨季1位)
3位 アタランタBC(昨季3位)
4位 ASローマ(昨季5位)
5位 ナポリ(昨季7位)
6位 ACミラン(昨季6位)
7位 ラツィオ(昨季4位)
8位 フィオレンティーナ(昨季10位)
9位 ボローニャ(昨季12位)
10位 パルマ(昨季11位)
11位 トリノ(昨季16位)
12位 サッスオーロ(昨季8位)
13位 サンプドリア(昨季15位)
14位 ウディネーゼ(昨季13位)
15位 ジェノア(昨季17位)
16位 エラス・ヴェローナ(昨季9位)
17位 カリアリ(昨季14位)
18位 クロトーネ(2部2位)
19位 ベネヴェント(2部1位)
20位 スペツィア(2部3位)
ではでは(´∀`)