降り頻る雨の中で〜明治安田生命J1リーグ第21節 川崎フロンターレvsベガルタ仙台 マッチレビュー〜

よりによって今日に限って厚別と瑞穂なのお気の毒…。

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J1リーグ第21節、川崎フロンターレvsベガルタ仙台の一戦です。

 

 

 

前節にC大阪との1位2位直接対決を制してリーグ戦ではもう優勝へまっしぐら、なんなら優勝どころかなんかしらの記録を付属させた上での優勝すら現実的になっている無双集団川崎ですが、ルヴァン杯ではFC東京に0-2で敗れて決勝進出を逃した事で、ある意味その分もこの試合で…!的な半分八つ当たり混じりのモチベーションは更に高くなっているはず。そんな川崎に挑むベガルタ仙台……チームの債務超過と存続危機の中で、成績も10戦未勝利という現状。前節札幌戦では3-3で引き分けて連敗こそ6で止めたものの、3-1で2点リードしていたのを追いつかれるというしんどい展開でした。チーム状況としては正に対照的な両チーム。ルヴァン以外は全てが上手くいってる川崎、まるで呪われてるかのような仙台……果たして結果は!!

両チームスタメンです。

 

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首位天王山となった前節から川崎はメンバーを7人変更してきました。基本的にスーパーサブ的な起用が多い三笘薫は第14節以来の先発起用。山根視来に代わって右サイドに入ったジオゴマテウスは第13節以来のスタメンとなっています。仙台も札幌戦からはメンバーが4人代わっており、GKには守護神ヤクブ・スウォビィクが戻っています。

 

 

本日の会場は神奈川県川崎市等々力陸上競技場です。

今季のリーグ戦で唯一の黒星が豊田スタジアムでの名古屋戦である川崎は即ち、リーグ戦ではまだホームで1敗もしていません。ただ、先日のルヴァン杯では等々力の地で敗退を余儀なくされたので、その記憶と流れを断ち切る勝利をしたいところでしょう。

 

 

 

案の定というべきか、立ち上がりから完全に川崎のワンサイドゲーム中村憲剛大島僚太、田中碧とゲームメーカータイプを3人並べた3枚のMF陣で流動的にパスを回し、最終的には小林悠がゴール前でチャンスを得る機会も何度も作りましたが、スウォビィクのファインセーブなど仙台も何とか粘ります。

 

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仙台がその攻撃をケアする為に中央の3枚への対応を取ろうとすると、今度は待ってましたと言わんばかりに旗手怜央と三笘がワイドに開き、マテウス車屋紳太郎ともポジションチェンジをすることで中に絞ってきた仙台のDF間隔を再び広げさせてしまうというエグいやり方で攻め立ててくる川崎。それでも耐えていた仙台でしたが、41分に三笘のスルーパスに小林が抜け出すと、GKとの1対1を冷静に制して案の定川崎が先制。


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結局のところ、前半の多くの時間帯でほぼ70%の支配率を叩き出し、しかもそれを確実にチャンスに繋げていた川崎。仙台の攻撃の芽もしっかりと高い位置で形になる前に潰し切って、もう川崎のショーみたいな試合内容で前半を終えます。

 

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後半も川崎ペース。49分、高い位置でパスをカットした旗手のパスに抜け出した小林が再びGKと1対1のシーンを迎えますがこれもスウォビィクが阻止。直後の中村のFKもクロスバーに阻まれると、58分には車屋の折り返しに合わせた小林のシュートまでポストに当たってしまいます。圧倒的に押して一見完璧な内容に見えるけれど、2点目が取れそうで取れない…川崎にはもどかしく、仙台には一縷の望みを繋ぐ試合展開。

 

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いい加減勝ちたい、というか川崎相手なら引き分けでもただの勝点1ではない……何とか一点を取るべく木山隆之監督は交代策を駆使し、71分に長沢駿を投入してアレクサンドレ・ゲデスとの2トップにシステムをシフトします。そこからは上背のある2人を目掛けてサイドからのシンプルな攻撃が機能し始めてきました。

ラスト10分くらいは完全に仙台ペース。キレのあるサイド攻撃は首位川崎相手に惜しいシーンを多く作り出します。しかし中原彰吾のクロスに長沢が飛び込んだ80分のシーンがクロスバーに阻まれると、85分の道渕諒平の折り返しに反応したゲデスのシュートは枠外へ。88分には再び道渕のクロスに長沢とGKチョン・ソンリョンが競り合ったことでゴールマウスが空いた瞬間が生まれましたが、こぼれ球に詰めていたパラはシュートを打ち切る事が出来ず……。

 

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最後まで仙台の強烈なサイド攻撃にさらされた川崎でしたが、しかし今年の川崎がこれだけの快進撃を見せているのは守備にも安定感があるが故。押されはしたものの、最後は何とか粘って無失点に抑えて完封勝利。これで川崎は今季2度目の9連勝を飾り、一方の仙台は11試合白星なしという事になってしまいました。

 

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川崎からすれば圧倒的に試合を支配していた後半の立ち上がりに、或いは先制点をもっと早くに取れていれば終盤のバタバタは無かったとは思います。ただ、結局のところはこの展開でも守り切れてしまう、結局零封で勝ってしまう辺りは今の川崎の凄まじさというか……。仙台はよくやったと思うんですよ。サイドからのシンプルな攻撃、特に終盤の道渕と柳貴博の右サイドからの攻撃は凄く迫力がありましたし、得点の匂いも感じて川崎を焦らせるまでには至ったのですが……いつもとは違う角度から川崎の強さを見た試合でした。

 

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【うれしはずかしじゅんいひょうのこーなー】

 

明治安田生命J1リーグ第21節

北海道コンサドーレ札幌2-1湘南ベルマーレ

FC東京0-1ガンバ大阪

清水エスパルス2-3サンフレッチェ広島

名古屋グランパス1-0セレッソ大阪

柏レイソル4-3ヴィッセル神戸

鹿島アントラーズ3-2横浜FC

横浜F・マリノス4-0大分トリニータ

川崎フロンターレ1-0ベガルタ仙台

サガン鳥栖0-1浦和レッズ

 

1位 川崎フロンターレ(59)※1

2位 FC東京(44)※2

3位 セレッソ大阪(42)※1

4位 ガンバ大阪(41)

5位 名古屋グランパス(39)

6位 横浜F・マリノス(37)※2

7位 柏レイソル(36)

8位 鹿島アントラーズ(36)※1

9位 浦和レッズ(33)※1

10位 ヴィッセル神戸(32)※2

11位 サンフレッチェ広島(31)※3

12位 大分トリニータ(28)※1

13位 北海道コンサドーレ札幌(21)※1

14位 横浜FC(20)

15位 サガン鳥栖(18)※3

16位 ベガルタ仙台(12)※3

17位 清水エスパルス(12)※1

18位 湘南ベルマーレ(9)※3

 

※1 21試合を基準とした時、他のチームより1試合多い状態。

※2 21試合を基準とした時、他のチームより2試合多い状態。

※3 21試合を基準とした時、他のチームより1試合少ない状態。

 

 

上位直接対決として2位FC東京vs4位G大阪、5位名古屋vs3位C大阪のカードが組まれましたがいずれも1-0で順位が下に位置するチームが勝利。更に横浜FM、柏、鹿島といった上位戦線生き残りをかけるチームも勝利した為、2位以下の混戦には更に拍車がかかっています。

下位では札幌が6試合ぶりの勝利で13位に浮上。一方、下位の3チームは仙台が11戦未勝利、清水が4連敗、湘南が5連敗と低迷から抜け出せていません。

 

 

ヤットさんFKポスト当てたのね。

ではでは(´∀`)