残酷なまでに美しすぎた3点目〜明治安田生命J1リーグ第30節前倒し分 ベガルタ仙台vsヴィッセル神戸 マッチレビュー〜

世間のトピックが乃木坂一色だろうが淡々とJリーグを見るわし。

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J1リーグ第30節前倒し分、ベガルタ仙台vsヴィッセル神戸の一戦です。

 

 

 

神戸のACL出場に伴う日程変更により、11月18日に開催予定の第30節が本日行われます。

監督交代後4連勝と勢いに乗ったかに見えた神戸ですが、4連勝が止まってからは再び1分3敗と低調。もう神戸にとっては「リーグは捨ててACLを」でも良い状況になっていますが、それでも一つでも上の順位を目指したいところです。

一方、ご存知の通り状況が神戸より深刻&深刻&深刻なのが仙台。ピッチ外での大事件2つを抜きにしたとしても、現在仙台は14試合勝利が無く、遂に最下位にまで転落しました。最後に勝ったのは8月8日の第9節……そう、その試合の相手こそ神戸だったのです。ホームでまずは、まずはなんとか希望に繋がる一勝を…!

両チームスタメンです。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20201028174349j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20201028174355j:image

 

仙台は名古屋戦からスタメンを5人変更。特に4バックは平岡康裕だけ残し、あと3人をごそっと入れ替えてきました。ツートップは長沢駿と山田寛人でスタートし、アレクサンデル・ゲデスをベンチに置いています。

一方、変則日程により週末は試合のなかった神戸はアンドレス・イニエスタトーマス・フェルマーレンをベンチからも外して温存。共に普段はセンターフォワードを務めるドウグラス藤本憲明が同時に先発するのは今季初めてとなっています。

 

 

本日の会場は宮城県仙台市ユアテックスタジアム仙台です。

日本も開催地に立候補していた2023年女子ワールドカップの招致が実現していたら開催会場の一つになる予定だった球技専用スタジアム。昨季はホーム戦の戦績が9勝4分5敗で、途中ホーム6連勝も飾るなどホームに強い印象のあった仙台でしたが……今季は衝撃のホーム未勝利。昨季の第33節以降ホームで勝てていません。ここから神戸、広島、柏と続くホーム3連戦でなんとか一勝を挙げる事は叶うのでしょうか。

 

 

 

試合は大方の予想通り神戸がボールを繋いで仙台が構える試合展開に。基本的には神戸が仙台陣内でゲームを運びますが、基本的にはもう引いてブロックを固めてくる仙台の牙城をなかなか崩さず、シュート数と支配率の割には決定的なチャンスはなかなか訪れない時間が続きます。

 

 

 

仙台も左サイドでコンビを組むイサック・クエンカとパラを軸に左サイドからの攻撃とカウンターでチャンスはいくつかあり、仙台からしたら劣勢ではあるけれどある程度プラン通りではあるのかな、という形で0-0で前半終了。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20201028233419j:image

 

 

すると後半開始早々でした。左サイドでボールを持った古橋享梧がクロス性のボールを上げると絶妙な位置でバウンドしたボールはそのままゴールに吸い込まれて神戸が先制。

更に51分には左サイドの似たような位置、似たような状況でボールを持った古橋が似たようなボールを入れると、低いボールを郷家友太が頭で押し込んで僅か2分間の間にほぼほぼ同じ形から2点を奪いました。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20201028212241j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20201028212230j:image

 

ですがいい加減ホームで勝ちたい、いい加減負けられない仙台もここから意地を見せます。53分、セルジ・サンペールのクリアボールを関口訓充がゴールに近いところでブロックすると、そのボールに詰めていた長沢が自らゴールに蹴り込んで1点を返します。

仙台の守備のグダグダ感は拭えず、直後の55分にはまたしても左サイドを崩されてドウグラスに決定的なシーンを与えましたが、これはヤクブ・スウォビィクがスーパーセーブを見せて1点差を維持。ゲデスを投入して長沢との高さのあるツートップを活かしたい仙台はサイド攻撃に活路を見出し、76分には途中出場の佐々木匠のクロスが長沢を超えたところに飯尾竜太朗が飛び込み、劣勢の仙台が2点差を一気に追いつきます!!

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20201028224133j:image

 

今日こそいける!この流れなら勝機はある!今日こそホームで勝とう!レッツゴー仙台!!!!……ですが無情にも同点ゴールの直後、散々崩された古橋のスピードをなんとか減速させた仙台DFでしたが、バイタルエリアにこぼれたボールを拾ったサンペールが右サイドに完璧なパスを送り、右サイドの西大伍がワンタッチで完璧なクロスを送り、中央のドウグラスがあまりにも完璧なヘディングシュート……。なんとか粘って手にした振り出しも一瞬でまた神戸リードに。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20201028224152j:image

 

とにかく高さのあるFWという強みを活かすべく、仙台はサイドからのクロスを徹底して仕掛けていくものの、89分にはパラのシュートがGK飯倉大樹の好セーブに阻まれて一度手にした同点弾は遥か遠く……。試合はそのまま終了。神戸が仙台を振り切り5試合ぶりの勝利を収め、仙台はまたもやホーム初勝利を逃した上に15試合未勝利となりました。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20201028233358j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20201028233401j:image

 

 

仙台の何が辛いって、C大阪戦しかり川崎戦しかり、頑張ったのに……みたいなメンタルダメージの強い負け方が凄く多いんですよね。今日に関しては古橋に仙台の右サイドをギタギタにされて与えた決定機がゴールを含めて4〜5回あったように必ずしも勝てる試合を落とした、なんて事では無いんですけど、少なくとも2点目を取ったあの時は逆転も不可能ではない空気になっていました。それなのに……。まぁ、なんか、悪循環…って感じのゲームでしたね。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20201028212218j:image

 

 

神戸の3点目残酷レベルに美しかった。

ではでは(´∀`)